収集癖があるのに片付けられないから地獄みたいな部屋で過ごしてる
私はミニマリストになりたい。シンプルライフを送りたい。そんな思いとは裏腹に、モノを収集してしまう。
ご当地キティを集めていた学生時代
旅行したり、家族が出張で遠方に行ったりすると必ずご当地キティのキーホルダーを買ってくれた。
京都の田舎に住んでいたのだが、祖父に京都駅前にあるアバンティ(田舎者からするとでかい本屋があった)に連れて行ってもらって、ご当地キティ図鑑まで買ってもらった。近所の本屋には置いてなかった。
中学校では卓球部に所属していたのだが、ラケットケースのファスナーはキティちゃんのキーホルダーでいっぱいだった。お菓子が入っていた缶にためていたのだが、ついにあふれだしたところでキーホルダーは使いみちが限られると気づいた。
親戚のうちに遊びに行ったとき、ご当地キティのタオルハンカチをポスターのように壁に貼って飾っていたのを見て、私もハンカチを集めることにした。薄いし、壁に飾れば場所をとらない。いずれハンカチとしても使えばいい。
コレクションが増えるたびに、自分の基準でデザインが可愛い順に並べて袋に入れてしまっていた。結局なぜか私は壁に飾らなかった。1枚1枚は薄いが何枚もの束になると結構かさばるようになった。
引っ越したタイミングでなくした
あのゴツい束はどこに行ってしまったんだろう。実家に行けばあるかもしれない。長年かけて集めているうちに統一感のあったハンカチのデザインも変わってしまった。
社会人になってからもまだ集めていた。今度はくるぶしソックスだ。ハンカチの教訓を活かしてちゃんと使用用途があるもの。靴下だと履きたおしたら親指のところに穴があいて捨てるのでちょうど良かった。
(どうしてもお気に入りの靴下は穴があく直前で使わずにタンスの肥やしになる場合もある)
今はキティちゃんよりクロミちゃんとマイメロのほうが好きなので、ご当地マイメロでよっぽど気に入ったときしか買わなくなった。成長した。
今も結局なにか集めている
ご当地キティを卒業した今は何を集めているかというと、ポストカードとミニ原画。ポストカードなら薄いしかさばらない。また出たこの理論。懲りてない。数が増えれば十分場所をとるのに。
美術館とかハンドメイドマルシェで好きな画家さんのポストカードをつい買ってしまう。ちゃんとファイリングしようと思いつつまだやってない。
たぶんすでに膨大な量がある気がする……
そして私は片付けが苦手なので常に部屋が散らかっている。〜ぱなしが多い。使いっぱなし。カバンに入れっぱなし。たぶんポストカードもいろんなところから出てくると思う。(原画はちゃんと飾ってる)
だから私はミニマリストにはなれないし、シンプルライフは送れない。地獄みたいに散らかっている部屋で生きている。(ゴミ出しはちゃんとするので虫はでません。)