裁判員として裁判に参加した話 #2 候補者手続当日
どうも前崎律人です。
ちょっと前に裁判員として裁判に参加してきたので、そのことをnoteに書いていきます。
今回は候補者選任手続で裁判員に選ばれたときのお話です。
前の記事はこちらから↓
ちなみに選任手続きとはざっくり実際に裁判員になる人を決める会って思って頂ければ大丈夫です。
詳しく知りたい方は以下のページを参考にしていただければと思います。
2-1.候補者選任手続当日
そしてとうとう裁判所に行く日になりました。
裁判所に行くなんて小学校の社会科見学で最高裁判所に行ったっきりで、まさか人生で社会科見学以外で裁判所に行くタイミングが裁判員裁判とは思ってもいませんでした。
実際に裁判員裁判の候補者として参加していた方は20人ぐらい。
ただ、席ごとに飲み物が置かれてて数えてみたら30本ぐらいあったので候補者として選ばれたのはもっといたんじゃないかなと。
集合時間になった後は司会の進行によって手続きが進みました。
まず初めにここから裁判員として6人、補充裁判員として2人を選定することになるとのことの説明を受けました。
その後は、裁判員裁判についての動画を見ました。
「裁判員になったらこの後これをやるとー」的な感じで説明してくれました。確か以下の動画です。
さらにアンケートを書きました。
裁判員としての該当しない人物かとか改めて行けない日はないかの最終確認と、事件の概要についてで事件との関りがないかとか聞かれました。
この時点では特にどちらも関係なかったのでどちらも特に何も気にせず回答してそのまま裁判員選定のお時間まで待機。
この時間に個別で質問があれば個別に質問ができる時間がありましたが、正直今更質問もすることがなかったのでスマホ眺めて待機。
そして裁判員を選ぶ運命の時間を迎えることになります。
くじで決めるとのことだったので「箱があってくじ引き的な感じで決めるのか・・・?」と思ったら司会の目の前にあるPCのボタンを一回押すだけでディスプレイに番号が表示されました。
刹那、私の番号がディスプレイに写ってました。しかも、裁判員として。
選ばれたタイミングで
「そマ???????マジで???」
と受け入れられない自分がいました。
ちなみにこの時点で選ばれなかった人はこれで終わりとのことで解散、晴れて自由の身となっていました。
しかし、私はここからが本番です。
2-2.俺氏、裁判員として選ばれる
選ばれた瞬間、速攻で会社にチャットしました。
とりあえず軽いパニックになってたので終わったら出社すると伝えてたと覚えてます。
そこから裁判員として誓約書を書いたり、裁判官の方から裁判員として注意事項の説明を小一時間ぐらい聞いてました。
その後、実際に裁判が行われる法廷に行き、立ち位置や入廷/退廷時のお作法の確認と傍聴席に座って法廷を眺めてました。まさにちょっとした社会科見学。
そんな社会科見学も終わり会社に出社すると、まず上司に相談しました。だって選ばれたんだもの。だってその期間お仕事休まなきゃいけないんだもの。
結局その日は不在期間の案件のタスク調整で終わりました。
幸いにも事前にその不在期間を考慮したタスク調整をしていたので、そこは難なく終わりました。
調整後裁判前日まで社畜として仕事をゴリゴリ進める日々が続き、とうとう裁判員として裁判所に出頭する日を迎えました。
続き↓