カミングアウト 略してみた
最近知り合った職場の女の子に結婚とか子供のことをたずねられたので、「女性のパートナーと1人ずつ子供産んで子育てしてます。」と勢いで話してしまった。
「賑やかでいいですね。」とキラッキラでニッコニコの笑顔を返してくれた。
その瞬発力と、くもりのない瞳に、言った張本人の私が1番驚いてしまって、腰が抜けそうだった。
カミングアウトに慣れていない(←あたりまえ)
根深いのは、カミア(略してみた。)以前に自分のことを職場で話すことに慣れていない問題。
昔はこんな性格じゃなかったな。。。
しんみり。
男性と付き合っていたら、もっと気軽に自分の話ができる明るい子だったのかな。
希望的観測。。。
女性と初めて付き合ったとき、友達にそれを話したら、「みんなに言わない方がいいかもね」と言われたことがある。
その友達の言いたいことはよくわかった。
友達にはひた隠しにする気もない。職場や学校ではオープンにするつもりもない。どっちつかずで生活してきた気がする。
仲のいい子にはそれまで通り自分の話をしたけれど、働き始めたら職場では恋愛の話や結婚観は言わないようになっていた。
仕事場では嘘の話でも作り上げておかないと、恋愛話や世間話がスムースに進まないのが分かるようになった。
その頃から自然と、恋愛とか家族の話を自分からみすみす、まわりにはふらなくなったみたい。
そんな習慣がついていたことに気がついていなくて、性格までクローズになっていたかな。
こんな明るくダブルママの話を聞いてくれる友達が職場にもみつけられるんだったら、話を避けてきたここ数年間がなんだか損したような気分にもなる。
1日の大半を過ごす職場で、もう少し明るくいたかったな。
。。。
。。。
結論をいそぐと、これはわたしにカミアする勇気をくれた皆さんありがとうございますという話。(え?突然)
カミアして堂々と胸を張って生きてるカッコいい人たちのおかげで、わたしも少しずつカミアしてこれた。
kemioさん、えれんじぇれでねすさん、同性結婚式挙げたカッコいいビアンカップルの友達、世田谷区議会員のトランスジェンダー上田あやさん。。。
あげていくときりがない。
自分もカミアしてみようかと思いたったとき、カミアしている人たちの勇気のほんのひとかけらでも分けて欲しいと思った。
それくらい自分はちっさいし、不安にもなるし、損したくないし、だから、勇気ある生き方している人たちに憧れるしすごく尊敬している。
わたしが勇気をだすきっかけは子どもや家族。
それから、ほんの少し、未来の自分のため。
自分の未来を輝かしくしたい!とかじゃなくて、悶々鬱々とした人生にしないという選択をして、おちゃらけて、にこやかに生きたいじゃないですか。。。
うんうんうん。
ま、考えすぎるのは良くないね。
今日はここまで。
今日も一日よくがんばりました。
わたしも、みなさんも、おつかれさま!!
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