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3Dスキャン日記 「No2-スマホ3Dスキャン:JIMTOF編」

先日東京で行われたJIMTOF(日本工作機械見本市)2024へ行ってまいりました! JIMTOFとは、知る人ぞ知る日本最大の工作機械の展示会です。今回はその様子を記載いたします。
※なお、多少文面は変更していますが、同じ内容のブログを勤務先の方でも記載しております。

2回目となる今回は、JIMTOF会場!・・・ではなく、出張の際に宿泊した「ホテルの部屋」を3Dスキャンしてきました。

東京ビックサイトは大きすぎてスマホじゃさすがに無理ですね!

宿泊したホテルです。1~2分で撮影しました。

JIMTOF会場はものすごい盛況でした。東京ビックサイトに行ったことがある方はご存知かもしれませんが、会場はとても大きく、メインの東館だけでなく、西館、南館と全ての会場を使い、工作機械、工具、各種ソフトウェア、ロボット、AM(3Dプリンター)、3Dスキャナなど、幅広い展示をしておりました。

屋外の飲食ブースも賑わっていました!

超巨大な加工機や5軸の加工サンプル、金属AM、ロボットによる自動化の提案など、様々な展示がありましたが、どれもとてもすごかったです!(語彙力)。
また、今回のJIMTOFではAMや3Dスキャナの展示もあり、現在の最新情報やトレンドを知ることができ、とても参考になりました。発表された来場者数を見てもいかに盛り上がっていたかがわかりますね!

(会場地図/来場者数・・・JIMTOF公式サイトより:https://www.jimtof.org/jp/index.html)

以下に、会場で参考になった展示物を「切削加工品」を中心に少しだけ転載いたします。

【 Aiソリューションズ様x協賛企業様 】
同時5軸加工でとても複雑な加工をしています!hyperMILLの5軸ツールパスと VericutのNCシミュレーション、それを可能にする技術力に感心しました。

【 Autodesk様xなんとか重工様 】
Autodesk Fusionの機能のみ(拡張機能含む)を使って、同時5軸加工パス~マシンシミュレーション~機上計測までを行い、当日は実機(ブラザー工業M200)での加工も行っておりました。従来は数百万円程かかるような内容が、Fusion1つで出来るようになっていたのは驚きでした。

【 碌々スマートテクノロジー様xキャステム様 】 
5軸と思いきや、3軸加工機で10工程の手間を掛けて加工しているそうです!とても小さく精巧な作りでインパクト大でした。

【 DMG MORI様 】
「切削加工ドリームコンテスト」の作品が展示してあり、どうやって加工したのか想像出来ない様なものがたくさん展示してありました。見るだけでも参考になります。

【 MAZAK様 】
MAZAK様のブースでひときわ賑わっていた工作機械のカプセルトイコーナーですが、全国のガチャガチャでも購入できるようになりました。
刺さる人には刺さる商品ですね。見つけたら手に入れて、最新工作機械の設備導入気分を味わいましょう!

ちなみに、私も個人的に最新の5軸加工機と立形マシニングセンタを導入いたしました!細かいところまで表現されていて再現度が高いです!

「VARIAXIS C-600」と 「FSW-460V」

なお、Fusion CAMのマシンシミュレーションライブラリには、同じ機種の5軸加工機C-600(左側の機種)が登録されているので、CAM上で仮想的に動かすことも可能です。

※画像内の3Dデータは、見た目を少し改造しております

以上です。今回はJIMTOF2024についての報告でした!みなさんも展示会やセミナーに行くと新たな発見があるかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。この記事が皆様のお役に立てば幸いです。


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