公務員試験に落ちた話
こんばんは、りおてです。
画像は、アルテミジア・ジェンティレスキ《ホロフェルネスの首を斬るユディト》です。ウフィツィで撮影しました。本記事とは一切関係ありません。
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今日、公務員試験の結果発表があって、無事、落ちていた。
筆記試験と一次口述試験を終えて、二次に進めるかどうかというタイミングでの脱落だった。
正直まだ、落ちたことが自分にどう作用するかわからない。今はただ漠然と、落ちた事実を受け止めている。
私は試験勉強を、1月でやめてしまった。
それは彼に振られたからで、モチベーションも気力も目標も何もかも失ってまで勉強に打ち込めるほど、私は強くなかったという話だ。
だから、この試験に通らなかったことも、彼を恨めば簡単なのかもしれない。実際、彼にも責の一端はあると思う。でもやっぱり、私は誰かを恨んだりすることが得意じゃないみたい。彼の顔を思い浮かべるとき、どうしても憎しみを同時に抱くことは難しい。
私は来年も試験を受けるんだろうか?
正直全くわからない。公務員試験には年齢制限があるし、受けられるうちは受けたほうがいいのかもしれない。でも私は別に公務員になりたいわけじゃないし、来年の試験に向けてまた一年勉強するってことができるかどうか、あまり自信がない。
自分のやるべきことが明確に決まっていればいいのに。人生の里程が予め示されていればどれほど楽か。神様はその被造物である人間にあまりにも無慈悲だ。なぜ100年近い寿命を与えておきながら、先を見通す力をお与えにならなかったのか。
ただ私は、毎日を幸福に生きたいだけなのに。
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