そしてDJは改名した。
[The Black Madonnaとして知られていたMarea Stamperが、アーティスト名をThe Blessed Madonnaに変更した。]というツイートを見かけた後、[イギリス人プロデューサー・Dave Leeがステージ名のJoey Negroを放棄]のツイートも見かける。
アフリカ系アメリカ人に対する警察の残虐行為に抗議して非暴力的な市民的不服従を唱えるアメリカの組織的な運動[Black Lives Matter]が熱を増し、様々なところで人種差別反対は声高に叫ばれ、差別主義者は様々な形で糾弾され、或るいはデモから暴動に発展し、最初の理念とはかけ離れた現象を引き起こしている。日本にいればそのことはわからないが人種の壁は分厚くて高く、この壁はなかなか壊せないだろうし、ぽっかり空いた穴はまず埋められないだろうと海外に行けば体感できるはずだ。日本でも『対岸の火事とは言ってはならない。今こそ黒人の真の解放を!』なんて言ってる日本人もいたりして…。
私自身、もちろん人種差別は反対だ。肌の色の違いだけで差別してはならない。がそういう流れに少々飲み込まれてやしないだろうか?
The Black MadonnaがBlessed Madonnaに改名したことやDave LeeがJoey Negroという名義を使わないことはいずれも一連のBLM運動が大きくなって、白人なのにブラック・マドンナ、白人なのにネグロ(二グロ)は止めろ!ということなわけであるが、それは人種差別を盾にした圧力団体の手口そのもののようにみえてならない。実際圧力団体が彼らの改名を後押ししたのだろうが、『黒人は黒人らしく』『白人は白人らしく』することで差別を生んできたのではないだろうか?
残念ながら地球上には『戦争屋』と呼ばれる人種が存在していて人間と人間がぶつかり摩擦を起こし、その熱エネルギーをお金に換える。彼ら『戦争屋』には紛争の火種が必要だ。みんなが手をつないで仲良くされたら困るのだ。だから紛争の火種を懸命に援助して紛争を大きくしてもらうよう、世界中にアンテナを張り、紛争の火種になりそうな人物や団体に裏で援助する。そしてその戦争屋は今も権力の、ピラミッドの上の方にいる。
この『BLM』今となっては戦争屋のニオイしかしないのは私だけだろうか?
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