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経営者のシングルファーザー体験記
妻が出張に行っておる関係で、1週間だけのシングルファーザーに奮闘中でございます。
結論、むりでした。
非常に無理があります。
たった1週間だからなんとかなるさ、と思っていましたが、開始3日目にして精神と身体にダメージがすでに蓄積されております。
まずは、精神面。
なんだろう。別段、苦痛だなって思ってはおらず。嫌だなぁという気分もありません。ただ、ずっと精神年齢が3歳児に固定されてしまうので、脳がぼやけてしまう。また娘の方だって母親がいなくなって寂しいわけですから、ずっと後ろをついてくるんですね。タブレットとかおもちゃ片手に。無碍にできないので都度対応しますが、脳みそからジジッ、ジジジッとノイズ音が発せられます。それが地味に精神に影響を与えています。考えたいことが考えられないといいますか。スマホで調べたいことも調べられない。
そして、身体面。
これは恩田の性格上の話なのですが、目の前のタスクをどんどんクリアしていきたくなる性質なので、めちゃくちゃやってしまうんですよね。掃除に洗濯、料理にゴミ出し。普段は分業ですので、相手の作業テリトリーに口出ししませんが、いざ全部自分で作業を行うとなると、なんか細かいところが異常に気になる。そういう完璧主義的な部分が身体に影響を与え始めています。自分のせい。
たった1週間のシングルファーザー体験ではありますが、3歳児を本当に一人で育てている人もいるわけですから、これは途方もなくすごいことだなぁと感じます。
まして、経営者兼シングルファーザーというのは自分のまわりにはいなかったのですが、これをやるのは結構至難の技だなと感じますね。頭がフラットにならない。僕の場合、決断はだいたい朝に行うのですが、その朝の時間帯がめちゃくちゃ高速タスクタイムになってしまうので、慣れ親しんだリズムすら矯正させていかないといけない。
簡単そうなことほど、実は難しい。そのお手本みたいなものですね。
ひょっとしたら頑張れば誰でもできることかもしれないけど、そういったものの方が大変だったりしますよね。
さて、子どもの夕ご飯をつくらねば。
今日は魚を食わせる日。
今週の質問「ランニングホームランの誰かについて、他己紹介してください!」
では、紹介されて一番喜ぶ男こと岡嶋航希氏をご紹介しましょう!!!
おかじは、別名「国民の後輩」と呼ばれています。
未だかつて、彼以上に後輩能力に長けた人を見たことありません。なんでしょうね。彼の何がそうさせるのかわかりませんが、非常にいい後輩という事実は、先輩界隈では誰もが知っていることでしょう。
「あぁ、なんかタイトルだけは聞いたことあります」
「ぼくも、まったく同じこと考えてました」
このワードを何百回聞いたことか。
最初の1、2回は、「え?まじで!」と喜ばされ、
3回~4回目は「ほんとかな」と、まんまと乗せられ、
5回~99回目は「また言ってるし」と小笑いさせられ、
100回目以降は「ありがとな」と感謝してしまっている。
彼は、単に共感したかっただけなんです。
共感してあげてるみたいな打算ではなく、
自然と相手に共感したくなっちゃうんだと思われます。
その事実に100回目くらいで気づきました。
やさしさからの共感テラフォーミング。自然体ミラーリング。
天性の共感力を誇る「THE 後輩」です。
それを上司やら先輩やらだけではなく、分け隔てなく行う漢。
誰であれ気持ちの面から下支えする、国民の後輩。
あぁ、国民の後輩、おかじよ。
これからも、タイトルだけは聞いたことあってくれ。
まったく同じことも考えててくれ。
また会う日まで、元気でな。