頭の悪そうな文章を書いてしまう
今回は、
「頭の悪そうな文章を書いてしまう、どうしたらよいですか?」
というご相談についてお話しします。
どんな文章が頭が悪そうなのか?
良さそうなのか?
それは個人の主観にかかわってくるので、
なかなか判断しづらいですよね。
それよりも、
頭の悪そうな文章を書いてしまう、となぜ考えるのか?
それは、人に頭が良さそうに見られたいという
心理の裏返しかもしれません。
人にどう思われるか?
そんなことはどうでもよいのです。
大切なのは、読み手に伝わっているか?です。
文章というのは人に読んでもらい、
理解してもらった瞬間に命が吹き込まれるのです。
人に読んでもらえない文章はただの“線”の集まりです。
人に理解してもらえない文章は、ただの言葉の集合体です。
では、どうしたら読んでもらえる、
伝わりやすい文章が書けるのか?
私の講座では、そんなことも詳しくお話ししますが、
こちらではすぐにできる簡単なことを一つ。
漢字を使いすぎないことです。
たとえば、
出来る→できる
有難う→ありがとう
勿論→もちろん
なぜなら、今、多くの人が文章を読まなくなっているので、
少しでも難しい漢字があるだけで、
面倒くさそう、もう読みたくないと閉じてしまうからです。
「難しい」の程度もありますが、
大和ことばを使うようにすれば、だいぶ読みやすくなります。
心がけてみてください。