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超素人のアメリカドルと経済の話

単なる素人の持論だけど、こういうこともあるんじゃないかと思う。凡人が思う一般論です。

コロナの影響で景気や経済が悪いのは誰もが承知しています。それなのにアメリカ株式市場が大暴落から急騰なんておかしいですよね?

株式市場には、いろいろと仕組みや要因があるので実体経済とは乖離することもあるんですね。

ドルの価値という指数があるの知っていますか?

100が中間値で強くもなく弱くもないという値。100以下だとドルが弱く、100以上だとドルが強いこと示します。この記事を書いている時点で93.26なので、そこそこドルが弱いということを示しています。

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ちなみに指数は以下のサイトでみれます

コロナ危機が本格化する前までは指数が102.99でドルは少し強かったど、今は93に近い。もちろん、円高ドル安にもなっていますのでドルが弱いということが分かります。

ドルが弱い(ドル安)の要因は、いくつもあります。コロナ感染者増加、約32%のGDP悪化、景気減速、失業保険申請数が増加、景気指数悪化など。

最大の要因は、アメリカ政府の経済支援でドルを刷りまくっていること。現政権は、選挙前ということもあって大型追加支援をやりたいはず。トランプ大統領は、議会で承認を得られなければ大統領令で追加支援をするとも言っています。

そうなると、ドルの市場供給量が増えるので、さらにドルの価値が下落するはずです。

どのようなものに影響があるのか

①ゴールド(貴金属)やビットコイン(暗号通貨)の価格が上昇を続ける
特に富裕層はドルから安全なゴールドを買い続ける傾向が続いています。実際にゴールドの上昇率がすごい。3月1日に1560ドル、現在2024ドル。29.7%の上昇。ゴールドマンサックスは、近い将来に2300ドルに達すると予測しています。

②現金保有(預金、現金など)だと実体価値が下がる
事実、ドルの価値が3月半ばから9~10%落ちています。3月25日に102.99ドル持っていたとすると、現在の価値は93.26ドルくらい。額面は同じでも、価値は下落。これを考慮しない人が多い。

③アメリカ株式市場は、コロナ危機前の状況まで戻していない
コロナ危機前までの指数値近くまで戻しています。しかし、ドルの価値が9~10%下落している状況下、株価にも影響あります。ドルと同様に9~10%の価値が落ちたということ。要するに株価は戻っても実体の価値は戻っていない。アメリカ株式市場もドル建てです。

ドルの価値は、Federal Reserveが引き締めに入るまで弱いことが続くと予想されます。要するに経済が完全に戻るまでゼロ金利を維持するはず。おそらく、数年はゼロ金利でも仕方ありません。

すでに先週に購入したゴールドのETF(銘柄:GDL)は、約3%上昇しています。今年は、余剰金をゴールド購入に充てていこうと思ってます。