人生デザインするという事
「どこに行っても変な人はいる」 グーグル首席デザイナーが語る人間関係ストレスから自分を守る自己暗示(1/3)〈dot.〉 | AERA dot. (アエラドット) (asahi.com)
私は「自分の人生を自分でデザインすることを楽しむ人を増やしたい」とよく言います。
きっかけは「〇〇だからできない」という人にたくさん出会ってきたから。
「〇〇だから」は自分に対する言い訳で絶対の理由にはならない。
思った通りに進むことはできなくても「今いる場所で」「少しでも行きたい場所に繋がる可能性を残して」デザインすることはできる。
今すぐそちらに進むことはできなくても「積み重ねていったら目的地にたどり着ければ結果OK」だと思う。
人生デザインに必要な三種の神器
私は「人生デザインしましょう」という話をする時に
【羅針盤・モノサシ・天秤】という三種の神器の話をします。
【羅針盤】
ナビのように最短距離を示すものを使うと「人に決めてもらってる」事になるので失敗した時に「〇〇のせいで」になってしまう。
だから【羅針盤】
ざっくりした方向性だけ示したらそこに向かう道は自分で選んで決めて進むことが大切だとおもってる。
モノサシ
そして「何が正しいのか」「何を優先するのか」も自分の価値観を持って自分のモノサシで確認することが大切だと思う。
「〇〇さんがいいって言ったから」ではやはり失敗した時に「〇〇さんのせいで」「普通はこうだから」みたいな他責の気持ちが湧いてくると思う。
いいか悪いかを決めるのは自分。
私の祖母は「良い事をしても悪い事をしても、自分自身はいつも見ている。誰も見ていないと思っていても昼も夜もお月様も空から見ている。だから自分の正しいと思う道を進みなさい」と教えてくれた。
私が【人生デザイン】なんていいつつ【結果より経過を大切にする】のは
この祖母の言葉が大きく影響していると思う。
たどりついた場所が大切なんじゃない。
そこに行くまでに通った道が自分の人生の色どりになる。
だから道を選ぶ時の【モノサシ】が自分の価値観にあっていないと同じ場所にたどり着けたとしても幸福度は全然違うと思う。
天秤
優先順位を決めて進まないとパンクします。
やらなきゃいけないこととやりたいこと、やったほうがいいことなど
タスクは毎日どんどん生まれます。
そんな時に全部やろうとして中途半端になったり、「もう無理」と全部放り出したくなったり。
それってせっかく課題に気づけたのに全放棄しちゃうってこと。
もったいないですよね?
全部片づけることができなくても自分の天秤で優先順位を決めて進めるとちょっと進んだだけで「やれてるじゃん、自分」と自己肯定感も上がります。
まずは自分の三種の神器を確認したところでもうひとつ。
この三種の神器は人の数だけ基準が異なるという事。
あなたの三種の神器に当てはめて誰かの事を型にはめようとするのはまさに「色眼鏡で見る」こと。
まぁ、三種の神器は自分の指針でもあるのである程度は色眼鏡も必要なんですが。
「自分の色眼鏡を通した時に合わないから相手は悪だ」ではなく「持ってる三種の神器が違うから」が正しいのかなと思ってます。
一緒に何かをしなくてはいけない時はちょっとだけ三種の神器のチューニング幅を変える。
それだけでうまく行く時もある。
それでもうまくいかなくて自分が削られるだけならもうすっぱり距離を置いちゃえばいいともう。
あなたの人生に最後まで付き合うのはあなた自身。
あなたが我慢ばかりしていたら「納得のいく人生」なんて永遠に訪れないですよね。