「ハイネ」ライブレポ
デビューして１年も経たないのに武道館
賛否両論あったと思います
「本当に埋まるの？」
「まだ一曲しかないのに？」
「早すぎじゃない？」
そんな声を吹き飛ばすような
魂のこもったパフォーマンスでした
①おともだち
後ろのスクリーンにドアが映し出されて
開いたそのドア（スクリーン）から
メンバーがいつもの衣装で登場
全員で指を刺し合うあのポーズをする
あの時、いろんな想いでそれぞれの表情を
メンバー同士でみていたと思う。
これまでいちばんライブパフォーマンスを観る機会の多かった楽曲だけど、今回が史上最高で
「ｷｬﾊﾊ！」と笑ったり、アドリブも増えていた、最高
もなちゃんの「私じゃない！」の後に
美雨ちゃんが「ｷｬﾊﾊッ！」ってしたのが
個人的に最高でした。
②花喰み
インタビューで「ファントムシータをやってて、生きてていいんだって思えた」って答えてた美雨ちゃんの
「生きていいって感じさせて」でまず号泣
でもやっぱりこれは灯翠ちゃんセンター曲
ずっと支配的なダンスと表情
なにより、ラストの「Wow〜」が伸びやかで綺麗
そして最高の表情で歌いあげる
背景の映像もおどろおどろしい花々が歌っていて圧倒された。
③好き好き大好き（戸川純カバー）
ここでまさかのカバー曲、往年の名曲
メンバーが順番に「好き好き大好き❤︎」って言ってくれて
この時点で最高だったんですが
最初の「愛してるって言わなきゃ殺す」が美雨ちゃんで
私は膝から崩れそうでした
「好き好き大好き」と歌うパートは全員カメラ目線ドアップなので円盤化早くしろください
ハイネ全員がキュン死しかけているなかMCへ
ここでもう怒号のような声援
パンパンに埋まった武道館が真っ赤に染まる
そしてメンバー順に挨拶
みんな「楽しみましょう！」とか「よろしくお願いします！」で終わっていたのに
美雨ちゃんだけ「失礼しまぁ〜す」って勢いで言ってて
みんな笑う。すみませんもっと課金させていただいてよろしいですか？？？尊いです
④乙女心中
MC後は、私の最推し曲
衣装がMV衣装じゃないのが唯一残念でしたが
あれに衣装チェンジしたら時間かかってしまうので、無いとは思っていた。
ごめんなさい百花ちゃんセンター曲なのにこの時は「あとから円盤も出るだろうし」と
美雨ちゃんだけ見ていました
「些末ない噺をするな」のところの表情
最後の最後、MVだと５人がならんで各々で個性的なポーズをとるところ、美雨ちゃんが指先を綺麗に畳んでいくのが本当に大好きなんですが
それが生で見られて幸せでした
⑤魔性少女
そして流れるようにこの曲へ
「雨音」のライブパフォーマンス観てから好き度合いがグンと上がっていた曲でしたが
やっぱりこの曲はどうやっても凛花ちゃんが
輝きすぎる
もちろん褒め言葉です
「雨音」の時よりダンスのキレだったり
個々のパフォーマンスが上がりすぎてました
最初のガクンっ！ぶらーんぶらーんが好きなので
これも生で見られて最高だったし
「愛してる」の時の凛花ちゃんの表情が女王様すぎました
そしてここで2分間の休憩、衣装替え
スクリーンにカウントダウンが表示されてて
その背景映像がこれまた昭和チックな
昔のCDTVみたいな映像で
なんといってもBGMが
「あれ？これって…？」となりながら待機
そして
あの曲に続くのでした
⑥ラムのラブソング（松谷祐子カバー）
あのコミカルでドタバタラブコメ感満載のイントロに乗って、スクリーンのドアから衣装チェンジしたみんなが笑顔で登場
みんながこれまでステージで見せてなかった
アイドルアイドルした笑顔で
「そういうのもやってくれるのか！」
と思ったし、ハイネ側の緊張も取れたと思う
「あんまりソワソワしないで❤︎」
美雨ちゃんからもいただきました
⑦SWEET MEMORIES（松田聖子カバー）もなソロ
ラムのラブソングが終わって
そのあと、もなちがひとりで出てきて
ステージ上の階段に腰掛けて
真っピンクの中、ひとりで歌い出したとき
会場のハイネたちが「あぁ、そういうことですか…ありがとうございます…」という空気に
MCだったり、モナ横のオープニングアクトの一曲目がキミバツで「1000000」からだったり
後述のハイタッチ会も先頭だったり
いつもトップバッターで頑張ってるもなちゃん
最初は緊張してたかもしれないけど
すぐにみんな理解してピンクに染まっていくペンライト
そこからはもう独壇場
甘い歌声に甘いメロディ
そしてなにより
もなちゃんが昔なりたかったキラキラアイドルで
実力もある松田聖子さんの曲
最後の振り向き目配せは
映像化がもしビデオテープならそこ擦り切れるほど観てしまうと思うほど破壊力があった
ハイネたちも悲鳴に近い歓声。
⑧少女A（中森明菜カバー）凛花ソロ
「次は誰のソロだ？」ってみんなが期待するなか
花道の下から凛花登場
あの声質でこの曲は反則です
落ちサビの表情管理が天才
17歳の凛花ちゃんが
「いわゆる普通の17歳だわ」って歌うの
今日限り今日だけの特別
「じれったいじれったい」の振り付けが色っぽすぎたし、ポニーテールに指を絡ませながら歌うの
あなたギャップありすぎるのよ
⑨歌舞伎町の女王（椎名林檎様カバー）百花ソロ
イントロから倒れるかと思いました
美雨推しの私ですがソロはもうコレが最高でした
平成ソングもやってくれますか
しかも大好きな椎名林檎様の楽曲で
私もふだんからふと口ずさんだりする曲
「行方知れず」の関係値があるからこそできたのかな
あのセットでオレンジぎみのライティング天才だし
マイクスタンドなのもリスペクトがあっていい
口笛パートのところどうするのか期待してたら
マイクの一歩前に艶かしく出てきて
挑発するようなダンス
あえて椎名林檎様を表すような表現にしますと
右手でマイクを愛撫するように撫でていたのが
とってもよかったです。
あと百花ちゃんアナタそんな声だせたの
すごすぎるよ
⑩ジャックポットサッドガール（syudou）美雨ソロ
ここでまさかのボカロ曲
自分がボカロに明るくないから初見なのがとっても悔しかったのですが
それでも伝わってくる表現力
なにより歌詞が美雨ちゃんにあいすぎ
あの時間は美雨ちゃん中心に世界がまわってた
なんて支配的なパフォーマンスをするんだ
ライブ後すぐに調べて毎日きいてます
早く円盤で観たい
階段降りるときに慎重だったの可愛かった
そしてソロのトリ
11.「ちゅ、多様性」（anoカバー）灯翠ソロ
新しい一面を見せてきすぎ
まずはあの一撃でわかるイントロが流れて
ハイネたちがザワザワするなか
ステージ中央からせりあがりで登場しながら
「皆さん楽しんでますかーー？！」の声
あの時の笑顔、一生忘れない
シータの中でもホラー表現がひときわすごい灯翠ちゃんのアイドルアイドルした表情や仕草
「ゲゲゲロゲロチューせーのっ♪」っていう
コールアンドレスポンスまであり
最年長として圧巻の一体感を生み出してくれました
12.asphyxial (Cö shu Nie)
これも初見でした、悔しい
いやファントムシータの表現力にここまで合う曲のチョイス
背景の映像が白くて綺麗でした
これも毎日聴いてるので円盤で復讐
13.HANAGATAMI
怒涛のカバー曲つづきからのオリ曲
みんな静かに聴いていたし
終わっても「Fooo!」じゃなくて
割れんばかりの拍手オンリー、ハイネの民度、良い
ラストのほうの5人横にならんで
手をつないで１歩踏み出す振り付けが
「ファントムシータとしてこれからみんなでやっていく、っていう曲です」ってDVDインタビューで言ってた
その感じが出ていて号泣
14.サイレントマジョリティー
まさか、まさかのカバー
平手さんがクラウドナインに入ったからこそできた
もうライブで出来ないかもしれなかった名曲
あの歌詞をシータのみんなが歌う
泣かないわけがないです
ラスサビ前のソロが美雨ちゃんで大優勝
これからもノイジーマイノリティに負けずに
異端な挑戦を続けてほしい！
〜ここでMC〜
お約束の「次が最後の曲です」「ええー？！」に
みんなが満面の笑みなのが
上のスクリーンに出てて、ほんとにいい表情で
感無量
15.キミと××××したいだけ
アンコール前のラストがキミバツ
最後が座礼で終わるのでピッタリですね
もなちの「ワン、オーオー」が
モナ横初日よりめちゃくちゃ上手くなってて
「たくさん努力したんだね…」ってまた涙 笑笑
あと個人的に大好きなパート
灯翠ちゃんの「君は平熱〜」のところ
やっぱり何回聴いても圧倒される
ちゅ、多様性のときといい
「俺、やっぱり灯翠ちゃん推しでは？」
ってなるんだけど、灯翠ちゃん以外にもみんなにそういう瞬間があるから本当にバランス完璧な最高のグループなんだなと思うし、最高
そして、もちろんアンコールのコール
「ゾクゾクやってないよね？！」っていう熱量が入り混じったアンコール
最初は揃ってなくて
「プロデューサーも揃わないけどシータちゃんたちも揃わんのかい笑笑」
ってなりましたが
最後は一体感のあるコールになりました
そして、衣装チェンジをして登場
ツアーTシャツにメンカラのスカート
可愛すぎる、可愛いすぎる
そんな可愛い衣装でのアンコール1曲目は
16.なんてったってアイドル（小泉今日子カバー）
この日いちばんアイドルアイドルしてたし
ステージを広く使ってのファンサ
集まったハイネのみんなに二階席の端まで丁寧にファンサをしてくれました
「You are an idol♪」のコールアンドレスポンスも最高でしたね
ふだん恐ろしいみんなの、ステージでのその様子
パラレルワールドに居るような気分でした
そしてこのあと
あの伝説のアンコールへ
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17.Tot musica（Adoカバー）
来るとは思ってた、というハイネも多いだろう
期待する声もXで散見されていた
しかしあの、独特な環境音風のイントロが流れると、ハイネたちはザワつき
そんな隙を与えないほどにすぐ
全員でオリジナルのコーラスを交ぜながらの
「Gah zan takー！」の熱唱
歌割りの順番が朧げなんですが
美雨ちゃんがめちゃくちゃAdoちゃんっぽく歌っててそんなこともできるの！？と驚いたのと
灯翠ちゃんがルーン文字のとこ担当なの解釈一致すぎて天才でした
そして最後の最後に
花道の先端で全員あつまって
「おともだち」の最初のように向き合って
「Gah zan tat tat brak」の大熱唱
オーディションの課題曲でもあり
歌うのがしんどいときもあったであろうこの曲を
ファントムシータの一員となったみんなが
この武道館という場所でスタートを切ったみんなが
お互いの顔を確認しながら熱唱
いろいろな想いがこみあげてきて
本当に声を出して泣きそうでした
そのあとは涙でぐしゃぐしゃなので
前が見えてません笑笑
そして
最後のMCに入る。
音楽ナタリーさんのレポに無いところも抜粋すると
（うろ覚えなところもあります）
もなちゃんは
「ハイネのみんな、ではなく"あなた"、ひとりひとりのあなたに向けて言っていると思ってください」と前置きをしたうえで、ありがとうございましたと
感謝の言葉を伝えてくれました
美雨ちゃんは
「自分が居なくても関係なくまわってる世界なんて無くなっちゃえばいいのに、と思うこともあった」
と赤裸々な想いを告白してくれて
この時は誰よりも泣いていた。
「いまは生きてるなって思える」という花喰み歌唱パートの伏線回収もあり、美雨推しのわたしは更に号泣
凛花ちゃんは
「見た目のことでも悩んで、人と比べてしまったりもした」っていう言葉に、ハイネたちから、全方位から
「かわいいよー！」が飛び交う
なにより、凛花ちゃんはずっと
他のメンバーが話しているときに、そのメンバーを
ずっと見つめてた、本当にずっと
そんなところもみんなに愛されるんだろう
灯翠ちゃんは
「自分には居場所がなかった、しっくりこなかった」
しっくりこなかった、って言葉選びに人柄が出てて好き。
これにもハイネたちから
「ここにあるよー！」と声が飛ぶ
そして、話してる時にいつものように汗でびしょ濡れなのに、前髪ほとんど触らないで話し続けるの
そういうとこすき、まぶしすぎる。
MCのラストは百花ちゃん
「友達との時間よりも歌やダンスのレッスンをすることが多かった、でもそれが無駄じゃなかったと思えた」
っていうのを
泣きながら、号泣しながら話してくれた
本当に涙でつまりながらも話すところが素敵
落ち着いてから話してもいいのに、たぶん周りも待ってるからとか、ハコの時間もあるからとか
百花ちゃんらしく気を遣った結果、泣きじゃくりながらのMCだったのかなって思う
そんな百花ちゃんだから、周りのメンバーも優しく
泣いてるのを落ち着かせようとしたり
愛されているな、っていうのが伝わりました
そしてラストは
18.ゾクゾク
セトリをいつ考えたのか分かりませんが
ラストにもってきたのは大正解すぎます
まだまだ涙のMCの余韻が残り
みんなグスグスしてるなか
もなちゃんの「大丈夫？みんな歌える？」
って声かけから
あのポーズをとると、一気にみんなプロの顔
まずゾクゾクしました
最初の百花ちゃんの、さっきまで泣いてたとは思えない堂々たる歌いっぷり
その後の美雨ちゃん
「美人サマのお通りだ」でスッと前に出てくるの
本当にその通りだｱﾌｨﾗｶﾗｰﾗｰﾗｰ
「全部わたしのもの」のもなちゃん
小悪魔すぎてハイネ全員の心臓いったん止まった
アフィラカのときみんな一緒に歌ってました
次に参加するアナタも一緒に歌いましょう
ｱﾌｨﾗｶﾗｰﾗｰﾗｰ
美雨ちゃんの「余りある美貌〜」のところ
本当に後光がさしてみえた
女神って本当にいたんだ
凛花ちゃんの「ホントやんなっちゃうわ」を
生で聴けたのも本当に嬉しかったし
音源越えてきた、音に倒されそうだった
そしてそして灯翠ちゃんの
「人間、辞めてみる？」「冗談ポイ」で
ハイネたちは悲鳴にも近い歓声でボルテージMAX
ラスサビの「血塗れでもキス」のとこで
美雨ちゃんがMVのあの顔とポーズ
ずっと思ってたけど
美雨ちゃんのカメラ意識が本当にすごい
ずっと意識してるんじゃなく
「ここで欲しい」ってとこでキメてくる、素敵
そしてあのズーンというアウトロとともに
ステージ下に、せり下げで退場
言葉のないお別れが、潔くて
また次も行きたくなる
その後は"飛んで火に入る夏の虫"な映像の
ワールドツアー発表
危ないことに敢えて挑戦する姿勢
大好きです
「本当に武道館でよかった」と
「ファントムシータが大好きです」と
胸を張って言える最高のライブでした
シータのみんな
お疲れ様でした
ありがとうございました！