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いまさらですが、FUJIFILMのコンデジX10をお迎え。

この度、2012年発売のFUJIFILMのコンデジ「X10」を購入しました。

とにかく可愛い。小さい。軽い。

すでにメロメロな状態ですが、この記事では外観や操作性、購入した理由、さらには作例の紹介なんかもしていきたいと思います。

FUJIFILM X10

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X10は2012年発売されたFUJIFILMのコンパクトデジタルカメラ。当時は7万円という価格でFUJIFUILMの高級ラインである「Xシリーズ」から発売された、いわゆる「高級コンデジ」。

X10のスペック

型番:FUJIFILM X10
有効画素数:1200万画素
撮像素子:2/3型EXR CMOS原色フィルター採用
レンズ名称:フジノン光学式4倍ズームレンズ
焦点距離:f=7.1mm~28.4mm (35mmフィルム換算:28mm~112mm相当)
開放F値:F2.0(広角)~F2.8(望遠)
デジタルズーム:超解像ズーム最大2倍 (光学4倍ズームと併用して最大約8倍)
絞り:広角(F2.0~F11)、望遠(F2.8~F11)

当時のコンデジのセンサーサイズとしては異例の2/3型センサーや光学ファインダーを搭載したことが大きな話題となっていたようです。

また、焦点距離28mm-112mmズームレンズが搭載されているのもすごいなと思うところです。実はFUJIFILMコンデジの現行機種「X100V」は単焦点のみとなっており、ズームレンズ搭載のコンデジとしては貴重な機種だったと思います。

このX10はすでに販売は終了しているので、もちろん中古で購入しました。すでに完成されているのではないかというこの見た目。最高です。

いまさらですが、FUJIFILMのコンデジX10をお迎え。

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カメラにはずっと憧れがありました。「でも今はスマホで十分綺麗な写真が撮れるしなあ」と思い、なんだかんだここ5年ほどはカメラ熱が冷めていました。

しかし、ふとした瞬間にYoutubeでカメラのことを調べはじめ、カメラ熱がまた高まってきました。そんな中で紹介されていたのが10年前に発売されていた「X10」というコンパクトデジタルカメラでした。

もともと筐体デザインからFUJIFILMが好きだなと思っていたので、買うならFUJIFILMと思っていましたが、このX10はまさに見た目がドンピシャなカメラでした。

なぜ今10年前のカメラを買ったのか

ここからは10年前のX10を買った理由をいくつか書いていこうと思います。

デザインがとにかくドンピシャ

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X10を購入した1番の理由はデザイン性です。やっぱりこのクラシカルな雰囲気のデザインはガジェット好きの心をときめかせます。

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また、「FUJINON LENS SYSTEM」のロゴもまた可愛いんですよね。

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ダイヤル式の操作は面倒かもしれませんが、個人的にはとても好きです。

操作性が可愛い

操作性が可愛いとはなんぞと申しますと、実はこのX10、電源ボタンがないんですよね。

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ではどうやって電源をつけるかというと、レンズを捻ってON/OFFする仕様になっているんです。

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ズームレンズを捻ると液晶モニターが表示されるようになっていて、これが非常にかわいい。

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ちなみにズームレンズの操作と電源ON/OFFの操作ではクリック感が違う(ON /OFFは力がいる)ので、誤操作で電源が切れてしまうことはまずないです。

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申し訳程度にストロボが付いているのもかわいすぎるポイントです。

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また、ファインダーには光学式が採用されているので、ガラス越しに見たままの景色が覗けます。

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ただ、実際これで撮影してみると全然違う部分が切り取られていたり、ファインダーには何の情報も出てこないのでピントが合っているかもわからないこともあり、実際には使用するのは難しい気がしています。

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また、ズームレンズというのも非常に使い勝手の良い点。開放F値2.8で最大112mmまでズームすることができます。

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28mm f/2.0で撮影
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112mm f/2.8で撮影

同じ位置から、ここまで寄ることができます。しかも結構綺麗に撮ることができます。

こうした細かいところで使いやすさと可愛さを両立させた1台がX10です。

とにかく持ち歩いてカメラを使いたかった

もちろんレンズを交換できるミラーレス一眼カメラが1番欲しいカメラではありました。しかし、カメラ初心者の僕にとってはまだまだ勉強不足で何を買えばいいかわからない状態。

そもそも、自分が何を撮りたいのか、どんな写真が好きなのかもよくわかっていない状態で単に「カメラが欲しい」という理由だけでカメラを買おうとしていたのだと気づきました。

であれば、まずはいろんな写真を撮ってみて自分の好きな写真や撮りたい写真を見つけていこうと考えた時に、コンパクトデジタルカメラというのが1番いいという結論になりました。

その中でX10というコンデジは見た目も操作性もドンピシャだった上に、中古市場では比較的安く出回っており、手が出しやすい価格だったのが決め手になりました。

FUJIFILM X10の作例紹介

では最後に、作例と言えるほどではありませんが何枚か撮ってみたので、X10がどんな感じの写りをするのか参考までご覧ください。

なお、僕は「写真をやるならモノクロに挑戦したい」ということだけは決めていたので、X10で撮影した写真もモノクロのみになります。

写真の風合いがわかるようにJpegの撮って出しの加工なしの写真です。

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FUJIFILM X10, ƒ/2.8, 1/34, ISO400
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FUJIFILM X10 ƒ/5.6 1/1500 ISO100
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FUJIFILM X10 ƒ/5.6 1/1500 ISO100
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FUJIFILM X10, ƒ/6.4, 1/2000, ISO100
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FUJIFILM X10, ƒ/6.4, 1/2000, ISO100
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FUJIFILM X10, ƒ/2, 1/800, ISO200, スーパーマクロモード
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FUJIFILM X10, ƒ/2.8, 1/350, ISO400

作例を見ていただきました。

これまでスマホカメラしか使ってこなかった僕からすると非常に想像以上に写りが良くて、10年前のコンデジとは思えない写真が撮れてとても嬉しいです。

開放F値が2.0〜2.8という非常に明るいレンズなので近くの被写体の背景ボケも割と出ますが、遠めの被写体もシャープでくっきり写っている印象です。

今後は自分だけの愛機にしていく

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今後ですが、いろいろカスタマイズをして自分だけの愛機X10にしていきたいと思っています。

具体的にはストラップやレンズフード、サムレスト、シャッターボタンなど、意外とまだまだ自分好みにカスタマイズする余地がありそうです。

カスタマイズの様子も追って報告していこうと思いますので、よければご覧ください。

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