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資産運用、何から始めればいいの?
定年したら年金額は少ないみたい、年金制度自体、破綻することはないと思いますが、貰えるお金が少なくなることは確か。政府は「老後2000年問題」などを提起し、自分でも貯蓄してくださいということを言い始めました。少子化というのは前からずっと言われていたわけで、年金制度のお金はどこから捻出されているかということを考えると、こうなることは明らかでした。問題提起され、騒ぐことでもありません。政府も対策として、色んな対策を考えてくれています。ただ、もう少し強く押していただけたら、もっと早く節税対策、資産運用を始めたのに、と少し八つ当たりはしたくなります。私が知ろうとしなかっただけで、目に、耳にしていたとは思います。
資産運用を始めてみたいけど、種類が多すぎて何から手をつけていいか分からないという方は多いと思います。銀行は超低金利、ひと昔のように預けていればお金が増えてくれているような時代でもありません。逆にお金の価値が下がり「貯金すること」がリスクになるかもしれません。
私の場合なんですが、まずは、節税対策、
「ふるさと納税」を始めました。
応援したい自治体に寄付ができる仕組みのことです。ふるさと納税の寄付金は税金の還付・控除が受けられます。
最終的な実質自己負担額は2,000円のみで、
お礼品として、自治体から特産品や宿泊券などをもらえる、とてもうれしい制度です。
控除上限額は、ふるさと納税をする方の家族構成や年収(所得)その年に受ける各種控除の金額などによって異なります。あらゆるサイトでシュミレーションでき簡単に調べることができます。範囲内で寄付をすると、2,000円を超える部分について税金が控除されます。
私は「ワンストップ特例制度」を利用してふるさと納税をしています。自分で確定申告しなくていいので、会社員にとってはすごくありがたい制度です。楽天ポイントを貯め、お買い物マラソンのときに楽天市場からふるさと納税しています。買い物するようにふるさと納税ができます。期間によってポイントが倍もらえますし、送料もほとんど無料です。これで控除されるなんてお得すぎます。色んなところの特産品を頂けるのも魅力的ですが、ティッシュやトイレットペーパーなど消耗品をふるさと納税するのもお勧めです。毎月購入しているものが自宅に届き、実質2000円で頂けるなんてお得しかありません。ただ一度に大量に届くため、場所の確保と戻ってくるとはいえ、お金を事前に準備しなくてはいけないので、そこが唯一のデメリットになるんでしょうか。
次、始めたのが「iDeCo」です。
iDeCoは「個人型確定拠出年金」といわれ、自分で作る年金です。自分で申し込み、掛金を拠出し、自分で運用方法を選んで掛金を運用します。 掛金とその運用益との合計額を60歳以降に給付として受け取ることができます。掛金、運用益、そして給付を受け取るときに、税制上の優遇措置を受けることができます。
投資をしたことがない私にとって初めは少し抵抗がありました。
自分で運用方法を選ぶって何?株って?債券?借金背負わされそう!しかも面倒くさそう!と思いました。そんなことありません。貯蓄のように始めたい方であれば「元本確保型」を選べばいいわけですし、それだけでは少し物足りない、少しでも増やしたいと思う方は「投資信託」を選択すればいいと思います。ただ運用なのでリターンもあれば多少のリスクもあります。それを回避するためのドルコスト平均法です。毎月同じ額を淡々と投資していく手法です。若い世代にとって、時間という武器があり、それは大きな財産です。時間が味方になって、着々と資産を増やすことができます。長期積立投資は時間分散と複利の効果から資産形成に適した投資手法といわれています。受取年齢まで引き出しのできないiDeCo口座だからこそ、時間を味方につけ運用することができます。引き出せないってことは貯金出来ない人にとっては老後資金を貯める目的として大きなメリットかもしれません。自分で決めた運用方針に沿って運用商品を選択し、掛金でどの運用商品をどれだけ購入するかの配分を決める必要があります。
iDeCoはどの商品で運用するかによって将来受け取る金額が大きく変わる可能性があるので、商品選びはとても重要です。自分がどれくらいの値動きの幅を許容できるか考えて選んでください。
2021年現在、iDeCo加入者数は約198万人なんだそうです。4月の新規加入者数は約4.9万人いるそうです。この数値が多いか少ないか、日本の総人口が2021年1月時点で1億2557万人、うち20歳未満が約2000万人といわれますので、約1億557万人の方はまだ始めていないといえます。なかには今を生きるだけで精一杯、老後のことなんて考えられないって方もいらっしゃると思います。日本は相対的貧困率が経済大国の中でも特に高いとされています。
2016年に発表された世界の貧困率比較で、日本は世界で14番目の15.7%となっています。先進国の中では中国やアメリカに次いで3番目となっていて先進国の中でも貧困率が高いことも大きな問題の一つです。そういう現状を考えると、老後の心配を今からするなんて心苦しいような複雑な心境になってしまいます。
定年してから第2の人生といわれるように、先立つものがなければ不安で仕方ありません。学ばないから不安なんです。学び何らかの対策を今から講じ先を見通すことができれば、不安も少しは減らせるんじゃないかと思います。長期化する老後に備えてまず、自分の公的年金の状況を確認し、さらに、退職金や企業年金も含めて老後の資金を考えてみる時間を持ちましょう。
そして、税制上のメリットを受けながら、より豊かな老後生活を送るために、お金に頑張って働いてもらいましょう。
少し熱くなり、長くなってしまいました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
資産運用を考えるきっかけになれば幸いです。
また遊びにきてくださいね。
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