デジタルフィルターの構造
皆さん、デジタルフィルターの構造知ってますか?デジタルフィルターというのは、正弦波に逆位相をかけて打ち消すためのフィルターです。それを初期の頃は、200タップ用意して、例えば、サンプリング周波数44.1kHzの2倍の88.2kHzにして、その200タップを同時に、各周波数ごとに除去していたそうです。正弦波を組み合わせて複合波にして演算して処理しているようです。4倍 オーバーサンプリングの場合は、200タップの後に100タップ 用意して処理してるそうです。 8倍オーバーサンプリングの時はさらに50タップ 用意して処理しているそうです。 一般的なデジタルフィルターは3段重ねで 8倍相当にしております。このほうがコストが掛からなく容易だからです。今はだいぶタップ数がだいぶ 増えてきておりますが、基本的な構造は変わらないでしょう。
非常に凝った製品だと、Chord社みたいに数100万タップ使ってたり、PC用のHQ プレイヤーみたいに3万タップ 使ってるのもあります。
そのような形で使っておりますから、非常に違和感のある音になってしまいます。従いまして、デジタルフィルターは使わないで、サンプルレートコンバーターで強制的に周波数を決めてカットするか、ノンオーバーサンプリングやDSDみたいにデジタルフィルターを使わないほうがいいと私は考えております。そのかわり、アナログフィルターをブルーディスクリートで超豪華にやりましょう。私が提唱するRIAA-DSDはその解決方法の一つなのです!!!
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