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シーズン4:第13話 立派な男 Man of Worth

モホーク族の集落に辿り着き、ロジャーと物品の交換を持ちかけたジェイミーだったが、クレアが身に付けていた、ネイティブ・アメリカンの亡霊を見たときに見つけた石のせいで交渉は決裂。残念でした。でもなぜクレアがあの石を身に付けてこの旅に出ていたのかが不思議。クレアもあの石が何なのかわからないのにネックレスにして肌にずっとつけているなんて。

その石を身に付けていたカワウソと呼ばれた男の話を一部のモホーク族から聞き、未来を見せるというその石と交換に彼らの力を借りてロジャー奪還に戻るジェイミー達。でも結局逃げ切れずに捕まってしまう。追放だけで済んで良かったね。ロジャーを連れ帰ることを許してもらえないため、自分が身代わりになるというジェイミー。またきた!ヒーローの自己犠牲。20年待ってやっとクレアと一緒になれたのに、また2人は離れ離れになるの?とここでは焦りました。

ところがイアンが自ら身代わりになると言い、別れを告げるシーンにはぐっときました。あんな子供だったのに、かつて叔父さんから言われた「立派な男になれ」の言葉を果たすイアン、立派になって、感動した!

帰途に就いたところで、ロジャーがジェイミーに怒りのまま殴り掛かるところはちょっと見ていて辛かった。もちろんジェイミーにされたことを思えばロジャーの怒りはわかるけど、命懸けでロジャーを救いにきたブリアナの父だよ?しかも彼らの甥っ子が身代わりになってるんだよ?

ブリアナの状態や何が起こったのかについて聞いたロジャーに、全てを知ったうえでブリアナのところへ戻るのか、元の世界に帰るのかの選択を迫るジェイミー。更にロジャーの為に「大切なイアン」を失ったことを畳みかけるクレアも実はキツイ。ここのジェイミーの怒りは痛いほど理解できます。だってやっぱり、初夜の後でブリアナを1人にしたのはロジャーの失敗だもの。

残されたイアンはロジャーがモホーク族の集落に来たときと同じテストを受ける。これがどういうテストなのか最初に教えてもらえればロジャーも頑張れたのかもね。全ての障害を振り切ってゴールしたイアン、でかした!ここでゴールすると「奴隷」ではなく「仲間」として迎えられるのね。それ最初に教えてあげて。

ジョカスタ叔母さんを尋ねるマータフがまさか叔母さんとそういう関係になるとは驚いた!原作にはない筋書きだけど、2人の物語は大人の愛という感じで割と好き。

元気な男の子を生んだブリアナのところへ両親が帰ってくるシーンは、再会の喜びとロジャーの選択を知った悲しみで辛い。まさか帰ったのかよ、ロジャー!と叫びたいところ。両親と共にリッジへ帰ろうとした朝、ロジャーが戻ってくる。抱き合う2人のハッピーエンドを見ながら、この数日何してたんだロジャー?と思いました。


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