【レポ】TWICE 5TH WORLD TOUR 'READY TO BE' in JAPAN (5.14大阪)
こんばんは。
映画やライブなどの感想記事を書き留めるようになって数年経ちますが、いまだにタイトルフォーマットが決まりきりません。
さて、去る5月14日(日)、人生初のTWICE現地参戦を叶えてきました!!!
僕自身、2020年のNizi ProjectをきっかけにTWICEを知り、2021年の「TWICE in Wonderland」で配信ライブを、2022年の4thワールドツアー「Ⅲ」でライブビューイングを経験し、少しずつ着実にTWICEとの距離感(物理)を詰めることができていたところでした。
そんな儚い祈りも込めつつ、「まあどうせ絶対当たらないんだから応募するだけタダよ」とふざけ半分に応募した今回の公演が、あろうことか当選してしまったのでした。日曜日だからとか、首都圏じゃないからとか、そういうのが要因になったんですかね……憶測ですが。
東北民なんだから関東公演行きゃいいのに。全くもっておっしゃる通りなんですが、なにぶんそこは自分自身がライブだったもんで、参戦するなら大阪しかなかったのでした。
ただ正直、配信ライブは通信障害レベルの不安定さでしたし、ライビュも手拍子やCANDYBONGでの応援なども全然なく(これは地域性ですかね)、実際のライブのちゃんとした熱量やクオリティを享受できるという意味でも今回が初めての経験でした。
高まる期待を胸に御堂筋線に乗ってみると、開演まですでに残り1時間弱に迫っていましたが長居駅で大多数の乗客が雪崩のように降りていき、これから先の人の流れ、その規模を先んじて感じさせられました。
例により、セットリストの流れに沿って思ったことを振り返っていく形式でいきますね。
白い背景の中、目を閉じてゆっくり首を揺らしている9人が順番にフェードする、『MOONLIGHT SUNRISE』のコンセプトを想起させるような待機映像が開演までずっと流れていたんですが、
OPENING VCRに切り替わる瞬間、ちょうどそのとき映っていたメンバー(だれかは覚えてませんが)がふと目を開いて始まったような気がしたんです。僕の見間違いかもしれないんですが、その通りだとしたらめっちゃ不意をつく鳥肌演出じゃないですか。もっかい確認したい〜〜。
SET ME FREE
生TWICEが目の前に降臨した衝撃と感動で正直あまり書けることがないです笑。が、やっぱMV通り推しのダヒョンが先頭に立ってスタートしてくれたおかげで開始早々テンションが振り切れました。
スタンドCブロックとだいぶ遠目ではあったんですが、ラスサビ後半のステップ踏んで回るとこが好きなので、そのフォーメーション全体を俯瞰して見れたのは逆に良かったかも(『FANCY』なんかもそうですね)。I CAN'T STOP ME
もう「ザ・2曲目」って感じ!印象的なイントロが流れた瞬間に「うわあ勝ち確や………」とすぐさま降伏の姿勢を取りました。Cメロ女王ミナが降臨するたびにオタクたちが悲鳴をあげる気持ちが現場にきて改めてよくわかりました。
<MC1>
こんだけクールにアグレッシブな曲畳み掛けてきてんのに、MCになると一気に愛らしくなってしまうトゥドゥンたち……!!
具体的にどんな可愛いこと言ってたかみたいな部分は、他のONCEの方のレポをあたった方が幸せになれると思います。僕の記憶力ではあまり力になれそうにありません。
さーたんちょっと終始元気なさげだったんですよね……あれだけのプロ天使が隠し切れないほどしょげてるって相当なことがあったんだと思いますが、結果的には笑顔で終われたし、東京公演はより心健やかに迎えられていることを祈ります。GO HARD
歌が始まった時も少し思いましたが、改めてセトリ全体を俯瞰してみると、なぜこの曲が、しかもここに組み込まれていたのかはけっこう謎です。この後も『BRAVE』とか『WHEN WE WERE KIDS』とかやりますし、そういうEP曲・アルバム曲の中の選抜メンバーだと思えば別に不思議じゃないし、普通に好きな曲ですし全然嬉しいんですが、なんとなく周囲を見るとやっぱり2曲目までの勢いと熱量は失われたように見えました。
と、ここでそれを放置しないプロのワザ……ジヒョがサビ直前の歌唱をぐわっとトーンアップして煽ってきたんです。そうすると途端にスタジアムも湧き、その後サビの力強いダンスにより熱視線を集める作用を生んだように見えました。さすがリーダー……そんな意図があったかどうかに関わらずただただカッコ良すぎるぜ………!!MORE & MORE
梯子を組み合わせたような謎の三角オブジェが3つ、ダンサーさんたちによって運び込まれ、3人ずつ腰掛けるメンバーたち。若干の空白時間も相まってか、後方の男性から「大丈夫そ?」との声。
ネイチャーなスタイルのMVやマッシブなダンスパート等と一線引いた、無機質で温度感低めなイメージのニューコンセプトを見せてくれたわけなのですが、うーむ、これはこれでなかなかよいです。曲調的にも従来あまり「歌を聴かせる」感じでもなかったですし、ただ元々メロディが綺麗な歌なので丁寧に歌う感じもそれはそれで似合います。後半はオブジェから降りてやっぱりバッキバキに踊ってくれましたしね!MOONLIGHT SUNRISE
これもイントロでぶち上がるタイプの曲ですね……!16時開演だったのでムーンライトとは程遠かったですが、雨雲で薄暗くはあったのでそこはかとなく雰囲気はあり。
やっぱ1Aのあの「関節と筋肉どうなってんの!?」ってなるキレキレのダンスが最高ですよね。それとラスサビ前のキリングもあって、この曲はモモ無双のイメージです。悲鳴が嵐のようでした。BRAVE
僕は個人的に『BETWEEN 1&2』と『TASTE OF LOVE』の2枚(特に後者!)はTWICEのディスコグラフィの中でも突出して超名作EPだなと思っているので、その中の曲が聴けたのは素直に嬉しかったです。
非タイトル曲はコレオが観れるのもレア感高くていいですよね。「On and on and……」のところの振りが印象的だった記憶があります。
<MC2 (ナジョジチェ)>
チーム名は「温泉友達にイチゴ追加〜!」だそうです笑。わちゃわちゃしてていいチームでした。最近は割といつもそうかもですが、この日のナヨンネキのバブさ加減はけっこう炸裂してましたよ。
「これ日本で流行ってんでしょ?」って言って『オトナブルー』踊り出したのもびっくりしました。みんな可愛すぎ。TRY - Colbie Caillat (DAHYUN)
ここから、噂のソロステージ!MCの振り分けはこのためだったんですね。
推しのピアノ、メモリアルな時に何度かYouTubeに出してくれていたのを観ていましたが、まさかそれを生で拝める・聴ける日が来るなんて思ってませんでしたし、この先も何度あることか……。黄色のドレスと真っ白なグランドピアノが美しすぎる……。
ラッパーポジですけどダヒョンは声が透き通っててめちゃくちゃ綺麗なんですよね。もっと聴かせてほしい。DONE FOR ME - Charlie Puth (TZUYU)
またも後ろの男性から、今度は「白っ」の声。確かにMJかってくらい一人真っ白な衣装で現れたツウィ、高身長も手伝ってかなり映えてました。
いつもマンネみの深いツウィですが、最近は『ME!』のメロプロがあったりとか、リード曲でもしっかりめにサビを担当することなんかも増えてきて(愛嬌も屈託なく使いこなしはじめて)、ファン歴2、3年のくせに勝手に成長を感じちゃいました。NEW RULES - Dua Lipa (SANA)
えっっっっっぐかったです。なるべくバレは踏むまい、バレは踏むまいとしてきたんですがこの情報だけ先に食らってしまってまして、個人的に元々Dua Lipaが好きだったこともあり本当に楽しみにしてました。
が、やっぱえっっっっっぐかったです。終始無敵に可愛い。でありながら落ち着いた表情の中にしきりに潜ませる魔性がスパイスになって、ずっと目が離せませんでした。MOVE - Beyonce (MOMO)
これも噂でかなり盛り上がってるのは察していたんですが、ストリートファッションでアグレッシブな群舞、からのポールダンスて……こんな芸当ができるのは業界広しといえど本当にももりんだけなのではないでしょうか。歌わず、ダンスに全振りしてるのもモモの特権って感じで好きでした。7 RINGS - Ariana Grande (MINA)
元々9人の中でも特に音を外さないな〜と思いながら聞いていたし、英語の発音もすごく綺麗なのでこういう歌が抜群に似合うことは容易に想像できたんですが、その想像を余裕で超えていかれました……。何度スタジアムが悲鳴に包まれたか。死者出とんのかってレベルでした。
お金ばら撒いてました。
<VCR2>
ここがかなりハイライトだったと思います。
オープニングの時と同じ装いの9人が、画面の中で『FEEL SPECIAL』を口ずさみます。
それがですよ……FEEL SPECIAL
途中からメンバーがカムバックし、生バンド・生歌唱にスイッチ!こんな演出想像できんよ……本当に圧倒されました。ドカーン!って感じ。
VCRに油断して席を立つ人もちらほらいたのですが、目を離さなくて本当に良かった。推しの生「shining light」も最高でした。
ここから先、ジョ、ジ、チェのソロ曲以外は全てバンド演奏となります。えぐくない???CRY FOR ME
『FS』の余韻の中に静かに鳴り始める悲壮感に満ちたあのストリングスに、「いやいやいやいやいや……」と心の中で再び降伏。
これをバンドで聴けるだなんて全然想像しないじゃないですか。でもまるで元々バンド曲かのようなフィット感に、感情がバグりました。
この曲めちゃくちゃ暗いけどめちゃくちゃ格好良くて大好きなんですよね。合間合間に入るタムのフィルが忠実で好きでした。FANCY
でもこれをバンドで聴けるってのの方が想像できなかったかもなー!
ここからの曲はまずサビを歌ってから1番に戻り、時に2番を飛ばしてラスサビに締めに行くような構成が目立ちました。個人的にはやっぱどの曲もフルフルで聴きたいですけどね!THE FEELS
やっぱりついついベースの音に耳を傾けてしまいますわな。
この曲もそうだし、『READY TO BE』の中の何曲かとか、その前だと『QUEEN OF HEARTS』なんかもそうでしたけど、最近K-POPでもバンドサウンドを主軸にした曲が増えてきてて嬉しいなとは思っていたんです。他のグループでも生バンドでライブしてるところがあるみたいだし、今後もしかするとバンドサウンドがトレンド的に取り沙汰されていく流れもありえるかもですね!楽しみ!
<MC3 (ミサモダツ)>
ミ×モはいいぞ。
ここだったかどこだったか忘れましたけど、ダヒョンの関西弁がヤバすぎて……あんなもん耳がいくつあっても足りません。日本語に積極的な推しでオタクは幸せです。MY. GUITAR (CHAEYOUNG)
ダヒョンがピアノならチェヨンがギターってのは本当にチェヨンらしくていいですよね。あいみょんに色々教わったりしたのかな!ウンウン!
モニターに映し出された絵と歌詞もチェヨンの直筆とのこと。TWICEは歌やダンスだけじゃなくて「音楽」が好きなのが伝わってくるのが本当によいです。
聞こえてくる音の7割くらいはオケで、チェンは1コードにつき1ストロークくらいのゆるめな演奏でしたが、それだけでもやってくれたことを喜びたいよな。NIGHTMARE (JIHYO)
カバーかと思ったらオリジナルなのね!
ただぶっちゃけ一瞬『CACTUS』にメロディが似てる部分があったので「もしや……」とは思いましたが……笑。
ジヒョが最もシンプルなステージだったかも。マイク一本携えて、私がジヒョだ文句があるか!!!って感じで痺れました。JUICE - Lizzo (JEONGYEON)
これはもう本当にただのユプイプイ。
目痛くなるくらいのビビッドなモニター使いだけでなく、全身蛍光グリーンの衣装と紫のウィッグ、楽しさに振り切れた歌唱を見て、本当に楽しそうにしててなんだか泣けちゃいました。
途中でリコーダー吹き始めたりして、茶目っ気満載のステージでした。POP! (NAYEON)
そりゃまあお前はな!!ソレやるしかないわな!!!よかったなソレ出しといて!!!と心の中で笑いながらツッコミ入れました。
でも印象的なダンスのその指先にはナブリー。あれダンス中ずっと指先にいたんだろうか。どうやって連れてきたんだかわかんないけどその発想がナヨンネキらしくて可愛かったです。流石にこの曲は観客もみんな踊ってましたね。
<VCR3>
ここがちょっと長かったような?VCRのコンセプトは基本的にREADY TO BE(かMOONLIGHT SUNRISEかのどちらか)でした。QUEEN OF HEARTS
バンドがいるならこれやってくれなきゃ困るぜ!と切望していただけに、始まった瞬間うわーきたー!と歓喜しました。
ミとチェンの魅力が引き立つ歌ですよね〜。とくにミナの英語歌唱は一生聴いていたい。YES OR YES
ここからはメドレー!
YES OR YESのコールアンドレスポンスから始まるんですが、「わたしたちが둘 중에 하나만 골라と言ったら〜」のこの韓国語部分だけでみんなYES OR YESを察していてさすがでした。やっぱキュートな歌に(いい意味で)全然似合ってないパワフルなダンスが最高ですね。WHAT IS LOVE?
CHEER UP
LIKEY
KNOCK KNOCK
SCIENTIST
HEART SHAKER
名曲揃いで畳み掛けてこられてめっちゃ楽しかった……。
特に『CHEER UP』とか『LIKEY』あたりはハマり出した頃鬼リピしてたので、これが生で聴ける感慨ってのはなんか特別なものがありました。しかもLIKEYのソロダンス担当は今回ダヒョン!尺の半分くらいは「来い来い来い…!」みたいなあの感じで歓声煽ってやり過ごしてて(やり過ごしてとか言うな)さすがだなと思いました笑。
『SCIENTIST』は超好きな曲なので(しかもバンドサウンドならなおさら)フルで聴きたかったのが正直なところ……でも「You know about me」のところナヨンネキ抜いてくれたから許しちゃう。
<MC4>
ここだったかどこだったか忘れたんですけど(忘れすぎ)、今回次の曲に行く時の掛け声が「レ〜ッツ、ゴ〜!」じゃなくて「READY TO BE〜!」「TWICE〜!」という掛け合いになってまして、少し前のMCの時はめちゃくちゃ「こんなんじゃ次行けないっしょ」的な煽りのくだりやってたのに、今度はめっちゃぬるっと済まして次行っちゃう(尺の関係かな?)ってところがあって、会場に「ええんかいw」という空気が流れたのが面白くて印象に残ってます。
あとダヒョン今回も「雨降って地固まる」言ってました笑。ALCOHOL-FREE
この曲のラップパートのダヒョンとミナはマジでYouTubeが擦り切れるくらい観た……!先にも書いた通り名盤だと思っている『TASTE OF LOVE』、そのリード曲を生で聴けて感無量でした。
バンドセットというよりパーカッションで工夫してる感があって、演奏もよきでした。DANCE THE NIGHT AWAY
TWICE、というかJYPはもうこの曲でなら何やっても良いと思ってる節があると思うから生バンドで来られたって驚かなかったぜ!
でもアレンジは割とオリジナルに忠実なままバンドナイズされていて、個人的には嬉しかったです。
この曲はやっぱダンサーフル動員で大所帯で踊るのが圧巻でいいですね!一瞬どれがメンバーかわかんなくなるわ!TALK THAT TALK
いっちゃん大好きな曲。来ないなあ来ないなあと思っていたらまさかの本編ラスト!
バンドナイズも最高だし、Cメロクイーンミナ降臨だし、コレオもいいし、ここで終わっても心残りないくらいのステージでした。
<VCR4>
恒例の「みんなで踊って TWICE呼び戻せ!」のやつ。みんなうまいなほんと。HARE HARE
トロッコ登場!!しかも新曲!!
本編が終わる少し前に、それまでの曇天をかち割って夕陽がさしてきたんです。ドラマだな〜と思いつつ、この曲はやらないのかなと思っていたら出番はここでした。ど真ん中どストライクのメジャートラックというよりかは、じわじわ着々と癖になっていきそうな曲。HAPPY HAPPY
CANDY POP
『HARE HARE』で半周くらいして、そこで一回泊まりつつ、残り2曲でトロッコはステージに戻っていきました。
後半のもう半周っていうところでダヒョンがこっち側に来てくれて、相変わらず遠くではあるものの「ああ、推しって本当にいるんだ……あんな華奢な体でこのハードなスケジュールを日々こなしているんだ……俺も毎日頑張って生きなきゃ」と思いました。WHEN WE WERE KIDS
CRAZY STUPID LOVE
そんな推しの作詞した曲がここにきて2連発!
『WHEN〜』はみんなの歌唱の姿の隣にそれぞれの幼少の写真がモニターに並べられほっこり。
『CRAZY〜』もバンドサウンドにぴったりで聴き応えありまくりでした。
<MC5>
ここからは恒例のルーレットなんですが、書いてある曲でアンケートを取ってみたり、みんな口々にやりたい曲を言ってルーレットをそこに合わせたりと自由気まま。そして決まったのが……BDZ
CELEBRATE
FANFARE
はい最高〜〜ありがとう〜〜!!
『BDZ』は確か会場アンケート(拍手)が特に多かったんだったかな?
『CELEBRATE』は確かチェヨンがやりたがっていたような。全部うろ覚えですけども。
僕がTWICEにハマった頃は確かちょうど『FANFARE』がリリースしてた頃だったので、この選曲もなんだか「意味」を勝手に感じちゃいました。
何がすごいって、これもフルバンドだったことですよ……どれでもやれるようにしてあったってことでしょ……楽器隊のプロ根性はんぱねえ……!!
忘れちゃっていることもありそうなので、思い出したら黙って加筆しますね。
僕がTWICEにハマった少し後、ジョンヨンが療養に入りました。
初めてみた配信ライブもジョンヨンは座ったり抜けたりしつつやっとやっとでやり切ってくれていました。
その後もメンバーが代わる代わるコロナ感染・濃厚接触に見舞われたり、過密スケジュールの影響か体調を崩したり、なかなか苦しい時期だったのではないかと思います。それこそジョンヨンが療養する前はミナが戦っていたわけですし。
それにハマりはじめの頃は、その活動頻度の高さに本当に驚いたものです。こんなペースでリリースかけてんの!?バラエティ動画も撮って!?メロディープロジェクトも撮って!?海外にも行って……いつ休んでんの彼女たち………。
それぐらいやらなければ通用しないのが本国の、ないしはそこから世界に勝負をかけるアイドルのハードルなのかもしれませんが、知れば知るほど不安にもなったし、でもだからこそONCEたちは温かい言葉をかけるし、リリースを追いかけることで応援するし、それを受けて実際彼女たちがまさに活力を得て……という循環が成り立ってるんだなと思うと、もちろん両手放しではありませんが、でも納得する部分、安心する部分もありました。
そう考えると、僕もそうですが、僕よりもう少し長くTWICEを応援し続けてきているONCEにとっても、今回のライブ、ないしはここ最近のTWICEの露出がとてものびのびとしていて、嬉しく思えるものなのではないかと改めて実感しました。
今回だって一個一個のパフォーマンスを見るにその努力量は半端なものではなかったと思います。普通にツルッとコンサートすれば十分なはずなのに、そこに曲順の工夫や繋ぎ、生演奏や作曲、コレオのリニューアルや特別な演出など、そのツアーのためだけの要素をさらに盛り込み準備していく。仕事だとかプロ意識だとかはもちろんですが、それが成り立つのはやっぱり彼女たちが音楽やパフォーマンスをそれだけ好きであるということなんだろうなと。
その輪の中に僕自身が完全に混ざり込めたかというと微妙ですが、「僕とTWICE」という非常にミクロなこの関係性において、この日のライブはとっても大きな転換点になりました。
ストリーミングや動画配信だけで聞いていた歌や音の、その人肌の温度感をリアルに体感し、一緒に楽しめたことがこんなに嬉しいものとは、と自分でも驚いています。
ことの経緯を説明し、セトリ順に感想を書き、最後にそれっぽいことを言って終わる。
タイトルフォーマットは固まらないけど、記事そのものの書き方は定例化してきたように感じます。
次のライブレポは何になるのやら。
なんだか当分なさそうな気もしますが、またその時に。