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40代の再就職で週休3日の正社員に。内向型の自分に合う職場を引き寄せた具体的方法


私は最近、40代で再就職をして、家で働くフリーランスの仕事から週3休みの会社員になったんです。

けっこう大きなキャリアチェンジをしたんですが、良い選択ができたな〜と思っているんですよ。



というのも、私の勤務条件は土日祝休みの平日4日勤務で、16:30には仕事を終えてさっさと家に帰れるのです。これくらいの働き方って、ゆとりがあっていいですね〜。

しかも、この働き方で『正社員』なんですよ。

週休3日の正社員って、ニュースか何かで有名企業が導入してるとかなんとか聞いたことあったけど、まさか自分がなれるとは思わなかった。令和ってそういう時代なの?

特に、資格や経験があったわけじゃないんですよ。まったくの未経験なのに、正社員になれたんです。


さらに、うちの職場は『副業オッケー』なんですね。フリーランスの仕事をWワークで続けられているのも、今の職場に出会えたからこそです。

職場は、服装も髪色もヘアスタイルも自由で、私は化粧っ気がないのでやりませんが、みんなはネイルやマツエクなどおしゃれも楽しんでいます。

働くメンバーはお母さんが多いので、子供が体調を崩しても気兼ねなく休める環境なのもイマドキですね。

私が10年前にこの職場を知ってたら絶対応募してた!当時はまだ存在してなかったけど。


勤務条件だけじゃなくて、仕事内容もいいんですよ。あとで詳しくお話ししますが、自分の性分に合っているんですね。

私は1人の時間や静かな場所を好む『内向型』なんです。家で働くフリーランスの仕事にうまく溶け込めたのも内向型ゆえと思っています。

それなのに、どういうわけか『再就職』にチャレンジしちゃったんですよ。

しかも、今の職場は、私の求めていた条件をすべて兼ね備えた『理想的な職場』と言っても過言じゃなくて、働き始めてから半年以上経った今でも楽しく仕事できています。


そこで、今日のnoteは、
どうして家で働くのをやめて外で働きたいと思うようになったのか、
今どんな職場で働いていて、どんなところが自分に合っていると思うのか、
自分に合う職場はどうやったら見つかるのか、具体的な方法についてお話ししてみようと思います。


もし、あなたが『内向型』の人でしたら、心地よく働ける職場に出会えるヒントを、きっと見つけられますよ。




なんで家で働く気ままなフリーランスから外で働く会社員になろうと思ったの?



私は10年、家でフリーランスとして働いてきました。

納期やスケジュールに追われることなく1人で気ままに動けて仕事より家族を優先できるところ、

頑張りたいときはトコトン熱中して追求できるところが、内向的で没頭しやすい自分の性格に合っていて気に入っていました。


その一方で、『叶わなかった願望』への憧れを持ち続けていたのも事実。

子供たちが通っていた保育園で会うママたちは、みんな会社員だったんです。子育てしながら外で働くフルタイム勤務のワーママたちを、私はかっこいいと思っていたし憧れを持っていました。

でも、私にはそれができなかった。

うちには小さな子供が3人いて、代わる代わる風邪を引いては早退でお迎えなんて日常茶飯事。

夫や実家の協力を得られない自分には、子育てしながら外で働くワンオペ育児は不可能だったし、独身の頃に働いた会社はブラック企業ばかりだったから、「私はまともな職場に縁がなかったから仕方ない」とどこか諦めていたんですね。

ほんと、10年前に今の職場に出会えていたら、私はフルタイムで働き続けていたと思います。


会社員になれば厚生年金をもらえるのもいいな、と羨ましく感じていましたね。フリーランスは国民年金で休業補償もなければ老後も不安ですから。

そんなこんなで、いつかは会社員に戻ろうと思っていたのですが、気づいたら10年が過ぎていました。時間って残酷。あっという間ですわ。


もちろん、フリーランスとしての仕事は楽しかったし収入は安定せずとも自分に合っているから、このまま続けられたらいいのに、と思っていました。

ただ、世の中の変化のスピードが速すぎて、いつまでもこの状態が続くとは思えなかった。
「このままじゃいけない」とどことなく焦る思いも消えなくて、その焦燥感が自分をより不安定な場に導いてしまったんでしょうね。

ある出来事をきっかけに私は鬱状態に陥ってしまったんです。

半年、1年と時間をかけて鬱状態から回復していく中で、「どうも私は内(家)にいると鬱々とするみたいだから、外に出よう、出た方がいい」と気づいたんです。

ジム通いを始めたり、子供の小学校PTA活動に参加したりする内に、その直感は確信に変わっていきました。


1人で黙々と作業するのが性に合っている、と思っていた内向型の私におとずれた意外な変化



1人で黙々と作業するのが性に合っていると思っていた内向的な自分でしたが、10年も経つと、考え方や価値観が少しずつ変化していたようです。コロナ禍を経ていたこともあったのかな。

ジムに行ってトレーナーのお姉さんとおしゃべりしながら筋トレしたり、PTAでママ友とうちに集まってワチャワチャしながら作業したり、

人と関わったり会話できるのが嬉しくて、あまりにも久しぶりすぎて、「こんなに楽しいものだった?」と意外な自分の姿に私が驚きました。


内向型(内向的な人)とは?1人でいる時間や自分の内面を掘り下げることを好む


話を続ける前に、内向型の人の特徴をchatGPTにまとめてもらいました。あなたは当てはまりますか?

1. 一人でいる時間を好む - 一人の時間でリフレッシュし、エネルギーを補充する。

2. 深い会話を重視する - 表面的な会話よりも、意味のある深い話を好む。

3. 観察力が高い - 周囲の変化や細かい部分に気付きやすい。

4. 思考が内向的 - 自分の内面や思考に集中しやすい。

5. 少人数の付き合いを好む - 多人数よりも親しい少人数での交流を重視する。

6. 慎重に行動する - 新しい環境や人と会う際には、警戒して慎重になることが多い。

7. 自己反省することが多い - 過去の出来事や自分の行動を振り返り、自己改善を目指す。

8. 静かな環境を好む - 騒がしい場所よりも、落ち着いた環境で力を発揮しやすい。

内向型の人は外向的な人と違い、内面的な世界や自分の感情を大切にする傾向があるんですね。

で、そんな内向型ドンピシャの自分がですよ。

久しぶりにお日さまの下に出てみたら、タイミングも良かったのか気持ちが上向きになっていったんです。


PTAの新規イベントの立ち上げなんか、仕事そっちのけで段取りして人を集めて手分けして作業しましたよ。
みんなで何かを作り上げるのも懐かしいほどに久しぶりすぎたから、自分にできることは何でもやりました。

夢中でやり遂げていく内に、「あー、やっぱり外に出るっていいな」と思ったんです。


やっぱり私は、ボランティアじゃなくて『仕事』をしたい。



それで、PTAがひと段落して落ち着いた頃、
「次はどうしたい?」と考えるようになっていたんですね。

PTA活動は楽しかったけれど、どうしてもボランティアって、集まるメンバーの熱意や取れる時間に差が出ますよね。

私は、「どうせやるならもっとやりたい!」とのめり込む方で、「もっとこうしたらどうか?アレもやってみたい!」とアイデアややる気がふつふつと沸いてきてしまうタイプなんです。

周りのメンバーとの熱量の差を意識して、有り余った自分のエネルギーを抑えるのは、少ししんどいところがありました。

もちろん、その差は全然悪いことじゃなくて、ボランティア活動は、家庭や本業を優先して「余った余力を充てるもの」だと思っています。


だからこそ、私はもっと打ち込める対象が欲しいと思ったし、それを叶える場は『仕事』だ、と気付かされたのです。


ところが、この頃になるとフリーランスの仕事に対して、なぜか全然やる気が出なくなってしまっていたんですね。

今までは、アレもやりたいこれもやりたいと、次々にやりたいことや発想が思い浮かんだのに、何も出てこない。お昼を過ぎて3時4時となって、ようやく重い腰をあげてパソコンに向かう始末。

外に出たいとは思うけど、こんなんじゃ、仮に就職先が見つかっても働ける気がしないな…なんて思ったりもしていました。


求人情報を見ても、地方のお母さんにできる仕事は似たような仕事ばかり



それでも、やっぱり心惹かれるものは惹かれるわけです。

外で働きたい。

コンビニでバイト情報誌をもらってはページをめくる日々が続きました。求人サイトやハローワークのインターネットサービスで、地元でどんな仕事が募集されているのかチェックするのも日課でした。

いつも出ている求人は、看護師、美容師、ヘルパー、タクシードライバー…資格のいる仕事は無理だからスルー。

三交代は無理、残業ある仕事もダメ。土日祝に人手が欲しい飲食店やサービス業も嫌だ。


なぜって、お母さんである私にとって『家族と過ごす時間』は何より大切なものだから。そこを削ってまで外で働きたいとは思えませんでした。

平日勤務で夕方には終わる仕事。

こんな条件で検索すると、ファミレスやドラッグストアみたいなチェーン店の求人か、医療か福祉の仕事ばかり。

うーん、他にないのかなぁ、地方だとこんなもんか。でも、もう少しなんか変わってて面白そうな仕事ないかなぁ、なんて思ってました。


でも、こんないい加減な目的意識と探し方でも、ちゃんと『自分にぴったり合う職場』に出会えたんですよ。


フリーランス歴10年が教える「内向型の自分に合う仕事」の見分け方



フリーランスの仕事を10年もやっていると、「自分に合う仕事、絶対に合わない仕事」を見分けることがすこぶる大事で超重要!と痛感するようになります。

自分に合わないことをやったら絶対に稼げない上に、メンタルやられて自分と家族が多大なダメージをくらうからです。

でも、安心してください。

自分に合う仕事を見分けるのはシンプルです。職歴が長くなるほど簡単になるし、もしあなたが転職ばかり繰り返してきた人なら楽勝です。


その方法とは、

今までに働いてきた職場で、「何が嫌でどんなことに我慢ならなかったか?」を振り返ればいいんです。


たとえば、私の場合はこんな感じ。

★思いついたことはどんどんやってみる行動力はあるけれど、基本的に人と関わるのが苦手で、特に次々と新しい人に会うのがストレスで辛くて仕方ない。

→だから、外回りや飛び込みの多い営業の仕事は無理。

→1日中たくさんの人に会うのも気疲れするから、接客や販売みたいなサービス業もできれば避けたい。


他には、
1人で黙々と作業に集中するのは苦にならないけれど、逆に言うと、気配りや目配りを求められる環境が合わない。

→周りに上司やお局がたくさんいて、常々気を遣わねば仕事にならない職場は、私はストレス過多ですぐ辞めています。

気が利かないわけじゃないと自分では思ってるんですよ。すぐ目の前のことに没頭しがちで、気づかないだけ。悪気はないの、集中力が高いだけ(笑)


★事務仕事は比較的、自分に合っていたと思います。1人でできる作業が多いし、特に私はパソコン作業にハマって、ExcelやWordは実務でスキルを身につけました。

ただ、電話が鳴るたびに作業を中断されるのは嫌だったな。

→やるんだったら集中して気が済むまでトコトンやりたい!という願望に気づけたのは、事務職の経験から生まれたものです。

「自分の特性を最大に活かしたい」と思った時に、フリーランスの仕事に出会えたんですね。


こんな感じて、仕事の何が嫌で何が好きだったのかを振り返っていくと、『自分の特性』があらわになるんです。

私の特性をシンプルにまとめると、『集中力と行動力を持っている内向型』と言えますかね。

だから、転職や再就職するには「自分の特性を活かせない仕事や職場は避ければいい」とわかります。



理想の職場のイメージは「絶対嫌だ」の裏返し


あなたの理想は「絶対嫌だ」の裏返し


あなたにも、『自分の特性』がきっとあるはずです。

自分の特性は、長所を見つけようとするのではなく、短所や嫌なことの『裏返し』から考えた方が、当たりやすいんです。


もう一度、私の話に戻りますね。

★職場にたくさんの人がいて、上司やお局のパワーバランスを見ながら立ち回ることを求められる環境も、私は大の苦手なんです。めんどくせーと反発心しか湧かないから。

→忖度が嫌い、大人の気遣いができない。あからさまに『短所』ですね。


私の理想は、

→ある程度、自由で柔軟に動けること、仕事を任せてもらえること、お客様が利用しやすいように、職場の人たちがやりやすいように、サービスの流れや内容を見直したり改善できること…


これが、私が仕事や職場に求める『望むこと』なんです。


いやコレってすごく当たり前のことだと思うんですけどね。
ブラック企業ってそう言うところからしてブラックで、何をやるにもいちいち上司やお局の意見を聞くというか『ご機嫌』を取るところから動かなきゃいけなくて、そういうのがホント馬鹿らしくて大嫌いだったんです。

んで、↑こういうタイプの人間が、大企業や公務員として働くのが絶対的に合わないのは、火を見るより明らかですよね。


こういう人は、「組織の歯車になれない」んです。

ということは?

「職場は『小さな会社』がいいな。社員数人くらいの、風通しが良くて小回りのきく職場が合うんじゃないかな」

ほら。理想のイメージが固まったでしょう?


じっさい、私は長女を産んだ後に、知り合いの小さな会社で事務のパートとして勤めたことがあるのですが、そこはほんと働きやすかったんですよ。

残念なことに2年でリストラになっちゃったけど(泣)世の中にはブラック企業だけでなく本物のホワイト企業も存在していて、幸せな働き方もあると知れたことは、私の職業観を良い方向に変えてくれましたし大きな財産になったと思います。


・・・と、こんなふうに、自分がこれまでに勤めてきた職場での経験を振り返ると、『望む仕事や職場』を具体的にイメージすることができるんですね。


望む仕事を具体的にイメージできると、『理想の職場』が引き寄せられる



そして、ここからが面白いところなんですが。

望む仕事を具体的にイメージできると、『引き寄せの法則』によって、理想の職場が引き寄せられるんですよ。

で、今回私は、面白いほど正確にドンピシャで『自分にぴったり合う仕事』を引き寄せた♪というわけなんです。


ここからは、
実際に何がどうなって理想的な職場に出会えたのか、私の身に起きたことと何をやったのか?

どんなにいい加減なことやっても『理想の職場』に出会えるコツや、

40代の再就職で『週休3日の正社員』の仕事を見つけた意外な方法
など、具体的にまとめていきます。


資格や経験はもちろん、趣味や特技にスキルや学歴、果てはコネや人脈など、

あなたが特別なものは『何も持っていない人』だったとしても、使える話をお届けしています。


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※返金申請について詳しくは、noteヘルプセンターの「返金ルールとよくあるご質問」をご確認ください。



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