コピーって言葉のこと。コピー機じゃないよ
広告宣伝に書く言葉を
「コピー」と呼びますが、
最近、「コピー」を知らない人が多いようです。
時はバブル、「美味しい生活」などの
西武デパートのキャッチコピーを書いて注目を浴びた糸井重里さんの登場から「コピーライター」という仕事があることを知りました。
時は流れ、今、コピーライターと言っても
特に30代くらいからは知らないという人が多いよう。
そこに気づいたのは数年前。
ある大学院の教授にゼミで「コピーライター講座」を
開いてくれないかと頼まれ、開講したことがありました。
学生たちは10名くらい。地方公務員志望の方が多いようでした。
そこで、東京都のHPをみせて、
どこが良いか悪いかなどを離したのを覚えています。
1時間くらい話したでしょうか?
最後に皆さん質問はありませんか?
と聞くと一人の女の子が手を挙げました。
「先生は、どこの複写機を売っているんですか?」
えっ、耳を疑いました。
この子、コピーのことをコピー機と間違えている。
私をコピー機の営業マンだと思ったようです。
のけぞりました。
教授も苦笑。
今の若い子は知らないのねーコピーって。
以来、ライターというようにしています。