Friday log #22 (1/7)

昨年もお世話になりました。今年もよろしくお願いします。私は、ロンドンに戻ってきました。毎年、9月の渡英よりも冬休み後の渡英の方が淋しいです。みなさん、お変わりありませんか？

この世界を好きになりたいし、この世界を生きる自分も好きになりたいのに、この世界から解放されたいという矛盾した願いは、書くことでしか叶えられないのだなと最近思うようになりました。でも、書けないことが苦しくてたまりません。自分の中に溜まっている澱のようなものが、あまりにも複雑に絡み合っていることに気づいてしまって、掬いきることができないのだと思います。言葉にできないことは、誰かと、何かと、触れ合うことでしか伝えることができないのだと思います。

実は、これを書くことには多大な勇気が必要なのですが、ストックホルムから帰ってきてから、ここ1ヶ月ほどずっと調子が良くありません。何に対しても心が動かず、そんな自分が心底情けないです。感覚的には、バーンアウトに近いかもしれません。無気力な状態が続いてしまっていて、私なんかが誰かに頼ってもいいのだろうかという自分の血肉にも何にもならない孤独に苛まれることが増えてしまいました。言葉も出てこないし、きちんと伝えることもできません。ネガティブになりたくない、常にポジティブでいたい、でもなれないという自分が一番わかっているからこその苦しみがあります。なぜだか、全ての原因が自分であるような気がします。でも、以前のバーンアウトからなぜか回復できた後は、素晴らしいことがたくさん待ち受けていたので、今回もこのバーンアウトが鳴りを潜めるまでじっと耐えようと思います。就活が原因なのか、人間関係が原因なのか、忙しさが原因なのか、マルチタスクが原因なのかわかりませんが、一つづつ丁寧に向き合っていきたいです。

今学期の目標は、書くことです。