夏の終わりの再会
今日は久々に母の病院の先生と面談
実に3ヶ月ぶり.....
行ってみると母の写真を撮ってくれてて
「夏のご挨拶......」 的なカードが置かれていた
その写真の母は 目が開いていた
6月に橋出血で病院に運ばれた時は
まるで人の顔ではなくなっていて
目も開かないし、溶けたような潰れたような顔になっていて
生傷には強いくせに
人の形相の変化に弱い私は
ホラー映画のようで怖くって
会うことを避けてきた
先日の病院からの電話では
車椅子に座れる患者さんはお申し出をいただければ面会できますので 言ってくださいね.....というものだったが
それもお断りしちゃったんだょね......
先生の話では
流動食だが自分で食べれるようになっているそうだし
2時間くらいは座っていられるようになったそうだし
時々彼女らしいお怒りモード全開の時もあるらしく
すっかり人へと回帰し始めているぢゃぁないか.....
でも
会って 私ってわかるのかな?
まだ覚えているんだろうか......
私ってわかったら
長期にわたり一人病院に閉じこめやがって!!
って 怒るだろうか.....
何もかもが未知だ
ここから彼女はどこへ向かっていくのか
どうなっていくのか
どんな最期を迎えるのか
何故
その道を選んだの???
母に会えない間にいろんなことを考えた
今までは
潔くあの世へ旅立たない母を見てて悔しいような情けないような いろんな腹立たしさを感じたが
今はでそんな風には全然思わなくって
きっと 一番いいタイミングで 神様があの世へ誘ってくれるんだろうし
全ては天に委ねて、好きなだけ生きたらいいょって感じるようになった
だって人の人生だもんね
私がイライラヤキモキしてもしゃーないわけで
全てはベストなタイミングで仕組まれているわけだから
母の最期さえも
神様がわかってくれていて
だから何にも心配はいらないって思う
だから
人を疑い 世間を恨み倒して生きてきた彼女が
なんの因果か家族の私ではなく
あっという間に沢山のアカの他人にお世話される身体になっているのも
コロナのおかげで
人一倍寂しがりやな母が
娘に会えず、気にかけてもらえていないという悲しみに打ち拉がれなければならなかったのも
認知症になってもなお彼女に必要なこととして
神様は平等に扱ってるんだろう
そんな神様からの愛の中で
何を感じ
何に気づいて生きてるのだろうか.....
ひとまず落ち着いてくれた
もう3ヶ月もしたら
施設を探しましょう.....になるのかな
時間、大事に生きてね
お母さん.....
霊感強くて見えないものも見えちゃうくせに
宗教的なことや神秘的なこと、そして見えない世界が嫌いな人でした、うちの母(笑)
でも
神様に 結局最後は委ねてる......やん(笑)
今日もありがとうございます
満月の夜
みなさま 深い眠りへと誘われてください
のりこ