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no title

それは大体、なにかしらの言語化作業をしているときに起こる。

コピーを何十も出してるとき、文章を綴ろうとしているとき、他人の思想を書き起こそうとするとき。
書いているんだけど、書いている気がしないというか。

自分のなかの養分が持っていかれている感覚。一文字打ち込むたびになにかが吸い取られている、言いたいことはあるはずなのにかかるモヤは晴れないし、足場は減るし、指紋はなくなるし。砂を掴んでいる感覚。

もう何を言っているのかわかんないんだけど、要するに。
ずっと吸われているのにもう自力で開けられる引き出しがないんだわ、となるときがわりとよくある。

そうやって困ったことがあるたびに、本を掴んでしまうのです。
まあわたしは普段本を読みません!本当に読まん。

買うは買うし(半年に1回くらい)、持ち歩くこともあるものの、
読まん。というか正確には読み切ることはほとんどない。

でも、たまにぱらぱらとザッピングのようにめくって、止まったところで2-3文くらい目を滑らせて、またチャンネルを変える。
んでまた書き進めて。ぱらぱらして、眺めて、本を置く。
それってたぶん栄養が足りない、ってなっているんだな、と今日気がついた。

文字通り、言葉を食べている。
もしかしたら、食べる内容によって手元の文字を少しばかりチューニングできるのかも、とかもうっすら思ったが。

脳がもう動いてないので、今日はこの辺にします。

今週のお題:『人生で一度は言ってみたい言葉』

お経、ノールックで最後までとなえるとか。どうですかね。

おばあちゃんち泊まりにいったときとか、法事とか、ちょこちょこ聞くんですけどいつも飽きちゃうんですよ。だから途切れ途切れにしかおぼえていなくて。

できなくはないちょうどいいライン。
いつか、やる気が出たら覚えます。

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