見出し画像

恋愛や性愛についてあれこれ

私の恋愛・性的指向について書く。

私は自分のことを、クワセクシュアル/ロマンティック・デミセクシュアル/ロマンティックあたりの、いわゆるグレーなセクシュアリティに属すると思っている。

クワセクシュアル/ロマンティック・デミセクシュアル/ロマンティックについては、こちらのjobrainbowというサイトがすごく分かりやすい。
https://jobrainbow.jp/magazine/whatisquoisexual


例えば、クワセクシュアルについて、このサイトでは、「自分が他者にいだく好意が恋愛感情か否か、また自分が他者に感じる魅力が性的魅力か否か判断できない/しないセクシュアリティを指す」と書かれている。

私はこのサイトでセクシュアリティ診断をやってみて、自分の恋愛や性的指向について深く知ることができた。ずっともやもやしていたこと、自分はたったひとりだと思っていたことが、そうではなく、他にも同じように感じ考える仲間がいる、と知れたことで、かなり心が楽になった。

登録は必要だが、無料で簡単にできるし、登録後とくにしつこい連絡とかもないので、興味のある人はぜひチェックしてみてほしい。

私の話に戻ると、私は自分から人に恋愛感情を抱くことがない。いわゆる”タイプ”みたいなものも無い。

おそらく、「恋愛」⇔「友愛」ときっぱりと線引きすることに違和感があるんだと思う。私の”大事なひと”はみんな”大事なひと”であるに過ぎず、”大事な人”の中で、「恋愛」⇔「友愛」というカテゴライズをしたくない、という気持ちがある。

自分が関わるひとと自分の関係性は、関わるひとの数だけ存在する。

友だちだからこう、恋人だからこう、と、枠に当てはめるように関係性を定義づけるのはおかしいと感じる。

こういうと、アロマンティックなんじゃないか…という気になってくるが、そういうわけではない。

私にはもうすぐ付き合って2年になるパートナーがいる。

ただ、最初は自分の気持ちが曖昧でよく分からなかった。相手のことを”人として好き”なのは間違いないし、大切な友だちだし、大切な友達を失いたくない、という気持ちは確かだった。一方向こうは、私といわゆる”恋人”という関係になることを求めていた。自分としては今のままの関係でも良かったんだけど、でも大切な相手がそう求めるのなら、それに委ねてみてもいいかも、嫌だったやめればいいのだし、と思って、付き合いだしたのだ。

彼が私にとって大切なひとであるのは間違いない。「恋人か?」と聞かれれば、「そうだ」と答える。「友達か?」と聞かれても、「そうだ」と答える。むしろ、友達と呼ばれようが恋人と呼ばれようがどうでもいいとも思う。なぜなら、彼は私にとってとても大切な、特別な人であり、それは私にとって友人がとても大切で特別な人であることと、全く変わりはないのだから。

こう書いていると、結局なんだかよく分からない…曖昧だな…という感じがしてきたんだけど…
まあ、それでいいか。(投げやり)
自分にとって大切な人がいる人生で、よかったな。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?