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子どもの発達を伸ばして『生きる力』を育てるためにできること


『社会モデル』は子どもの発達を伸ばします。
  

『社会モデル』というのは
障害は社会の障壁によって起こるもので
人の能力的なこととか機能的なことによるものではない
という世界的な考え方です。
  
  
  
〈自分が思うイメージ通りに状況が進まないことにうまく対処できないこと〉
  
〈イレギュラーな事態をうまく受け入れていけないこと〉
  
  
そんな一部分って
実は誰にでもあることで
  
困りごととなるか
困ることにはならないか
ときに悪目立ちするか
特段目立たないか
  
そのグラデーションがどこにあるかで
  
人との関わり合いの日常の中での
『壁』や『障害』となるかどうかというだけのこと。
  
  
その人自身が『障害』なのではないということ。
  
  
  
人にはそれぞれに
『こんな時はこうするもの』
『これはこう』
という基準、価値観があります。
  

例えば子どもが

〈自分が思うイメージ通りに状況が進まないことにうまく対処できない〉
  
〈イレギュラーな事態をうまく受け入れていけない〉ことで

感情の動くまんまに激しく泣いたり怒ったりする姿を見て


自分の基準とは違う
と瞬間的に無意識に判断すると
『なんとかしなきゃ』と感じるのです。

本当は『なんとかする』のは子ども自身。
ですが、『なんとかしなきゃ』と引き受けてしまうことはよくあります。


〈自分が思うイメージ通りに状況が進まないことにうまく対処できない〉
  
〈イレギュラーな事態をうまく受け入れていけない〉

これが
困りごとになったり悪目立ちしたりするとき
人との関わり合いで『壁』となるのなら、


いくらわたしたち親が
『なんとかしなきゃ』と思い
注意や指摘を繰り返したところで

その子が自分で『壁』を乗り越える力は身につかないということ。


感情の動くまんまに激しく泣いたり怒ったりする姿に、真正面で引き受けなくても大丈夫。


この先子どもが人との関わり合いをしていく中で
『壁』や『障害』にせず
自分で『うまくやっていく力』にすることができるためには

何ができるかな と、

子どもの真正面ではなく30センチほどズレた位置にいるイメージで、子どもの姿を眺めて見るのです。


例えばそれは

この後どうするんだろうと、子どもなりの答えを『待つ』ことだったり

子どもが折り合いをつけようとしている葛藤を『見守る』ことだったり

親にとっては
ヤキモキするような時間ではあります。


瞬間的に『なんとかしなきゃ』と反応して注意や指摘、アドバイスをしているほうがよっぽど安心かもしれません。


ですが

子どもが子どもの世界で
自分の人生を生きていく

それをサポートしてあげることが
わたしたち大人ができることです。


子どもが「自分で乗り越えられた」と思える体験は、
達成感と自分への信頼感となります。


とはいえ
『待つ』『見守る』というのは
難しく感じるものですよね。

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