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米軍機墜落事故の日

横浜米軍機墜落事件(よこはまべいぐんきついらくじけん)は、1977年9月27日(火曜日)、アメリカ海兵隊のRF-4BファントムIIが神奈川県横浜市緑区の住宅地に墜落し、一般市民9名が死傷した航空事故である。wikipediaより。

現場の江田北3丁目は現在青葉区になっている。横浜市、神奈川県在住の身としては忘れてはいけない事件だと思う。1977年だから自分は当時12歳、秋田県に住んでいた。米国に対する配慮か忖度か、マスコミの取り上げも弱かったのかもしれない。子供心にもあまり記憶にない事件だ。
事故原因の日本側独自の調査もできず、慰霊碑も建てることができず、遺族住民側の無念はいかほどの事であったか。

先般たまたま横須賀の米海軍基地に立ち入る機会があったが、そこで感じたのはここには日本の尊厳がないと言うこと。軍隊は上官と兵卒の階級が明白であるが、そこで働く日本人は下の下の扱いである。良いか悪いか別として。ホテルのメードさんたちが働くのはホテルの壁の奥のバックヤードであり、黒子であり表に出てはいけない存在である。こと基地問題に関してもこの側面は頭に入れておかないと、いま沖縄で起きている問題の理解も出来ないだろう。


我が家から徒歩で20分ほど歩いたところに犠牲者を弔う遺族が管理するハープ園がある。今朝方、朝の散歩で通りすがり、心の中で哀悼を捧げて来た。

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