「もう〇歳なのに…」「まだ〇歳でしょ」のズレが埋まると『言い合い』の毎日が減る
ソーシャルディスタンス(社会的距離)
フィジカルディスタンス(身体的距離)
このコロナ禍で
耳にしない日はない日常です。
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感染云々や物理的な云々の話
ではありませんがー
『距離感』は親子間で
大事になる要素だと感じています。
例えば
乳児期から幼児期
幼児期から学童期
学童期から思春期
思春期から青年期
このあたりの発達段階が
子育てに占める期間だとして、
その時々で
『距離感』を意識して
ある程度の『境界線』を
持っているのといないのとでは
「こんなにしてあげたのに…」
「親の気持ちも知らないで…」
「なんでそうなるの…」なんていう
不満が出てくるかどうかまで影響します。
何歳だからーではありません
その子その子の発達段階。
子どもの年齢を軸にしてしまうと、「〇〇さんちの〇〇くんは〜」「クラスの子はみんなできるのに〜」と、比較をしたくなるもので。
子どもを育てることに不満を抱くことほど
自分を苦しめ
こんなはずじゃなかったと感じる自分自身に嫌気がさす…
そう感じることはないなと思います。
でも
もっと〇〇してくれたら…
〇〇になったらどうしよう…
なんで〇〇しないのよ…
不満や不安で自分を追い詰め、そんな自分がイヤになる…を繰り返してしまうのも親だからこそ、なのかもしれません。
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とはいえです。
いつまでも子どもだと思う部分と
もう子どもじゃないんだからと思う部分が
子どものそれと
ズレていないか
どれくらいズレているかは
特に意識しておきたいところでもあります。
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思ってる以上にしっかり考えを持ち
思ってるよりも「まだまだ見ていて」と心の底では求めている
それが子どもなんでしょうね。
『距離感』は
わたしたち大人が勝手に決めるものでもなくて、子どもがことばや行動から示す姿から少しずつ見つけることができるもの。
「こんなことが?」「これだけのことで?」って思いもよらない日常のやり取りで
「子どもがよろこんでいる
それが嬉しい!」
と、たくさん感じられたらいいですね。