音速戦the 2nd(学生編)大会ルール
進行上の注意
・シンキングタイムはボタンを押されてから5秒とし、音声が停止してから3秒で問題が「スルー」されたものとする。
・ブザーと同時の解答は誤答扱いとし、ブザーと同時にボタンが押されてもスルー扱いとする。
・解答が聞こえなかった際は、正誤判定者が「聞こえませんでした」と再解答を促すので、同じ解答をもう一度答えること。
・非常に近いが正解ではない答えが言われた際は、正誤判定者が「もう一度」と言い、再度解答のチャンスを与える(この時、解答者は最初に言った答えをそのまま言わず、別の答えを答える)。
・特に指定がない限り、副題の解答は必要ない。
・特に指定がない限り、「曲名」を解答すること。アニメなどでのタイアップ解答は認めない。
1st Round: 30問筆記クイズ
計30問を出題する筆記クイズを行う。
このラウンドでは、イントロクイズ(冒頭10秒)が30問出題される。1問1点、計30点満点。1Rによる通過者の制限は設けず、全員が2nd Roundに進出する。30曲すべてが出題された時点で解答終了とする。
同点の場合は、1問目からの連続正解数が多い参加者の方を上位とする。第1連答数、第2連答数の順に比較し、差がついた時点で順位を決定する。以上の手順により決着しなかった(正解・誤答の並びが全て同じ)場合はスタッフによる抽選によって順位を決定する。
2nd Roundにおいて、筆記クイズの上位4名には3ポイント、5~12位には2ポイント、13位~24位には1ポイントが、それぞれアドバンテージとして与えられる。
解答上の注意
誤字・脱字などは採点スタッフの判断で誤答として扱う場合がある。
ペーパー中のカンニングについて
カンニングなどの不正行為は一切禁止。カンニング行為とは、主にペーパークイズでの覗き込み行為や、資料の持込・参照などが該当する。
2nd Round: 連答つき5○2×クイズ
参加者全員を4つのグループに分け、最大12名による早押しクイズを行う。
各セット5名、計20名が勝ち抜けとなり、3rd Roundに進出できる。
組分けは1st Round(筆記クイズ)の成績に基づき、以下のように行う(Adv.はアドバンテージポイントを表す)。
1問正解すると1ポイントを獲得すると同時に、「連答権」も獲得できる。「連答権」を保持した状態で正解すると2ポイントを獲得する。通算5ポイントで勝ち抜けとなる。
「連答権」は、自身の誤答もしくは他人の正解で喪失する。他人の誤答や、問題がスルー(誰も解答権を得ずに問題が終了する)になった場合は維持される。
通算2回誤答すると失格となる。
各組の1st Round上位6名には、アドバンテージとして、以下のポイントが与えられる。
各組1位: 3ポイント
各組2〜3位: 2ポイント
各組4〜6位: 1ポイント
(グループ参加者-規定勝ち抜け数)名の人数が失格した場合は、その時点でクイズを終了し、解答席に残っている全員を勝ち抜けとする。その際の通過順位は、終了時点での「ポイントの多い順→誤答回数の少ない順→1R順位の高い順」の順により決定する。
いずれの場合も、限定問題数は40問。
3rd Round: Number 10
共通ルール
2nd Round通過の20名が、誤答ルールが全く異なる4種類のコースから1つを選択し、それぞれの組で5名による早押しクイズを行う。いずれのルールにおいても、限定問題数は60問。
まずは抽選でコースを行う順番を決定し、形式決定後に10秒間の“エントリータイム”を設ける。
エントリータイム終了時点でネームプレートを掲げていた参加者を、「そのコースに挑戦したい」という意志表示をしたとみなす。この際、「終了時点で掲げていたか否か」だけを見る。途中の上げ下げは強制力を持たない。
ネームプレートを掲げている人が、
5名以上の場合、プレートを掲げている人のうち、優先順位(後ほど説明)上位の5名が出場となる。
4名以下の場合は、まずプレートを掲げている人の出場が確定する。5人に足りなかった人数分は、その他のプレートを下げていた人の中から、優先順位下位の人をそのコースへ強制的に出場とすることで補充する。
コース選択における優先順位は、“2R・5○2×での勝ち抜け順→1R・筆記クイズの順位”により決定する。例えば、「筆記1位→2R5抜け」よりも、「筆記48位→2R1抜け」が上位となる。さらに「筆記23位→2Rの別の組1抜け」の人が上位となる。
4コースの出場者が決まるまで上記を繰り返す。
各コース2名、合計8名が勝抜けとなり、準決勝へ進出する。
各コースとも、限定問題数は60問。60問終了後、勝ち抜け者が2名に達しなかった場合に限り、各コースの判定基準で順位を決定する。
以下の各コースの判定基準の中で「早押しプレーオフ」と言った場合、判定対象者のみで行う1問正解勝ち抜け・1問誤答敗退の早押しクイズのことを指す。
10 up-down
1問正解で1ポイントを獲得し、10ポイント先取で勝ち抜けとなる。
誤答すると、それまでのポイントが0ポイントに戻る。さらに、通算2回誤答すると失格となる。
タイムアップ後の判定基準は「(1)終了時のポイントが多い順→(2)早押しプレーオフ」の順とする。
Freeze 10
10問正解で勝ち抜けとなる。
誤答すると、"「通算の誤答回数」×1問"の間休みとなる(1度目の誤答で1問休み、2度目の誤答で2問休み、……)。
タイムアップ後の判定基準は「(1)終了時の正解数が多い順→(2)誤答数が少ない順→(3)早押しプレーオフ」の順とする。
Swedish 10
10問正解で勝ち抜けとなる。
誤答すると、その時点の正解数に応じて以下のように「×」がつく。×の数が10以上になると失格となる。
タイムアップ後の判定基準は「(1)終了時の正解数が多い順→(2)×の数が少ない順→(3)早押しプレーオフ」の順とする。
10 by 10
“「正解ポイント:0pts.」×「誤答ポイント:10pts.」=「総合ポイント:0pts.」”の状態でスタートする。
正解すると「正解ポイント」を1ポイント増やし、誤答は「誤答ポイント」を1ポイント減らす。(例)4問正解・2問誤答…“「正解pt.:4pts.」×「誤答pt.:8pts.」=「総合pt:32pts.」”
「総合ポイント(正解ポイントと誤答ポイントの積)」が100ポイント以上になると勝ち抜けとなる。
通算6回誤答すると失格となる。
タイムアップ後の判定基準は「(1)終了時の総合ポイントが多い順→(2)早押しプレーオフ」の順とする。
Extra Round
準決勝進出の8名を除いた、これまでの敗者全員によるクイズを行う。
1名のみが敗者復活となり、準決勝に進出できる。
このラウンドは以下の2段階から構成される。
First Step
ここまでの敗者全員に対し、イントロクイズを筆記形式で出題する。流れるのは1曲につき10秒。
シンキングタイムは、楽曲が10秒流れ切ったあとさらに10秒間とする。
解答者は自分の席で起立した状態で参加し、受付で配布した解答用紙に解答を記入する。
10問目までは続けて出題し、終了後に10問の解答をまとめて発表する。11問目以降は、シンキングタイムの終了後、1問ずつすぐに解答を発表する。
1問でも誤答・無回答となった参加者は、その問題の時点で失格となり、着席する。正解していた場合は起立したまま続行する。
1問目から連続正解している参加者の人数が12名以下になったとき、残っていた参加者をFirst Step通過とし、Second Stepに移行する。
このStepで全員が失格した場合、復活者が出なかったものとして準決勝に移る。
First Stepに関する諸注意
漢字の書き間違い・外国語の綴り間違いがあった場合は誤答と判定する(指示がない場合、基本的にカナ表記が認められる)。
解答はスタッフがチェックを行う。その際、上記の漢字ミスなどの他に、文字が読めない場合などで誤答と判定されることもある。
カンニングなどの不正行為は一切禁止。発覚した場合、当事者を失格処分とし、退場を命じる。
Second Step
First Step通過者最大12名によるイントロクイズを行う。先に5問正解した1名が敗者復活となる。
誤答は即失格となる。
1名を除いて全員が失格した場合、残った1名はその時点で敗者復活となる。
Second Stepに関する諸注意
First Stepで1名しか勝ち抜けなかった場合、その時点で敗者復活が決定する。Second Stepは行わない。
First Stepで、大会サイドが用意した問題すべてが出題されても、13名以上が起立状態で残っていた場合、復活者が出なかったものとして準決勝に移る。
準決勝 3セット制タイムレース Nine Hundred
9名(または8名)による3セットの早押しクイズを「タイムレース形式」で行う。
「タイムレース形式」では、早押しクイズ中の問題は矢継ぎ早に出題され、
司会による問題文のフォローを一切行わない。ただし、セット終了後にまとめてフォローを行う。
観客による1問ごとの拍手などを禁止する。
参加者は正解・誤答により増減するポイントを競う。また、セット終了時のポイントはリセットされず、次のセットに持ち越しとなる。
各セットのポイント配分は以下の通りとする。
1セット目:正解+1pt/誤答-1pt
2セット目:正解+1pt/誤答-2pts
3セット目:正解+2pts/誤答-2pts
各セット終了時点のポイントトップ1名が勝ち抜け・下位2名が失格となる。したがって、決勝に進出できるのは合計3名となる。
出題時間は各セット5分間、3セット合計で15分間である。ただし、5分を迎えた瞬間に出題されていた問題は有効とし、その問題が正解・誤答・スルーになるまでを制限時間として扱う。
各セット終了時、勝ち抜けや失格のボーダーライン上に規定人数を超える参加者が並んだ場合は、該当する参加者のみによる、1問正解勝利、1問誤答敗退の早押しプレーオフを行い、勝者・敗者を決定する。プレーオフの正解・不正解は、それまでのポイントには影響しない。
準決勝に関する注意
Extra Round の Second Stepにおいて勝ち抜けが出ず、8名で準決勝を実施する場合は、第1セットのみ「勝ち抜け者1名、脱落者1名」とする。第2セット以降は通常ルールで行う。
決勝 トリプルセブン
3名による3セット先取の早押しクイズを行う。
各セットで7問正解するとそのセットを獲得する。
誤答については、第1セットは1回、第2セットは2回、……、最終第7セットは7回でそのセットにおいて失格となる。2名が失格となった場合には、残る1名がそのセットを獲得する。
セット中は休憩等を設けず早押しクイズを進行するが、各セット終了時には20秒のインターバルタイムを設ける。このとき、各参加者は解答席から一旦離れ、壇上に連れて来た「セコンド」と共に作戦を練ることができる。
セコンドは、決勝進出者が各自2名まで設けることができる。
3セットを先取した者が音速戦の優勝者となる。
代替ルール
進行状況により、主催の判断でFinalのルールを12○5×に変更する場合がある。