わたしとあなたの7年
みなさんこんばんは、Ricaです。
今日も1日お疲れさまでした。10月がスタートしましたね。秋らしく過ごしやすい季節になってきました。お気に入りのCABaNのカーディガンを羽織ることができて嬉しいです。
前回の初投稿の日記に、想像以上の反響をいただきびっくりしています。Xのフォロワーさんから「読んだよ」と報告を受けるたび、嬉しくて心の中で小躍りしていました。自分の気持ちを素直に伝えられる場所があること、そして読んでくださる方がいること、さらに反応をくれる方がいることに感謝して。これからも続けていきたいな。
さてさて本日は2024年9月を振り返っていきます。
個人的に超濃厚な1ヶ月でした。こんなに感情が揺さぶられた月はなかったんじゃないかな？
ツイートのとおり、一生忘れることのない甘く切なく愛おしい1ヶ月でした。
●念願の福岡出張へ
9月上旬、お仕事で福岡に行きました。はじめての福岡、しかも1人で！！！今までは上司と一緒に行くことがほとんど、何かと気を張りっぱなしの出張が多かったのです。あまりに嬉しくて8月頃に福岡のおすすめを聞いちゃいましたね。おすすめいただいたお店や食べ物は全制覇したのでは？というくらい食べてきました。
博多と言えばとんこつラーメン！ラーメン大好きなので、おすすめされた瞬間から絶対に食べると心に決めていました。開店10分前にお店に着いたらすでに長蛇の列、灼熱のなか30分ほど並んで食べたラーメンはもう最高でした。濃厚でクセになるお味、また食べたいな。
大好きな鈴懸の本店も訪れることができて嬉しかったです。ここぞとばかり買いました。両親、親友、非常勤さん、自分用にも。紙袋を見るたびにテンションが上がります。
他にも伊都きんぐの苺入りどら焼き、鮭明太などを買いました。ぜんぶ美味しかったです。
そして…ずっとお会いしたかったフォロワーさんとごはんに！！！
Xを始めた初期から相互フォローで福岡にお住まいなのは知っていたのですが、お誘いするのも迷惑かな、気持ち悪いかなと思い迷っていたところ、なんとお誘いしていただき念願の対面へ。
もうね、幸せすぎました。
すっっごくお綺麗でスタイルも抜群で聡明で優しく気さくで。Xでやり取りをしている頃から賢くて素敵な方だなぁと思っていましたが、実際にお会いすると想像の何億倍も素敵でした。(綺麗すぎて数分おきに「綺麗ですね」って言っていた気がします笑。ただの変態じゃん)
同世代なのでお互いの近況から仕事のこと、プライベートなこと、Xで共通のフォロワーさんのことなど、美味しい水炊きを食べるのも忘れおしゃべりに夢中になっていました。
平日の夜だったにも関わらず、ごはんの後にはカフェにも付き合っていただいて。誰もいないレトロな喫茶店で一緒に飲んだウィンナーコーヒーの味は絶対に忘れません。
美味しいほうじ茶までいただき、喜びを噛み締めながらホテルへと戻りました。わたしも会えるのが楽しみでささやかな手土産を用意していたのですが、喜んでもらえてよかったです。
福岡、素敵な街でした。住みたいです。全然親戚とかいませんけど、大好きなフォロワーさんが近くにいてくれるし絶対楽しい。
仕事で嫌なことがあるたび、挫けそうになるたびこの福岡での夜を思い出しては乗り越えてきました。幸せな記憶は自分を強くしなやかにしてくれますね。
取引先とお会いして打ち合わせして会食、そのままその日は直帰。翌朝は会議から始まり半分夢心地で終わらせて、両親へ会いに行きました。その日は、もうすぐわたしの誕生日ということで、豪華なお寿司でお祝いしてもらいました。福岡のお土産を渡したらはしゃいでいましたね。
翌日は大学からの親友2人とランチへ。7月に転勤をしてからはじめて会ったのですが、新しい環境やわからない仕事にすっかり参っているわたしを心配し、転職してもいいんじゃない？と背中を押してくれました。ラストチャンスだと思うよという言葉がやけに響いたことを覚えています。
親友たちとランチからのカフェをはしごして、わたしはハーブピーリングの予約をしていたのでそのままサロンに。2人は夜ごはんの準備のため帰宅。
その日の夜、3人のグループLINEで親友A氏が「わたしたちが大学生だったらRicaちゃんの施術が終わるまでお茶しながら待って、合流して、飲みに行ってカラオケしたりずっと一緒にいれたのにね」とメッセージを投下したんです。なんだか切なくなっちゃいました。学生の頃のように無限に一緒にはいられない、いつでも会える距離にいるのに、3人の予定を合わせて会えるのは2ヶ月先のこともある。それでもこうして、30代半ばになっても、ずっと変わらず仲が良いわたしたちの関係を誇らしく思っていますし、会える時間が短くなったからこそ、濃密なときを過ごしていきたいですね。
●7年ぶりに好きだった同期から連絡がくる
忘れもしない、月曜日の深夜に同期からLINEがきたんです。連絡を取るのは実に7年ぶり。ドキドキしてすぐに開けませんでした。
意を決して開いたLINEには、「退職した」ことが書かれていました。
同期は研修のグループが一緒で仲良くなった、そして密かに好きだった人です。彼は周りが振り返るほどのイケメンで、どこにいても目立っていました。頭の回転が早くおもしろくてイケイケ。でも実は人見知りでひたすらに優しくて気遣いができる人。単なるイケメンだったらきっと好きにはならなかった。いい意味で“年相応の関西出身の普通のお兄さん”というところに惹かれていました。
2人で飲みに行ったことも一緒に試験勉強をしたこともあったけれど、彼には彼女がいて、わたしにも彼氏がいた。だから「好き」という気持ちは本人にはもちろん誰にも言えなかった。でもいま振り返ると気持ちは溢れていたと思います。そしてわたしの思い上がりじゃなければ、彼も同じ気持ちでいてくれたような気がします。
そんな彼が会社を辞めた。同期ではなくなってしまった。
会わなくても連絡を取らなくても心の拠り所だった同期、でもいつか辞めるんじゃないかなとも思っていました。
彼は誰が見ても出世街道を走っていて、辞めるときには随分と引き留められたそうです。華やかなルックスと抜群の社交性、頭もいいし誠実だから、そりゃそうだよねとビールを飲みながら思いました。
退職は4年以上前から考えていて着々と動いていたそうです。
わたしよりはるかに激務な部署にいて、きっちり仕事をこなし資格も取って華麗に転職をした彼。久しぶりに会えた喜びや懐かしさ以上に虚しさがわたしの心の中には広がっていました。彼が努力していた時間、いったいわたしは何をしてきたのだろうと。酔っているのにやけに冷静で一睡もできませんでした。
でも少し時間が経つと、あの頃以上にかっこいい彼と30代半ばで再会できた幸せを噛み締めようと思えるようになりました。
つらく大変なことがいくつもあっただろうと容易に想像がつく激務部署でエースとして存在し弱音ひとつ見せず、ずっとかっこいいままでいてくれた。かつて好きだった人が中身も外見もかっこいいままだなんて最高じゃん、と。
わたしも転職を考えていることを伝えたら「本当にやりたいことがあるなら応援するけど、そうじゃないならもう少し頑張ってみたら」と言われました。両親も親友たちもXのフォロワーさんたちもみんな転職推進派だったのに、転職をした同期の彼だけは違いました。
やりきったと思えたときに転職したらいいよと。真面目な話もしたけれど、大半はくだらないことや思い出話ばかり。昨日まで一緒に研修を受けていたのかな？と錯覚してしまうほど、離れていたことを感じませんでした。
それでもこうして会えるのは今日が最後なのだと。
Ricaちゃん全然年取ってないやん！綺麗なまま！と笑うあなたこそずっとかっこいいままだよ。
7年間、会うことも声を聴くことすらなかったね。でもこうして会えた。2024年9月に。
連絡を取り合うこともきっとないけれど、もし、また、いつか再会できたときに、会ってよかったと思ってもらえるよう毎日を丁寧に大切にしっかり生きようと強く自分自身に誓いました。
●退職、転職その先の未来
Xで転職を考えていると宣言してから、退職金の計算をしてみたり転職サイトをのぞいてみたりと色々していましたが、同期の彼に何がしたいか聞かれてすぐに答えられない自分に気づきました。
今までは仕事に追われ、何がしたいとか何に向いているかなんて考える余裕もなかった。
でも、このタイミングで同期が退職し、かつてないほど自分のことや未来のことを考えています。
12月に社内の試験があるので、2ヶ月間はその勉強を頑張ろうという気持ちに落ち着きました。その試験に合格すれば、会社に在籍しながら約1年ほど大学の講義やゼミを受けることができるのです。
狭き門ですが、せっかくのチャンスだしやってみます。
あとはいつでも退職できるよう、身綺麗にしておくこと。不要なものを処分しようと断捨離も高まっています。
今の部署での仕事に対して、まったく1ミリもやる気が出ず、どんよりと淀んだオーラを漂わせながら出社していましたが、同期に恥じない人生を送ろうと決意してからは背筋がピンと伸びました。辞めるかもしれないけれど、目の前の仕事に向き合ってみよう、できることを全部やってみようという前向きな気持ちを取り戻すことができました。
今すぐ転職をするわけでもなく、一旦踏みとどまるような形となりましたが、自分の気持ちは驚くほど変わりましたね。
●関西でのあれこれ
9月後半はお仕事で大阪へ。こちらは自由時間がほぼなしの出張でカツカツでしたが、そのまま週末に突入し、大阪に住む叔母と半年ぶりに遊びました。
鰻を食べたりお蕎麦を食べたりずっと食べて笑ってきゃっきゃしていました。楽しかった〜！
できたばかりのKITTEにも行ってきましたよ。めちゃくちゃ混んでいました。
阪急うめだのマイセンカフェでケーキを頬張りつつおしゃべり。わたしも叔母も食器が好きなので、テンション上がりました。お茶をした後は7階を散策、2人とも気に入った小皿をおそろいで購入しました。
陶芸家の道もありだよね〜と笑いながら素敵な食器たちを眺める至福のときでした。
叔母はつい最近まで看護師をしていたのですが、わたしがジョーダン半分で「好きだったお医者さんとかいなかったの？」と聞いたところ「いたわよ」とあっさりこう言われました。
22歳のときに一回り年上の先生を好きになってね、先生は結婚していたし子どももいたんだけど、不倫とかそういうんじゃなく純粋に尊敬の意味で好きだったの。だからわたし言ったの先生に。「好きです、きっと100年経ってもずっと好きです」って。
すごい告白…！とミルクレープを食べるのも忘れて聞き入っていました。叔母は茶目っけたっぷりに
「片想いは永遠なのよ」とも言っていました。いま振り返ると退職した同期の彼に対する伏線のように感じてしまいます。100年続く片想い、1度はしてみてもいいかもね。
阪急百貨店が大好きなので、飽きるまで叔母を連れ回しお買い物三昧。PRADAに寄ったときに「あなた半年前も同じの見てなかった？」と言われイケメン店員さんに微笑まれました。
飛び交う関西弁の中、標準語なわたしたち、大阪本当に大好きです。
叔母と別れ大阪の次は神戸へ。WayVというKPOPアイドルのライブに参戦するためです。
大阪にはしょっちゅう来ていましたが、神戸はなんと10年ぶりでした！先ほど登場した親友2人と夏休みに来た以来です。
お友達と合流して、約3日間神戸を満喫しました。連日通ったにしむら珈琲店、オムライスが本当に美味しかったです。モーニングを食べたりカレーを食べたり早起きして銭湯に行って豆腐屋さんの豆乳を飲んだりとほぼずっと食べていましたね。
肝心のライブですが、最高に楽しかったです。アリーナ席でメンバー全員の綺麗なお顔をしっかりと肉眼で拝むことができました。
WayVのライブについては、詳しくまとめたいなと思っています。本当にね、すごくよかったんです。人生で1番楽しかったライブかもしれない。そのくらい素晴らしかったです。
WayVって何？誰よ？という方は次回のnoteをお楽しみに。(ちゃっかり宣伝)
●東京でのあれこれ
今月はもうひとり、ずっとお会いしたかったフォロワーさんとランチをしてきました。これまたね、すっごくお美しい方！所作も美しく麗しい雰囲気で、めちゃくちゃおもしろいんです。たくさんお話できて幸せでした。
また違う日は、転勤で離れた職場の後輩と4ヶ月ぶりに虎ノ門ヒルズでランチ。お誕生日のお祝いです！とごちそうしてもらいました。嬉しかった。
後輩もミドサー独身彼氏なし勢なので、結構ディープなところまでお話しました。最後は「仕事やめたーい！」という結論に至って2人で笑うんですけどね。
●My Birthday
9月はわたしの誕生月でした。たまたま誕生日当日、母と会えることになり、仕事終わりに合流して2人だけで食事に行きました。
思えば、母と娘ふたりきりで誕生日を迎えるのは初めてじゃない？という話になりました。
実はかなりの難産で、母もわたしもこの世にいなかったかもしれない。父は医師に覚悟してくださいとまで言われたそうです。
36年前、たくさんの方々が力を注ぎ母が頑張ってくれたおかげで今のわたしがいる。お互い色んなことがあるけれど36年目まできたね、と笑ってお祝いしてくれた母とのバースデーディナーも一生の宝物です。
ちなみに母は36歳のとき、すでに2児の母をしており仕事もバリバリとこなすキャリアウーマンでしたが、当時の写真を見たらめちゃくちゃ綺麗で思わず変な声が出ました。加工なしで透明感あふれるキラキラなまなざし、一体どんな生活を送っていたのか聞いたら「忙しすぎてその頃の記憶ない！」と笑っていました。ここでも丁寧に毎日を生きていこうと思いましたね。
●最後に
2024年9月の振り返りを読んでいただきありがとうございました。
1ヶ月とは思えないほど色々あったでしょ？本当は何回かに分けて書こうと思ったんです。でも今日から10月だし、今日中に書き上げたいなと。
退職した同期のことを書くために、思い出をなぞり、似合う言葉を探す作業が苦しくて書きながら泣き、消しては書き、また泣くという行為を繰り返していました。
それでも気持ちに区切りをつけたくて書き殴りました。今は不思議とスッキリしています。
この日記を書いている間、ずっとGWSN(公園少女)の「Like It Hot」を聴いていました。大好きな1曲です。もしよければ聴いてみてください。
10月はどんな1ヶ月になるのかな。試験に向けて勉強に励みます。みなさんの10月が実り多い月になりますように。またね。
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