見出し画像

蜂蜜

息子達とまだ一緒に住んでいた頃は、自分の誕生日が近づくと「もうすぐお母さんの誕生日だよ!」「誕生日まであと一週間!」などととにかくしつこかった。
プレゼントが欲しいんじゃなくて、忘れられてショックうけないための自己防衛だったのかもしれない。

昨日思いがけず、長男と彼女から一足早い誕生日プレゼントをもらった。
以前みたいに催促したわけではないから、覚えていてくれたんだって、奇声出しちゃいたいくらい嬉しかった。
息子達からはタオルメーカーのポーチ。手触りがいい〜。カラフルで大胆な柄。

彼女からのプレゼントの包みを開けたら、一瞬言葉が出なかった。
丁寧に額に入れられた手作りの刺繍。ブルーの花束を手にした女の子。乙女チックなのにシックでセンスがいい。
きっとわたしの喜ぶ姿を思い浮かべながらチクチク縫ってくれたんだって思うと感無量。
「お母さんとお話ししていると、いつも時間を忘れるくらい楽しいです」ってお手紙までついていた。
嬉しいな、本当にありがたい。

わたしは何を返せるだろう。
望みは2人がただただいつも笑顔で仲良く過ごしていくこと。

理想は蜂蜜集める蜂!
一緒に楽しく飛びまわって蜂蜜集めて、疲れちゃったり喧嘩になったら甘〜い蜂蜜を舐めて癒してまた元気に飛び回る。今日は何色の花にする?



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?