鍵盤ハーモニカ1人四重奏曲リリース
こんにちは
本日、J.S.バッハの【管弦楽組曲第3番よりアリア】を鍵盤ハーモニカで演奏して多重録音した音源を、2023/1/6に各種音楽配信ストアからリリースいたしました。
G線上のアリアの原曲で、ヴァイオリン2本・ヴィオラ・通奏低音のクァルテットで演奏される曲です。
管弦楽組曲第3番は金管楽器やティンパにも入りキラキラして祝祭的な曲で、このアリアは一陣の風がスッと吹き抜けるような爽やかな空気をまとっています。
本来でしたら弦楽器で演奏される楽器を吹く楽器で演奏しましたので原曲とはまた違った面白みがあります。
その吹く楽器も身近な鍵盤ハーモニカにしました(管楽器が演奏できない、というのもありますが、鍵盤ハーモニカにしたかった理由もあります)。
<使用楽器>
ヴァイオリンとヴィオラ
YAMAHA:ピアニカP-37E
通奏低音
鈴木楽器製作所:ハモンド44H
【鍵盤ハーモニカで収録した理由】
数年前、吹く楽器や歌が肩身が狭くなかった頃、鍵盤ハーモニカ奏者です、と名乗ったら「なんであんな子供のおもちゃを?」と質問されることが多々ありました。
鍵盤ハーモニカはとても特殊な立ち位置にいます。
ある国ではバンドの一員の楽器として時にはメインで時にはバッキングで活躍しています。
またある国ではリードや空気室を覆っているカバーがねじ止めではなく接着剤で止められていてメンテナンスもできない。。。子供のおもちゃで使い捨てだからだそうです。
そして他の国では教育楽器で楽曲を演奏する楽器ではなくおもちゃ寄り。
一つの楽器がこんなにも色々な立ち位置にいるのも珍しいと思います。
日本国内でも昭和36年には作られていたくらいの歴史はあるのに。
不思議な楽器です。
その不思議な立ち位置の楽器で演奏することで、ちゃんと楽器の仲間だと伝えたい、という思いもあり鍵盤ハーモニカで収録することにしました。
昭和歌謡のバッキングに参加していたり、テレビなどのBGMでも使われていた経歴のある鍵盤ハーモニカ。好きになってくれる方が増えたらいいな。
早速聴いてくださった方々から嬉しいコメントをたくさんいただきました。
心地よくて寝落ちしちゃいました
オルガンの音みたいで心が落ち着きました
癒されました
鍵盤ハーモニカの可能性に希望が
朝から幸せで涙腺が危険です。
どうぞ聴いてみてください。
お使いの音楽再生アプリでダウンロードもストリーミング再生もどちらもできるようになっております。
よろしくお願いいたします。
最後までお読みくださりありがとうございます💕
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