”星は街じゃ輝かないの”について考える
Note書くの久しぶりです。
=LOVEの7周年コンサート「=LOVE 7th Anniversary Premium Concert」のDay2に行ってきました。
それを経ての、「絶対アイドル辞めないで」にある歌詞について考えました。
=LOVEの17thシングル「絶対アイドル辞めないで」
この曲が発表されたときは本当に驚愕でした。
舞香ちゃんがこのタイトルのシングルで休養から復帰しセンターで歌ってくれること、そして最推しグループであるノイミーちゃんのお姉さんグループがこの曲を歌ってくれることへの嬉しさ、対して、グループが解散せざるを得なくてやむなくアイドルを辞めてしまった過去の別の推しメンを思っての寂しさ、大好きなアイドルの魔法がいつか終わってしまうことを思い出しての苦しさ。たくさんの感情が渦巻いて、MVは涙なしには見られませんでした。
そして他界隈でも話題になった歌詞のうちの一つ「星は街じゃ輝かないの」。
私は某関西出身のキラキラ男性アイドルグループも好きなのですが、過去にそのグループでも、他の女性アイドルグループでもスキャンダルが出たり、何なら私の某最推しグループちゃんでも出たりしました。
そんなことが、私がアイドルオタクになってからちょくちょくあったり他界隈でもこの話がこの楽曲と共に投稿されていたりしたので、「星は街じゃ輝かないの」=週刊誌に撮られるようなみっともないことをしないでほしい、ずっと偶像でいてほしい。という意味なのかなとポケ~っと考えていました。
まずそんなじっくりこの曲について考えるタイミングもなかったですしね。
私はこんな浅はかな考えをしていたことを、のちに悔やむことになります。
そんな中迎えたイコラブの7周年コンサート。
私はノイミーちゃんが主現場なのですが、イコラブの周年は去年から行き始めました。
というのも、去年行ったきっかけがSSAが家から近いからという理由だったのですが、今年は横浜会場で超遠いのに行ってしまったもんで、しかもわざわざ1週間前にFCに入ってチケトレで入ってるもんですから、イコラブ沼にズブズブ沈んでいく音がしますね。ヒィ
ちなみに今のところ佐々木舞香ちゃんと大場花菜ちゃん推しです。増えそう。
ツアーロゴにはふわっと広がる羽や魔法のステッキ、そしてレインボーでキラキラで、まるで幼い頃に憧れていた某女児向け魔法少女アニメのようなデザインです。
会場に入ると、セットはまるでかぼちゃの馬車。
この世の「可愛い」「憧れ」がすべて詰まったような、夢のようなファンシーなコンセプト。
こんなこと言っておりますが、私は幼い頃プリキュアを1度だけ見て「悪役が黒くて大きくて怖い」という理由でひつじのショーンやスポンジボブなどを見て育ってきました。逆に言うとその反動で今、眩しいくらいの ”キラキラ可愛い” にときめいているのかなとも思います。
そしてついに本編がスタート。Overtureでは花屋やカフェの店員、パティシエなどの姿になり一般社会で過ごすイコラブメンバーのムービー、そしてメンバーたちが自身に魔法をかけていく姿のムービーが流れました。
(舞香ちゃんが「しーっ、実は私、魔法が使えるの」とか言った気もする)
そのあとに聞こえる、キラキラしたピアノのイントロと「絶対アイドル辞めないで」という舞香ちゃんの歌声、そして魔法少女のような衣装で現れるイコラブちゃんたち。溢れ出る涙を止められませんでした。
ミョーホントゥスケ!のあのコールとかも覚えてきたのに2曲目くらいまで無言ボロ泣き棒立ちオタクになってしまいました。(落ち着いたら全力でコールしましたよ)
そして公演は進んでいき、(途中イコラブちゃんが猫さんになったりしましたね)(瀕死)ついにライブも終盤。
青春”サブリミナル”、続いてMCで本編が終わりかと思いきや、突然流れるムービー。
魔法が解けて、また一般社会で過ごすイコラブメンバー。一般人の世界線でもイコラブちゃんたちは仲が良さそうでほっこりしました。
最後に映し出されるのは花屋の店員の舞香ちゃん。エプロンのポケットには、公演でもメンバーが全員持っていた光る魔法のステッキ。
すると舞香ちゃんが「星は街じゃ輝かないの。だから、もう1回、魔法をかけるね」と言うと、魔法がかかってまたアイドルになったイコラブちゃんが現れました。そして流れる「絶対アイドル辞めないで」。
歌い終わった後は挨拶などはせず、光の中に消えていく(可動式モニターのセットの中に消えていく)演出で本編が終了しました。
この演出は1日目にはなかったようです。
魔法が解けた映像を1日目に流さなかったことから、1日目のアイドルの魔法を2日目まで解かなかったのではと考えている人もいました。天才ですね
こういうコンセプトがちがちの演出のコンサート、本当~~~に大好きなんです。さらに私が憧れであり大好きである「ファンタジー」「アイドル」のテーマで。ほまに瀕死。好きと感動と感謝が止まらない。
ところで、最初と最後のムービーに現れた、アイドルではない姿のイコラブちゃん。
SNS上では、この姿はイコラブちゃんたちがアイドルを辞めた後の姿と言う人もいれば、イコラブちゃんたちがアイドルにならなかった今のパラレルワールドでの姿と言う人もいました。
さなつん(諸橋沙夏ちゃん)が歌手?のような姿になっていることから、確かにアイドルを辞めた後なのかもとも一瞬思いましたが、イコラブ加入前はアーティストや歌手志望であったことから、さなつんはアイドルにならなかったとしても歌をお仕事にするんじゃないかなと予想したので、私はどちらかというとパラレルワールドの姿派の考えです。
魔法がかかって今イコラブちゃんたちはアイドルをしていると考えると、一般社会にいるイコラブちゃんたちの世界線がベースのようにも思えます。まぁそれは私が一般人だからというのもありますが。
ですが、このムービーの後に舞香ちゃんの口から放たれる「星は街じゃ輝かない」という言葉、アイドルでいるほうの世界線が現実であるという事実を含めて考えると、この歌詞の意味としては
「イコラブがアイドルになるのは必然だった」
なのではないかなと考えました。
もちろん元をたどれば、オーディションの審査の中で現イコラブメンバーがちょっと違うことを話していたら、まず代アニ声優アイドルオーディションが開催されてなかったら、まず指原Pがアイドルになっていなかったら、とかそういう可能性もありますが、そんな偶然が重なっていくことで今いる場所が必然になる気もします。
イコラブメンバーのひとりひとりにとってアイドルは天職であり、アイドルになるべくしてなった運命であり、必然。
イコラブの初めてのオリジナルソング「=LOVE」にも、「必然」「偶然じゃない」という言葉の歌詞こそありませんが、全体を読んでいると「遠回りをしてもやっぱり君に出会う運命だった」という意味の楽曲にも感じられます。
実際、7周年コンサートのMCでも高松瞳ちゃんが「私たちが皆さんと出会えたのは、偶然じゃなくて必然だったと私は思います」というようなことを話していました。
そう言いきってくれる自信と、ファンやメンバーやプロデューサーの愛をめいっぱい浴びてステージで輝く姿に、「出会えてよかった」「同じ時代に生まれて良かった」と心から思います。
イコラブの妹グループであるノイミーちゃんが最推しですが、もちろんイコラブ姉さんがいなかったらノイミーちゃんも生まれていないわけですから、イコラブも好きだし感謝の気持ちでいっぱいです。
他のアイドルの界隈どころか「推し」がいる多くの人を巻き込んで話題となった「絶対アイドル辞めないで」という楽曲。
イコラブの7周年コンサートを、目撃して、全身で浴びて、この楽曲の持つ思いや良さをもう少し知れたような気がします。
2024年9月10日