考えすぎちゃったときは。
ご放念ってなんか可愛くないですか?
社会人になってからちょこちょこと聞くようになったんですけど。忘れてくださ〜い!気にしないでくださ〜い!という感じで使いますよね。
ご放念ください....🙏🏻と聞くたびに私はホウネンエビのことを思い出してます。
みなさん知ってますか?知ってますよね?仰向けに泳ぐホウネンエビ。
ファサファサのエラと目立つしっぽがついた。
水を張る初夏になぜだか湧いてくる田んぼのエイリアン(と、私は呼んでいます)
(人によっちゃ閲覧注意なので動画にしました。みて〜!)
あれがなぜか好きでした。同時発生するカブトガニは獲るだけ獲ってごついしなんかきもいかも〜とか思っているのに。
あいつはなんか許せるんですよね。なぜならカラフルだから。
胴は藻の色、尻尾は朱色、エビっぽさ全開のつぶらな瞳もかわいいです。
それが定期的に、Slackの中でご放念の旅に泳いでいきます。
田んぼに対して良い影響も悪い影響も与えない、無害ないきもの。
豊年蝦とも呼ばれる縁起の良さそうなやつに、いつも少しだけ力をもらっています。仕事中に感じた気のせいかな…?みたいな違和感を言うかどうか迷ったときとか。
エビ1匹放たれるだけだし、みんなわりと放ってるし。
気になることはもっと聞いてこ、そんで放念すればええんや、と気弱な自分と約束したニイでした。
今週のテーマ:たぶん自分にしかない、「天気」への感覚
台風前日のなまぬるい暴風がたまらなく好きです。いちばんざわざわするから。
おへその周りがむずがゆい。手先は風で冷えてくる。顔は湿度でペタペタで、耳もすーすーして。
強い風であればあるほど心の中はスカッとします。
ちょっと泣きたくなりながら、でも心からワクワクしながら、誰にも言わないで外に出ます。
掻き乱されて解放された気になるんでしょうか。
誰にも邪魔されたくない瞬間です。
で、だいたいこのあと気圧が下降して動けなくなります。