秋田は、熱かった。
とある謎プロジェクトのために秋田に行ってまいりました。
秋田の男鹿という場所にある工場をお借りして、謎の何かを制作していたわけです。
詳細を割愛しなきゃいけないのが心苦しい限りなのですが…、初秋田ということで、核心に迫らないカタチで秋田出張の熱を書き記しておきたいと思います。
ずばりタイトル通り、秋田は熱かった。
実は、前乗りした晩に秋田の居酒屋に立ち寄ったのですが、人っ子一人いない雪道の先に、渋谷と見間違えるような人でごったがえす居酒屋があったんです。
後々聞いたら、その店は予約困難の超有名店だったらしく。普通は入れないそうなのですが、なぜだか奇跡的にふらっと入れちゃったわけです(奇跡1)
そこでなんと明日会う予定だった方とばったり会いまして(奇跡2)。お~!とテンションぶち上がりつつも別の席に着席。その店、提供している日本酒の数がえげつないほど多く、壁一面に注文できる日本酒の名前が書かれています。見たことも聞いたこともないお酒がずらり。
そうこうしている内に、偶然会った方の隣の席が空いたとのことで移動させてもらったら、そっからは異次元。地方創生や社会課題に取り組む企業の経営者がずらりと並んでおりまして。その中でも秋田で名を馳せる「稲とアガベ」の社長がいました(奇跡3)。
何を隠そう、恩田は地方創生系にまったくの無知でして。稲とアガベと聞いてもポカンという感じで。先ほど会った方から紹介されたってことは、さてはこの人、明日いっしょに仕事する予定だった工場の方だなと悟り、堂々と「手伝ってくれる工場の方ですか?」と聞いたら驚愕しながら爆笑されました。その社長も、そんな間違いをされる経験が最近なかったのか新鮮な感じで驚いていたのが印象的でした(怒られなかった奇跡4)
なんやかんやで三島由紀夫の霊性とかの話をしていましたら興味をもってくれたみたいで、いっしょに何かやろうって話になったわけです(奇跡5)
その居酒屋には、他にもたくさんの経営者がいたようで。そこら中で「おお、いたのー!?」とか「じゃ、次いっしょにやろー!」とか「いいね、最高じゃん!」とかって言葉が飛び交っておりました。東京は店が多すぎるので、予定を合わせないと同じ居酒屋でばったり会うなんてことないと思いますが、ここは秋田ですから。集う場所が限られるみたいなんですよね。それが、この居酒屋だったわけです。そりゃ熱いし、どんどん進んでいくわなと思いました。
かくいう我々も、新天地への引っ越しを検討しておりまして。まだ具体的なことが決まっていないので、ここでも詳細は割愛させていただきますが、こういう場所づくりがひょっとしたらひょっとするのかもなぁと思った次第です。
そしてなんと、その秋田の輪に我々も突入することになりそうです。先ほどお話した「稲とアガベ」さんと一緒にカルチャーづくりを行う運びとなりました(奇跡6)
しかも、初回MTGはX上のスペースで公開します!
時間は新年一発目!『1/4(木)17-19時』
議題は『クラフトサケのカルチャー化』となります。
超楽しそうな議題!!!!!!!
スペースのURLは追って報告しますので、弊社の公式Xのポストをお待ちください。
ちょうど半年前に「文化とは何ぞ?」「カルチャーとは何ぞ?」「フィールドワークとは何ぞ?」という話をスペースで公開MTGしてきましたが、まさかの同じ文脈でプロジェクトが始動できるとは!!(奇跡7!!!!)
ということで、秋田の熱が冷めやらぬ状態で今日を迎えています。
とかなんとか言っていますが、実は幻の「奇跡0」がございまして。
奇跡1~7の起源は、先ほどお伝えした居酒屋にあるわけですが。
その居酒屋付近をぷらぷらすることになったのは、弊インターン生であり呑兵衛でもある、なりたよしこ氏が「とりあえず、あっちの方に行きましょう!」と勢いよく言ったのが始まりだったりします。
あの一言がなければ、奇跡は生まれなかった…。
なんともはや、奇跡の秋田なお話でした。