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MY SEVEN RULES

今回のブログチャレンジ。

テーマは「MY SEVEN RULES」

現在、フジテレビで放送されている「セブンルール」という番組がある。

様々なジャンルで活躍している女性に密着し、7つのマイルールとその理由を掘り下げていくという内容。

今回は公式HPの素材をもとに作成した自分自身の7つのルールを紹介してみようと思う。

▼シェア用URL(myセブンルール)
https://my7rules.jp/movie/q3y23cjh3zc7g84j

①コスパを意識する

物心ついた頃から、お金に対する考えは結構シビアだった。

小学生の頃、マクドナルドに行って「ハンバーガーとチーズバーガーで30円も違うってことは、チーズ1枚で30円もするの?30円もあったらビッグカツ買えるじゃん!そんなのもったいないからチーズバーガーなんて買わない」と本気で思っていたし、
家族でファミレスに行った時も、一番食べたいものという思考より先に「こっちのハンバーグとチキンは同じ値段だけどどっちの方がお得なんだろう、こっちはソースが違うだけで+100円かー」という視点でメニューを選んでいた。

安くゲームや本を買うために、10km近く離れたブックオフの2〜3店舗を自転車でまわって買っていたことも、1度や2度ではなかった。

学生時代はそうした「安い=正義」という感覚で過ごしてきたけど、社会人5年目くらいからは「コストが高くてもパフォーマンスが上回るかどうか」という、本来の意味でのコスパを意識するようになった。

「値段が少々高くても長く使えるかどうか」「年に数回使うものなのか、1日3回使うものなのか」といった視点であったり、機能だけでなく「時間」「気持ち」の面でもパフォーマンスを測るようになった。

ご飯屋さんも、店員さんの接客や人柄、居心地に対して対価をお支払いするという意識も出てきた。

自分にとって「パフォーマンス」の解釈は広がったけれど、昔から一貫して「コスパがよいか」という考えは変わっていない価値観。


②徹底的に調べ尽くす

例えば旅行に行く時。
どういう経路で、どこのホテルに泊まり、どういうプランで旅をするかをくまなく調べる。複数人で行く時も、だいたい調べるのは自然と自分の役割に。

例えば家電。
メーカー間の機能を比較して、どれが一番自分の欲しているものに合致しているかを調べる。比較サイトから口コミ、実際に店頭に行って触るなどしてかなり時間をかける。

とにかく納得のいく選択をしたい。自分でやらないと気が済まない性格なんだと思う。

これは、以前マーケティングの仕事をしていたことが影響しているのかもしれない。

世の中には、もちろん有益な情報、本当にオススメしている口コミもあるけれど、
よく問題にあがるAmazonのレビュー問題や、「●●ランキングBest10」「本当に役立つ●●5選」といったアフィリエイト目的のサイトが多すぎて、「本当に役に立つ情報なのか」を見極めようとする思いは年々強くなっているように思う。

自分も広告を作ったりコピーライティングをしていたこともあるからこそ、多角的に物事を調べることがクセになり、調べ尽くすことが余計に増えてきた。

最近は信頼に足る人やソースを探し出すことで、なんでもかんでも1〜10まで自分で調べることは少しずつ減ってきた。


③すきま時間はラジオを聴く

中学生くらいからずっと、通学・通勤時間の電車移動中などはウォークマンで音楽を聴いていた。
けれど、5〜6年前くらいからラジオを聴くようになった。

きっかけは、radikoというアプリのタイムフリーという機能で、リアルタイムでなくても好きな番組を聴くことができるようになったから。

社会人になりたての頃によく聞いていたSkyrocket Companyという番組からはじまり、最近は主に芸人さんがパーソナリティを務めるオールナイトニッポンやジャンクなどの番組をどんどん聴くようになってきた。

音楽ももちろん良いけど、毎日同じ曲を何度もループして聞いていた自分にとって、毎週新しい話題が出てくる新鮮さと、テレビとは違う一面が伺えるラジオは刺激的だった。

最近は家事をしながらとか、家の周りを散歩しながらラジオを聴くことにもハマっていて、いい気分転換になっている。


④人の背中を押す

誰かが決断を下すとき、「良い/悪い」のジャッジはしないようにしている。

たとえ自分から見て「辞めたほうが…」と思うような決断でも、その人なりの価値観で、色んな可能性の中から「これだ」と決断を下したのであれば、自分の意見を押しつけることはせずにその気持ちを尊重したい。

そんな自分は、決断をするのがとても苦手。
②で書いたように、何事も徹底的に調べる身としては、何かを決める時は比較材料を洗い出して、天秤にかけてからじゃないとなかなか大きな決断ができない。

一つひとつの決断を下すことの大変さを知っているからこそ、その人の意思や価値観を尊重して背中を押してあげたいと思う。


別の観点でいうと、決断をすることは自分に対して責任を取ることだと思っているので、責任を取らない他人にとやかく言われたくないという気持ちがある。

自分も言われたくないのだから、その裏返しで、他人の決断も外野から好き勝手言うのではなく背中を押して応援しようという気持ちを持っている。

VUCAの時代において絶対の正解がどんどん少なくなってきている中(いや、これまでも絶対の正解なんてなかったのかもしれないけれど)、その人が意思を持って選択した時点で、それ自体がまずは称賛すべきこと。

要は、自分自身が納得していればそれで良くて、親だろうが夫婦だろうが他人があれこれ口出しすることではないと思っている。
うまくいかなければ、その失敗からまた学んでいけば良いんだから

そして、それは大人とか子どもとか、立場や年齢も関係ない。

小学生の子がお年玉を何に使おうが、会社の後輩拙い企画を出してこようが(フィードバックしないということでは勿論ないが)、まずはその人の思いを大事にすることを忘れずにいたい。


⑤リフレッシュには、散歩とプールときどき自然

よく考え込んでしまう自分にとって、リフレッシュすることは良い精神状態を保つためにとても重要。

特にコロナ禍になってから、家を出る機会が減って悶々とする時間が増えたように思う。

そんな時、自分をリフレッシュさせる方法はいくつかある。

まずは散歩。
一番ハードル低く実行できるので、朝起きてから仕事までに家のまわりを散歩することが増えた。
特定のルートを決めず、その日の気分でラジオを聴きながら新しい道を歩いていく

旅行などで知らない街を訪れた時に、見たことのない景色を見つけるために街を練り歩く楽しさも覚えた。
最終的にはGoogleマップに頼ればいいので、地図を見ずに気の赴くまま。
ちょっと寄り道して迷うくらいがちょうどいい。


他には、気が向いた時にプールに行っている。
近所の小学校のプールが開放されており、一般の人も使えると知ったことがきっかけで数年前から通いはじめた。

社会人になり運動しなくなってからは体力の低下も著しかったので、最初は25m泳ぐのも大変だった。
そこから徐々に50m、100m、200mと距離が伸びていくことが楽しくて、今では2kmくらいは泳げるようになった。

最初から「1km泳げるようになるぞ!」とか「25mを18秒で泳げるようになるぞ!」とか、気合を入れていたら長くは続かなかったと思う。

その日の自分の身体の動きを確認したり、Maxスピードで泳いだ後にゆっくりと伸びをして泳いだり、特に目標などは持たずに自分の心と体と会話しながら泳ぐことで、適度なリフレッシュになっている。


あとは、頻繁に行ける訳ではないけど、自然を求めることも増えた。
緑豊かな公園に行ったり、大きな川や海沿いまで自転車を漕いで行ったり、焚き火をしながらキャンプをしたり。

自然の風や波や炎を見ることで、心身がスーッと緩んでリラックスできるあの感覚がとても心地良い。

去年訪れた上高地は、これから何度も訪れたい自分にとって一番のパワースポットになった。


⑥感謝の後出しをしない

高校時代の担任の先生が卒業式で言っていた言葉。
「感謝の後出しをしないこと」

昔、缶コーヒーのジョージアのCMで流れていた「世界は誰かの仕事でできている」の言葉通り、一つひとつの物事はいろんな人の力によって成り立っている。

だからこそ、その背景に目を向けて「ありがとう」の気持ちを持つこと、そしてそれを相手にきちんと伝えることが大事。

奥さんと出会ってから5年目、これまでケンカらしいケンカもしたことがないのは、お互いに感謝の気持ちを常に伝えられているからかなと思っている。


さらに大事になってくるのは、ただ伝えるのではなく「すぐ」伝えること。

気持ちには鮮度がある。

少し極端な例だけど、トイレ掃除してくれたことに対してその場で「ありがとう」と伝えることと、1ヶ月経ってから「そういえば先月、トイレ掃除してくれてありがとね」と伝えられることとでは、受け取られ方は全然変わってきてしまう。

一番新鮮なタイミングで気持ちを伝えることが、相手にとっても自分にとっても一番効果が高い。
だからこそ、「感謝をする」だけでなく「後出しをしない」ことが大事

最近生まれた子どもにも、周りにきちんと感謝を伝えられるようになってもらいたい。
そのためには、まずは自分と奥さんが日常の中で感謝を伝えている姿を見せて、それを当たり前にしていってもらいたいと思っている。


⑦幸せを更新し続ける

もう一つ、高校時代の担任の先生が卒業式で言っていて心に残っている言葉。
「幸せを更新し続けてください」

どうしても「今は大変だな」とか「あの頃は良かったな」とか「これからどうなるんだろう」とか、過去や将来にまで目を向けて気持ちが浮き沈んでしまうことがある。
そんな時に、いつも立ち返るのがこの言葉。

「今が一番幸せだな」
「あの時の大変なことがあったからこそ今があるな」
「これからが楽しみだな」

そう思えるように。

今のところ、この言葉を体現できているかと問われると、甘く見積もっても自己採点で20点くらい。

だからこそ、自分にとっての北極星のように、目指すべき道標としていつも忘れずにいたいと思っている。


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