A-DATのRIAA-DSD化?
皆さんはA-DATをご存知か?1990年代頃発売されていたS-VHSテープを使ったサンプリング周波数48kHzの8トラックレコーダーである。これをRIAA-DSD(1.536MHzステレオバランス1台または3.072MHzステレオシングル1台または3.072MHzステレオバランスで2台同期運転!)に改造しようと妄想したことがある。
現在は、2.8Mと5.6Mがあるし、コスパの良いBD-Rがあるから何を今更という声も聞く。
1990年代はS-VHSテープが安く買えた(3本1000円!)ので、120分テープにたったの40分(180分テープで60分、210分テープで70分用もあったが、使えたかどうかは不明、それでもオープンリールの30分5000円よりかははるかにコスパがいい!)しか記録できなかった。しかし、A-DAT本体が30万円と当時のプロ用レコーダーとしては比較的安価だったため、もし当時実現していたら最もコスパの良い録音システムになっていただろう!本当に残念である!
実際にはRIAAイコライザー回路と1ビットADCが必要でそれを48kHzごとに分割する回路を搭載しないといけない。再生時はこの逆をやる。
もし、私が10年くらい早く生まれて十二分に予算があったらこういう研究ができたかもしれない。私が学生だった当時は、もうバブルがはじけた頃だったので、とてもお金を稼ぐことができなかった。あのときの青春を返して欲しいもんだ。
以上、A-DATをRIAA-DSDに転用することを、少し 妄想して考えていました。ご意見・ご感想 のほどよろしくお願い申し上げます。
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