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Day57 生物多様性・生態系について学んでいます。

先日、国土交通省主催のグリーンインフラの勉強会に参加してきました。

米国において、民間事業者が公園と集合住宅を整備した事例を紹介していただきました。
公園がまるで原っぱのような設えで、集合住宅の雨水を公園内の河川に流すことを自治体が許可した事例で、大変参考になりました。
質疑応答の時間に、生態系は設計できる、との話があり、なるほど、都市の中に適した生態系を設計できるかも、と、先ずは生態系について学ぼうと思い立ちました。
近くにある図書館の所蔵本を片っ端から読もうと思い立ちました。

導入本として図書館で選んだのが添付の「自然はそんなにヤワじゃない:誤解だらけの生態系」です。

アマゾンのコメント欄にもあるように、専門家ではない人が最初に読む導入本として真っ当なことを書いてある本、とのこと。

この本から学んだことは、生態系は何らかの刺激で常に変化をしており、その刺激に相応しい生態系が常に創り出されていく、とのことでした。

生物多様性については、「生物が多様であることは良いことだ」という説が世間でまかり通っているが、実はその理論を裏付ける実証は無い、とのことでした。
死滅していく動物種類が多くなっていることが人々の不安を作りだし、それが「生物が多様であることは良いことだ」の説を一般化させている、とのことでした。

折しも、voiyで木下さんが近年のSDG'Sや多様性の動きに変化が生まれてきていることに言及されており、

社会不安要素の種類が変化してきて、多様性への社会の'気持ち寄せ`が変化しているのではないかと感じたところでした。

先ほど紹介した本の他には、「生物多様性はなぜ大切か」も、生物多様性を論じた良書とのこと。

読むと、動物の中には単食でも必要な栄養素を得るように身体の仕組みを変化させているものもあり、人間が多様性を好むのは、人間が雑食により必要な栄養素を取り込むようになっている身体の構造からきているとのことでした。

そう思うと、人間が自然に対して変化を加えたことにより生じた生態系の結果、動物種類の多様性が少なくなってしまったが、それを元に戻すように人間が生物多様性を追い求めるよりも、生態系の変化により少なくなった動植物から必要な栄養を得る事ができるように、人間の身体の構造が変わっていく方が進化として向かう方向なのではないか、も考えました。

どうなんでしょう。。。

まあ、これは、かなり雑な感想だとは思いますので、暫く本を読み進めてみようと思います。



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