究極のLTOトランスポートで史上最高音質の可能性!(かつてのdbx700+Uマチックビデオの再来か?)

以前、私はBDドライブをベースにトランスポートをつくるということを考えておりましたが、どんな 媒体を使ってやった方が一番理想的な動作をするのかということに関しまして、全く考えておりませんでした。

ただなんとなく分かってきたことが一つだけあります。それは光記録のように間接的に電気や磁気信号で伝送されるよりも、磁気のまま記録・再生する方がいいということがわかっておりました。シンプルにするほど高音質になるからです。 

そのため、私が思うことは、非接触の光ディスクより接触の磁気テープの方が、さらに、明らかに複雑怪奇な回転ヘッドより、単純シンプルな固定ヘッドが方がいいということも考えておりました。

ですから、究極的には、 DCCドライブを非圧縮で尚且つ10MHzの範囲で目一杯詰めて記録するRIAA-DSD方式でやればどんなにいいことか、真剣に考えましたが、当時の固定ヘッドでのビットレートがあまりにも低いため、 当時はそこまで実用化できるとは思っておりませんでした。

 私が理想とするのはもちろん テープドライブです。 そのことに関して これから詳細に述べます、 どうぞ お付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。

私はこれまで テープが好きでした。 マスターテープと言われるがゆえに、マスターはディスクではなくテープなのです。アナログでは固定ヘッドのオープンテープ・カセットテープと回転ヘッドのビデオテープがあります。 しかしながらデジタルでやろうとする場合、ビデオのように帯域幅が広大なため、これまではDATドライブのように回転ヘッドを使うしかありませんでした。しかしながら、DATドライブは容量が少なすぎます。RIAA-DSDではBD並みの容量が必要なので最低でもD-VHSの容量は必要です。しかし、D-VHSも残念ながらなくなってしまいました。

まあどうせやるなら、回転ヘッドより固定 ヘッドがいいでしょう。固定ヘッドだとダイレクトにできますので、一番シンプルで最も高音質になる可能性があります。

しかしながら、この固定ヘッド方式は、1980年代初頭、S-DATとして 試作はされましたが、残念ながら 実用化されたのは、 圧縮音源の DCC でした。 その DCC も 日本国内の場合、MD よりはるかに 短命で絶滅してしまいました。本当に残念なことです。 

一番ショックだったのは、私が尊敬する 金田さんがテープ録音を止めてしまったことです。当時の酸化鉄オープンテープは、おそらくノーマルテープ 相当だと思いますが、その寿命が短かったので、風の噂で聞きましたが、全部処分なさってしまったそうです。本当に悲しいことです。そうしているうちに失われた30年が経ってしまいました。

今時固定ヘッドで記録できるテープドライブ なんかあるわけないじゃんと思っていたのですが、 放送用とかプロ用のデータサーバー向けストレージ用として生き残っておりました。それをLTOドライブといいます。これをなんとかプロ用究極のRIAA-DSDの トランスポートとしてやってみようかと考えております。 ただし ドライブ 本体が100万円以上しますので、 もしトランスポートとして製作するといくらぐらいかかるんでしょうか?

LTOトランスポートが究極で史上最高音質の可能性がある理由

1.超シンプルな固定ヘッド

2.酸化鉄系のため、少なくともメタルテープより滑らかである。アナログカセットテープもメタルテープだけ音が硬かった。ノーマルとハイポジションは滑らかだった。デジタルのDATに変えても同様。DCCは圧縮音源のくせに滑らかだった。HDDやSSDやメモリ再生もメタルテープに近い。

3.メカニズムは、オールダイレクトドライブでディスクリートアンプでメモリバッファーを介さず直接制御すれば電磁波ノイズが少なく理想的な状態で再生できるのではないか?

4.サーバー用PCで採用されるECCを介するため、PCオーディオのように理想的な動作ができる。

今後の課題

現在のLTOドライブの価格を10分の1に!

以下 作成中です。

最後になりますが ご支援とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。それでは失礼します。


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