見出し画像

ゼロから学ぶ暗号資産 #1ビットコイン—5分でわかるデジタルゴールド!

こんにちは、コヤマです!

突然ですが、あなたは「ビットコインって何?」と聞かれたら、
すぐに説明できますか?

最近、「ビットコイン」や「暗号資産」という言葉をニュースやSNSで見かけることが増えました。でも、「興味はあるけど、難しそう…」と思っている方も多いのではないでしょうか?

そこで!暗号資産について学びたいと考えている方に向けて
初心者向けシリーズ『ゼロから学ぶ暗号資産』という連載をはじめました。

第一弾として、「ビットコイン」について解説します!
このシリーズを読めば、暗号資産をもっと身近に感じられるようになり、暗号資産の基礎からしっかり理解できるようになります。

この記事はこんな方におすすめです
1.暗号資産に興味があるけど、何から始めればいいかわからない方
2.職場や友人に暗号資産について簡単に説明したい方
3.資産運用や投資の選択肢を増やしたい方

それでは早速、ビットコインの魅力や仕組みを見ていきましょう!
まずはポイントを簡単にまとめてみました。

・ビットコイン=デジタルゴールド
ビットコインは「デジタル上の金(デジタルゴールド)」と呼ばれる資産です。希少性と価値保存性に優れ、インターネット上で自由に取引できます。
ブロックチェーン技術による信頼性
取引データは分散管理され、改ざんがほぼ不可能な仕組みです。
この技術がビットコインの安全性を支えています。
国に依存しない自由な資産
中央銀行や政府の管理を受けず、国境を越えた自由な取引や資産保全手段として機能します。

ここまででビットコインの雰囲気がつかめたでしょうか?
では、もう少し踏み込んで解説していきます。
この記事を最後まで読んでいただければ、ビットコインの基本を理解し、
自信を持って人に説明できるようになります!

ぜひ最後までお読みください!


ビットコインとは?

ビットコインとは、サトシ・ナカモトという名で知られる人物が2008年頃にその仕組みを示し、2009年に運用が始まった、インターネット上でやり取りされる「デジタル資産」の一つです。

多くの人が「ビットコイン=新しいお金」と思いがちですが、日常的な支払いに広く使われているわけではありません。そのため、ビットコインは通貨というよりも「デジタル上の金(デジタルゴールド)」として理解されることが増えています。

ではなぜ、ビットコインは「デジタルゴールド」と呼ばれるのか?
それは、ビットコインと金には以下の共通点があるからです。

1. 希少性による安定した価値
金は採掘できる量が限られ、ビットコインは最大発行枚数が2,100万枚と決められています。どちらも「増やせない」という共通点があるため、長期的に価値を保ちやすいと考えられています。

2. 長期的な価値保存手段としての信頼性
金は何千年もの歴史を通じて「富の象徴」として使われ、ビットコインは10年以上安定稼働したブロックチェーン技術に支えられています。時間が経っても価値を維持できる性質は、共通の「資産の避難先」としての魅力となっています。

3. 国や組織に依存しない独立性
金は特定の国の影響を受けにくい資産であり、ビットコインも政府や中央銀行などの管理下にありません。政治や経済状況に左右されにくい独立した資産として、両者とも世界中で認められています。


これら3つの共通点から、ビットコインはしばしば「デジタルゴールド」と呼ばれ、金と同様に資産保全の選択肢として注目を集めているのです。

金はなぜ「価値がある」と思われているの?

「金は価値がある」ことは多くの人が知っていますが、
「普段の買い物に使えないのになぜそんなにすごいの?」
と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

そこでまずは、金と他の主要資産の時価総額を見比べてみましょう。

1. 圧倒的な時価総額

出典元:CompaniesMarketCap 2024年12月21日時点
  • 1位:金 2,768兆3,760億円

  • 2位:Apple 600兆1,048億円

  • 中略

  • 7位:ビットコイン 297兆4,920億円 ※(1ドル156円で計算)

時価総額とは、市場で評価されたその資産や企業全体の価値を示す金額で、
計算は「株価(または1単位の価格)× 発行済株式数(または総供給量)」で求められます。

ちなみに、日本の大企業であるトヨタの時価総額は43兆7,758億円です。

このように、金の時価総額がAppleやトヨタなどの大企業を
大きく上回ることがわかります。ここまで圧倒的な評価を受けている理由は
金が「長年にわたって価値が認められている希少な資産」
だからにほかなりません。

2. 金が特別視される3つの理由

金はなぜ、これほどまでに価値が高いのでしょうか。
その背景には、以下の3つの要素があります。

1. 希少性がもたらす安定した価値
金は地球上で採掘できる量が限られており、簡単に増やせません。
そのため、長い年月を経ても「希少価値」が損なわれにくく、需要と供給のバランスで価格がしっかりと支えられます。

2. 劣化しにくい物理的な耐久性
金は錆びや酸化に強く、何千年もの間、美しさや形を維持し続けてきました。古代の遺跡から発掘される金製品が、ほぼ変わらぬ輝きを保っていることは、金の優れた耐久性を物語っています。

3. 世界中で認められる普遍的な需要
金は国や文化を超えて「価値がある」と認められてきました。宝飾品や資産保全手段としてはもちろん、電子機器などの産業分野でも利用されるため、世界経済の動向に左右されにくい「グローバルな資産」です。


これら3つの理由によって、金は時代や場所を超えて人々から信頼されてきました。現在でも、経済の不透明さが増す場面で「安全な避難先」として金が選ばれることが多く、その不動の地位は揺らぐことがありません。

金は長年の歴史を通じて、希少性や耐久性を背景に世界中で“価値がある”と認められてきました。

一方、ビットコインは10年以上にわたる運用実績と、最大発行枚数が決められた希少性を武器に、デジタル上で同じような役割を果たしつつあります。
だからこそ、多くの人がビットコインに“デジタルゴールド”の可能性を見いだしているのです。

金の歴史が示してきた『信頼』を、ビットコインはテクノロジーの力で実現しようとしているといっても過言ではありません。
今後の動向に注目しながら、金との共通点と相違点を理解しておくことが、ビットコインを正しく知る第一歩です。

ビットコインへの信頼は、ブロックチェーン技術から生まれている

ここまで読み進めてくださった方の中には、こんな疑問を持たれるかもしれません。

「ビットコインが金に似た希少性や価値保存の性質を持っているのは分かった。でも、データでしょ? 誰かに書き換えられたり、盗まれたりしないの?」

たしかにビットコインは、目に見えないデジタル資産ですから、不安に感じるのも無理はありません。そこで登場するのが、「ブロックチェーン」という新しい技術です。この仕組みこそが、ビットコインを「ただのデータ」ではなく、安心して利用できる資産へと変えています。

ブロックチェーンを知れば、ビットコインが「ただのデータ」ではなく、どうして安心できる資産として機能しているのか、その理由がしっかり理解できるはずです。

ブロックチェーンとは?

ブロックチェーンとは、取引履歴を「ブロック」という単位で記録し、そのブロックをチェーンで連続的につなげて管理するデジタル台帳のような仕組みです。
世界中の参加者が同じ台帳を共有し、お互いを監視し合うことで、改ざんが極めて難しくなっています。

取引が発生すると、多くの参加者たちがその正しさを確認します。
正しいと判断された記録だけが新しいブロックとして追加され、そのデータはチェーンの一部となります。
これにより、データを書き換えるには、過去の取引をさかのぼって書き換える必要があるため、データを書き変えることはほぼ不可能です。

つまり、ビットコインはブロックチェーンという仕組みを使うことで、
誰か特定の管理者に依存せず、全員で正しさを確かめ合う形で維持されています。

このブロックチェーンという技術があるからこそ、ビットコインへの信頼が担保されています。

国に依存しない資産とは?

「ビットコインが国に依存しない」と聞いても、実感が湧かない方も多いと思います。
「国が価値を保証してくれる法定通貨のほうが安心なのでは?」と疑問を持つ方もいるでしょう。
そこでまずは、法定通貨のメリット・デメリットを整理します。

法定通貨のメリット

  1. 安定性が保証されている
    法定通貨は政府や中央銀行がその価値を保証しています。経済が安定している国では、法定通貨は信頼性が高く、日常の支払いに適しています。

  2. 経済政策に利用できる
    中央銀行は法定通貨を発行したり金利を調整することで、景気刺激や物価安定を図ることができます。これにより、経済全体をコントロールする役割を果たします。

法定通貨のデメリット

  1. インフレやデフレの影響を受けやすい
    通貨の発行量を増やしすぎるとインフレが発生し、通貨の価値が下がります。逆に、経済が停滞するとデフレになることもあります。

  2. 政治や経済の影響を受ける
    政府の財政問題や信用不安が起こると、法定通貨の価値が急落するリスクがあります。ハイパーインフレや通貨危機の事例がその典型です。

ビットコインは「国に縛られない自由な資産」

ビットコインは、法定通貨とは異なり、国や政府、中央銀行に支配されていません。以下の点でわかりやすく説明します。

  1. インフレからの自由
    ビットコインの供給量は最大2,100万枚とプログラムで固定されており、通貨の過剰発行が原因となるインフレの影響を受けません。

  2. 政治的リスクがない
    特定の政府や組織に依存していないため、経済危機や政変による通貨価値の暴落といったリスクからも自由です。国境を超えた資産として、どこでも同じ価値を保つことができます。

  3. 経済的な自由を提供
    ビットコインはインターネットさえあれば、誰でも利用可能で、国際送金も中間機関なしで行えます。法定通貨では時に手数料や規制が壁となりますが、ビットコインはそのような障壁がありません。

法定通貨は国の信用を背景に安定性を保ち、私たちの日常生活を支えている大切な存在です。一方、ビットコインは「国境を越えた自由な資産」として、政治や経済リスクから比較的自由であることが魅力です。

どちらが優れているというわけではなく、それぞれに特徴や役割が異なるため、まずはビットコインがどのような仕組みで動いているのかを知ることが大切です。

法定通貨との違いを理解することで、ビットコインの魅力や使い方が見えてきますので、ぜひ少しずつ学びを深めてみてください。

まとめ

ビットコインを知ることが暗号資産理解への第一歩

この記事を通して、ビットコインが「デジタルゴールド」と呼ばれる理由や、ブロックチェーン技術によって支えられる信頼性を知っていただけたかと思います。
ビットコインは金と同じように希少性を持ちながら、国や中央銀行に依存しない自由な資産として注目されています。

「何となく難しそう…」と思われがちな暗号資産ですが、ビットコインの基本を押さえておくと、その面白さや可能性を感じられるようになります。

次回は、ビットコインと並んで有名な暗号資産『イーサリアム』を取り上げて、さらに暗号資産への理解を深めていきます。
スマートコントラクトをはじめ、ビットコインとは違った魅力もたくさんあるので、お楽しみに!

この記事を読んで興味を持った方は、少額からビットコインに触れてみるのもおすすめです!
今ならLINEアプリ内でもビットコインを購入することが可能です。
以下の記事を参考に、ぜひ口座開設をしてみてください。

これからも暗号資産についてわかりやすく解説する記事をお届けしますので、ぜひフォローをお願いします!
これからも一緒に学びを深めていきましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それではまた!


【お知らせ】
noteでは主に暗号資産やNFT、投資に関する解説記事を投稿しており、
初心者にもわかりやすい内容を心がけています!
ぜひフォローして最新記事をチェックしてください!

いいなと思ったら応援しよう!

コヤマ@SWC
気に入っていただけたら応援をお願いします! いただいたチップは暗号資産の勉強に使わせていただきます!