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習慣とは何かについて理解する @ 飽きっぽい私が習慣を育てるアプリを作った話

こんにちは、こんばんは。りぼっちです。

みなさんは成功者になりたいと思いますか?

私は、大きくなくてもいいので成功して、できれば良い生活がしたいと考えています。しかし私自身は飽きっぽい性格のため、今まで多くのことを諦めてきました。

そんな私が今では、苦手だった英語の勉強を毎日楽しんで継続できるようになりました。それが出来たのは習慣を作るにあたって「小さくはじめるよりも、小さい目標を設定する」ということが重要だと気づいたからです。

このマガジンでは、そこに至るまでの経験や考えについて話していきたいと思います。

序章として、習慣とは何かを理解する必要があるので、私自身の認識について紹介したいと思います。

結論から言うと、習慣とは「脳の恒常性(ホメオスタシス)による思考や行動の形状記憶」です。

習慣にしたいことは何か?

まずは、習慣化をする前提として、どのようなことを習慣にしたいと思っているのかについて認識を合わせます。

私は、これまで様々なことを習慣化しようと挑戦してきました。早起き、ランニング、読書、日記、勉強、瞑想、、、、何かを始めることは楽しいのですが、長続きしません。

これらの多くは良い習慣と呼ばれるものです。

例えば読書なんか、1 日 1 時間しただけで成功者になることが出来る。っと言われるほど良い習慣だと分かっているのに、なかなか習慣化できる人はいません。

このように習慣化したい対象は、良いと分かっているのに、なかなか習慣にならない事を身に着けることについて話したいと思います。

習慣とは何か?

私自身も習慣化について様々な書籍や論文を読みました。特に以下の書籍は、体系的にまとまっていると思います。習慣化することでのメリットや魅力について詳しく知りたい方には、おすすめです。

冒頭でも記載したように習慣を一言で表すと 「脳の恒常性(ホメオスタシス)による思考や行動の形状記憶」 です。

これについて一つ一つ説明していきます。

普段の習慣と悪い習慣の共通点

先ほど、良い習慣についての話をしましたが、あなたは既に様々な習慣を持っています。例えば、歯を磨く、お風呂に入る、ご飯を食べる、外から帰ったら手を洗う、トイレを使ったら流すなどです。

一方で悪い習慣もあったりしませんか?
テレビを見過ぎたりゲームをやりすぎる。喫煙や飲酒などもマナーを守らなければ悪習慣です。

それでは普段の習慣と悪い習慣の共通点は何でしょうか?

それは無意識に実行してしまうこと、止められないことです。これは脳の恒常性(ホメオスタシス)という機能が大きく関わっています。

恒常性(ホメオスタシス)とは

恒常性(ホメオスタシス)は、体を一定の状態に保とうとする機能で、自律神経やホルモン、免疫系などの作用によって成り立っています。

難しく考えなくても大丈夫です。例えば病気や怪我をしても自然と治ったり、体温を一定に保ってくれている機能のことを言います。
ちなみにダイエットをしたときに簡単にリバウンドをしてしまうのも、元の体型に戻ろうとする機能が働いているためです。

もちろん行動についても恒常性(ホメオスタシス)は働きます。なぜ、このような機能が存在するかというと、行動を記憶することで脳のエネルギーを消費せずに、決まった行動を行うことが出来るようにするためです。

例えば自転車に乗るときのことを思い出してください。初めて自転車に乗ったときは、右足と左足のペダルを交互に回すことを意識していましたが、乗れるようになると意識しなくても自転車を運転できるようになります。これは動きを記憶することで、考えて脳のエネルギーを消費することなく実行できるように成っているからです。
他にも、お箸の使い方を気にすることなくご飯が食べれたり、着替えながらおしゃべり出来るのは、恒常性(ホメオスタシス)によって記憶されているからなのです。

では、恒常性(ホメオスタシス)によって記憶されていない行動について考えてみましょう。

習慣以外の行動とは

私たちは毎日、習慣ではない行動を実施します。例えば、働いている時、今日の夕食について考えている時、将来について考えている時など、このとき私たちは決断力を消費しています。(ウィルパワーと表すときもある)
これこそが脳のエネルギーを消費する行動なのです。

私たちは、毎日多くのことを決断しているように思いますが、ここにも恒常性(ホメオスタシス)が存在します。自分の好みや、癖、お寿司が周期的に食べたくなったりするのも恒常性(ホメオスタシス)により思考パターンが記憶されていて脳のエネルギーを節約しているからです。

有名な話ですが、Apple の創業者であるスティーブ・ジョブズが毎日同じ洋服を着ていたのは、生産的な行動をするために毎朝洋服を選ぶという決断力を節約していたからなのです。

まとめ

少し長くなりましたが、習慣についての認識を紹介しました。
習慣とは「脳の恒常性(ホメオスタシス)による思考や行動の形状記憶」です。
生活の様々な行動が恒常性(ホメオスタシス)により考えなくても実行することができるようになっています。一方で、習慣化により脳のエネルギーを節約することで、生産的な行動を行えるようになることも可能です。

次回以降は、この恒常性(ホメオスタシス)によって行動を記憶させる方法について紹介していきたいと思います。




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