【旅行記】如意輪観音菩薩坐像に見惚れた
このタイトル、いきなり何事かと驚くかもしれない。
この記事は旅行記である。
先週末、法隆寺に行ってきた。
とても素敵な仏像に出会ったのでタイトルにしたくなったのだ。
お時間があれば、私の旅行話に付き合ってほしい。
奈良県のポケふた巡り
突然だが、私はポケモンが好きだ。
(今回の記事、私の雑で唐突な紹介が続いて申し訳ない。)
ポケふたとは、ポケモンの絵が描かれたマンホールの事だ。
奈良県に行く機会が出来た。調べてみると、法隆寺周辺に数か所設置されていることがわかったので、ポケふた巡りをしてみることにした。
私の足が入っているが、これはワザとである。私がこの足で訪れたのだという証明で敢えて写している。
奈良県内のポケふたは現在5つあるのだが、すぐに制覇できた。
法隆寺に行った
実は、私の中ではポケふた巡りがメインだった。
だが、せっかく法隆寺の近くまで来たのだ。もちろん、行くことにした。
朝8時に到着。寒さに震えた。拝観料をお支払いして、進んでいく。
枯山水の模様をつけていらっしゃる側から砂利を踏んでいくことに申し訳なさを感じながら、順路を進んでいった。
敷地内は、非常に荘厳な雰囲気であった。
大宝蔵院という建物の中は、博物館のようになっていた。たくさんの仏像や聖徳太子ゆかりの品などが展示されていた。
その中で私が心奪われたのが、如意輪観音菩薩坐像だ。
あまりに美しかったのでこの記事のタイトルにした。
しばらく見惚れていた。大きな仏像ではない。仏像の背中にもよもよしているなにか。頭上から垂れ下がってるなにか。全く知識がなく、分からないが非常に繊細でとにかく美しかった。
(今調べたところ、背中にあったのは光背というらしい。頭上のは天蓋。)
気になった人は「如意輪観音菩薩坐像 法隆寺」でぜひ画像検索してほしい。
光背と天蓋がある仏像だ。本物が見たくなったらぜひ法隆寺に行ってほしい。
百済観音像という大きな仏像もとても素敵だった。その部屋の空気もどこか凛として、優しくも感じられた。
全く何もよくわかってない私の、あくまでも個人の感想だ。
法隆寺の奥には中宮寺
法隆寺を順路通りに回ったあとに、中宮寺の看板を見つけた。看板の案内通りに進んでいくと、中宮寺に辿り着いた。
拝観料は法隆寺とは別でかかるが、通常600円→法隆寺に行った後だと500円だった。
本堂は池の上に建っていた。パンフレットの写真は池の周りに黄色い花がたくさんあるように見えるが、私が行った時期が冬だったからか特に何の花もなかった。
シンプルでスッキリしていた。(表現が適しているかは不明だが、褒めている)
参拝者は私しかいなかった。
お寺の方に気さくに話しかけていただいた。一人旅は話しかけてもらえる機会が多いように感じる。色々と教えてもらえたり、地元のお話が聞けたりするのがいい。
本堂で音声案内を流してくれた。
貸切でご本尊独占状態、私のためだけの音声案内だ。
ご本尊は、如意輪観音菩薩だった。
こちらは半跏像で、先ほど見惚れた坐像とはポーズが違う。
エジプトのスフィンクス、レオナルドダヴィンチ作のモナリザと並んで「世界の三つの微笑像」なのだそうだ。アルカイックスマイル(古典的微笑)と呼ぶらしい。
どうりで優しいお顔つきをされてるわけだ。
大満足で本堂を後にした。
旅先には御朱印帳を
中宮寺のあと、少し足を延ばして、斑鳩神社へも行った。
菅原道真が祀られているらしい。
参拝者は私だけ。
こちらはセルフ御朱印スタイルだった。
法隆寺でも思った。
御朱印帳持ってくればよかったなぁ。
仏像って素敵
ただただ観光のつもりで訪れたが、とても濃密な時間を過ごせた。
如意輪観音菩薩を好きになった。
何の知識もなく行って、見て回って、こんなに楽しめるのだ。
知識があればもっと楽しいに違いない。
次回は御朱印帳持参のうえ、もう少し仏像について予習してから参拝したい。