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【キャリア】いくつになっても子は子2

娘が26歳になりました。

同じものを食べさせて、同じ環境で、同じように、同じ心持ちで、格差なく、公平に公平に、息子と娘を育ててきました。

が、しかし…
なんでこう…性格って違ってしまうもんなんでしょうか(笑)

私の大学の卒業論文は、
The Study of Two Catherine's characters in Wuthering Heights by Emily Jane Brontë

英文学を学びながらも、環境における性格の比較研究をしたという、振り返れば、やっぱりそこに興味あったんだよなぁ…って,つくづく思います。

が、しかし…
同じ環境、同じ食べ物、同じメンバー…と、なんら格差ないと思っていましたが、
性格が相違していくのは、本人の意思であったり、光る個性であったり、自己認識や、幼稚園や学校の周囲などからうまれる「自律」だと思います。

さて、
娘は、内向的だと本人は言います。
確かに。
しかし、行動の仕方が、ちょっと大胆不敵なところがあります。
恐ろしく慎重な息子と、ちょっと、いや、かなり違います。

例えば
大きな湖があって、向こう側へ行きたいというとき
息子なら、いくつかパターンを考え、そこから、自身が最適と判断するパターンをさらに導き出し、分刻みの時間割を作って,計画的に向こうへ行くでしょう。
でも、渡りきるまで、たどり着くまで、絶対に信用しないタイプ。
たどり着いた後も、違うパターンならどうなるだろうと、またやろうとするでしょう。

娘なら、どうだろうなぁ。
手段よりも時間を優先させるだろうなぁ。
1分でも1秒でも早くたどり着けるのは、どうすべきかを最優先させると思います。
確実に、1番早くたどり着けるパターンを、短い時間で決断し、実行に移すタイプ。

息子は、念入りに調査して、未来のためにも役立つ優良な方法を確信する。
娘は、現時点で,短時間で完結する方法を選択し実行する。

これが違いだけれど、

共通しているのは、いずれも安易ではなく、それぞれの知見と知恵と知識と経験を絡めて、自身の最適を生み出す力を備えていること。

とはいえ、
これ、例え話なんですけどね。


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