シーズン3:第6話 A・マルコム A. Malcolm
20年の時を経て、遂にやってきました待望のクレアとジェイミーの再会です!シーズン1のウェディングのエピソードと合わせて味わい深い感動のエピソード。ジェイミーが年相応な大人の表情になっているところがまた良い。
前話のラストシーンはクレアの視点での再会だったので、その日の朝に時間を巻き戻してジェイミーの視点でスタートする演出がいいね。最初のシーンに登場する熟女に、世界中のファンが「これは誰~!?」だったと思う。ジェイミーの身なりを整え、瞳には完璧に愛情を湛えている、魅力的な熟女の登場に波乱の予感…は外れてほっ。
印刷屋に登場するアーツミュア刑務所にいた2人はなぜエジンバラに?囚人はジェイミーを除いて皆が植民地へ送られたのではなかったの?と不思議に思ううちにクレアとの再会。驚き、ぎこちない2人の様子が微笑ましいようなじれったいような。
ブリアナの写真をジェイミーに見せるクレア。一度も腕に抱けなかった我が子の写真を見るのはどんな気持ちなんだろう。実は自分に父と名乗れない息子がいることを打ち明けるジェイミー。ウィリーが生まれるに至った詳細はその後クレアに話すのだろうか?
ファーガスとの再会シーンはいいね。彼を気遣うクレアの目に愛情が籠っている。それに本エピソードでは甥っ子のイアンが初登場。今後のシリーズ主要キャストが揃います。
ジェイミーがクレアを連れて宿へ行ったところで、ジェイミーが娼館に住んでいることがわかります。冒頭の熟女はマダムだったのか。クレアがジェイミーの妻と分かって、2人が部屋に去ったところで彼女が本当に辛そうな表情をするので、ここに1つの恋が終わったんだなぁとしみじみ。彼女いい女優だわ。
娼館暮らしに疑念を抱いたクレアがジェイミーに質問を重ね、ジェイミーもクレアが戻った理由を尋ねる、ぎこちないシーンでしたが、互いの気持ちを確認してベットへ向かう前の脱衣シーンは正にシーズン1のウェディングの初夜の再現のよう。期待と不安が伝わってくるようなシーンでした。ベッドイン時に頭と鼻をぶつけたり、2人のドキドキが伝わってくる。でもそこからは元の2人。固さがとれて、お互いを信頼し愛を確かめ合うシーンの美しいことよ。
「もう2度とベッドで笑顔になることはないと思った、ただ欲望のまま欲するだけだと」というジェイミーの言葉に「必要なときはそうしてたの?」と訊いたクレアに(結婚を?)打ち明けようとしたジェイミーを制して「私が去ってから、誰かと恋に堕ちたことはある?」と訊いたクレアに即答で「俺が愛したのは君だけだ」のジェイミー。このシーン最高です。
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