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Day65 グリーンまち歩き_国分寺お鷹の道_都心の生態系を見に行く①

1.私の目指すもの

突然ですが、私は都心の駅前一等地に緑と小動物と虫たちの生態系を作りたいと考えています。
そして、それが帯のようにつながるグリーンベルトを作りたい。
かつて、東京には「グリーンベルト構想」というものがあり、今でも東京圏の地図を見るとその構想の片鱗があります。

これと似たようなものではあるけれど、地区ごとに駅から駅に渡る小さなグリーンベルトがあれば、そこに暮らす人々がグリーンベルトの散策により健康維持ができるはず。
それを妄想しているのです。

2.国分寺_お鷹の道を歩いてきました

都心の中で生態系を維持しているウォーカブル空間は無いだろうか。調べたところ、国分寺公園一帯がありました。
先ずは、国分寺駅に向かいます。
駅前は、何故味気ないのでしょう。もっと緑を!と思ってしまいます。

都心の街に緑が少ないと思ってしまうのは駅前の配置計画が原因ではないかと考えているこの頃

国分寺駅前を通り、都立武蔵国分寺公園に向かって歩きます。
しかし、向かう道に緑は見えてこず、、、徒歩で1Kmほど歩くと、ようやく緑のかたまりらしきものが遠くに見えてきます。

駅前から1街区ほど歩くとようやく緑らしきものが見え始める

途中、広い敷地にグリーンがきれいに選定されたとある企業の敷地がありました。

広い民間企業の敷地に植えられ、道行く人に癒しを与える緑
緑を多くするには、土地の細分化では無く集約化だと思う

都立武蔵国分寺公園に着きました。

都立武蔵国分寺公園の入り口

ようやくここから緑の探索に入ります。
緑に入り込むと、本当に心安らかになります。
駅から少し歩くからでしょうか。公園内は人が程よくばらけて遊んでおり、家の近くの小金井公園よりもアットホームに感じます。

公園内の水辺。ビル群が奥に見え、水辺とのコントラストが程よい感じです。

水辺を通り越し、道路を渡るブリッジを超えると、さらに緑量の多い一帯に足を運ぶことになります。

求めていた緑量 この位は欲しい緑量
いい感じの樹木の植生です。この雰囲気を駅前に持っていきたい。

武蔵国分寺公園を歩いていくと、お鷹の道につながります。

公園を抜けてお鷹の道に入って行く。小道の両隣は民地。民地の緑量が大きい。
ふと上空を見ると、敷地の向こうに大量の緑量が。向こうに見えるのは山ではありません。
武蔵国分寺公園の緑なのです。

深い深い緑の広がりがそこにはありました。

それから、西国分寺駅の方に歩いていくと、国分寺市役所が見えてきます。

建物の配置計画としては致し方がないのですが、圧倒的な緑を見た後は、もう少し樹木を植えてくれてもと思ってしまいます。

国分寺市役所の前では、古代道路にも出会いました。学術上、価値の高いものとのことです。

突如として現れる不思議な空間。「東山道武蔵路」とのこと。7世紀まで遡る道路でした。

それから、西国分寺駅に向かいます。

道路の上にむき出しの形でJR中央線が走る西国分寺駅近くの道路

すっかり緑が無くなりました。このギャップを何とかしたい。

そう考えながら帰路につく私です。

目指すは、駅から駅へのグリーンベルト。
日本全国の都市計画の中に位置づけられるようにしていきたいものです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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