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自身を信じて「勝」①

令和4年10月22日 福岡の宮地嶽神社へお詣りしました。
この日前後のことは、一生忘れない日々です。

9月末、23歳の娘が胃腸科で検査を受け、薬を処方されました。
それから数日後、娘は微熱と下痢が頻発し、再び受診。
胃腸科で、同じ薬を増やして飲むように指示されました。
それから3日後の10月11日、高熱、そして15分おきの下痢に見舞われる娘。
立てない、歩けない、けれども襲ってくる下痢のため、トイレへ行かねばならない状態。
熱は40度まで達していました。

つい10日ほど前は、あんなに元気だったのに。
チャラチャラ遊んで、ヘラヘラ笑っていたのに。
なにを境に、この状態に陥ったのか…。
冷静に振り返ったとき、
薬を飲み始めたことがきっかけだと確信しました。
薬だ。薬が合ってないうえに、増やされたことが原因だと。

娘に、薬を飲まないように伝え、
その日、私ひとりで病院へ行き、医師にその考えを告げました。

が、
薬が原因ではありません。
お嬢さんの病状が悪化している。
この薬で良くならないなら、次のステップへいくしかない。
この病院の同じ病気の患者さんの7割が、この薬で良くなってる。
と、回答。

あかんわ、この医者。
信用ならん。
話にならん。

転院したい。
強く思いました。

事前に調べ尽くし、問い合わせた病院へ転院できるよう、紹介状をお願いしました。

しかし、
コロナ禍のため、発熱している、しかも高熱の患者は受け入れられないと、希望する病院から言われる始末。
熱が下がってから、受診してください、と。

何を言ってるんだろう…
そう思いました。
熱がある、苦しんでいる、原因がわからない、
だから病院へ行く。
なにかしら異変があるから発熱する。
なのに、
発熱しているから、病院に来てもらっても診察できない?
原因がわからないから発熱しているにもかかわらず、
解熱してから来てください?

病院のすべてが信用できなくなった瞬間でした。

悔しくて、悔しくて、
悲しくて、悲しくて、
胃腸科の待合室で、ただただボロボロと涙を流しました。

あんなに元気だったのに、
ノーテンキに笑っていた娘なのに、
娘の笑顔を返してほしい。
心から、心から、願いました。

悔しくて、悲しくて
この願いが叶えば、他に何も要らないとさえも思い、ただただ涙が溢れました。

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