答えは炎の中



我が家から直線で100mも離れていないであろうところに墓地がある

我が家からよく見えるのは、我が家の墓石

季節や時間帯が合えば朝日が反射して、遮るものもなくスポットライトのように照らしてくれる


周辺は森林と畑と住宅

緩やかに少し上ったぐらいなんだけど、墓地からの見晴らしはいい






自宅脇からなんとなしに見上げたら、墓地のすぐ手前が燃えていた

炎が立ち上がるのではなく、溶岩が広がりながら流れるかのように

鮮やかなオレンジの火が、メラメラと周囲の草木を巻き込むようにしながらこちらに向かってくる


あれこっちに来るよ!

こんなとき何持って逃げんの!

って叫んだか心の中で思ったか


広がるオレンジから目を離さずに数歩後ずさった




そこで目が覚めた

お墓の夢

お墓は燃えていなかったかもしれないけど

火事の夢

火がこちらに向かってくる夢


夢の中での私は、焦ったり恐怖を感じたりしていなかった

近所住人に知らせようとしなかったり通報しようとしなかったのは夢だからなのか、やはりそれどころじゃなかったのか


私の何が見せた夢だったのか






私は今年も10月に誕生日を迎えて、祖母が亡くなった年齢に並ぶという1つの節目、目標に達した

遂に私もここまで生きながらえたんだなーと、感慨深い気持ちで新たな年齢を生きている


夢が何らかのお告げだろうと、そうでなかろうと

信じる者は救われるも、信じる者は救われる前に騙されるも

捉え方、気の持ちようでどこにどう転がるも私次第

というのが持論


ネガティブに悪い方にばかり考えていると

本当にネガティブで悪い現実を引き寄せてしまうものだ(った)から


とりあえず

向こう1年の最低限の目標は、ばーさんを超えること

来年の今頃は、ばーさんを超えてやったって笑っていたい






火事の夢は基本的には吉夢らしいけど、現実の世界では

子供の火遊び、大人の寝煙草

子供の寝煙草、大人の火遊び

そしてこれから寒さに向かう季節柄

火の取り扱いにはご注意くださいませ




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byり

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