【車一括査定サイトの闇】カーセンサーで９３万円の差額を生み出した「５つ」のポイントと注意点。

早速本題ですが以前、久々に車一括査定サイト（カーセンサー）を利用して車を売却しました。（愛車よ、グッパイ青春・・）

車自体は気に入っていたんですけど、都内在住だと電車移動の方が時間も正確で早いし、コスパも良い（駐車場代とか）んですよね。

そんなこんなで車に乗る機会がどんどん減ってきて、維持費も掛かるし、放置して劣化だけさせるくらいなら・・と、一括査定サイトのカーセンサーを使って一括見積もり→売却した感じです。

・・で！

その際、結果的に「９３万円」もの差額が出たんですが、その実体験を通して思ったのが

「これ、失敗する（安く買い取られちゃう）人多いだろうなー・・」

という事。

っていうのも、僕自身以前に一括査定サイトで失敗してるんですよね。

その辺についても後ほど解説しますが、その失敗経験からヒントを得て今回対策した結果、結構バカにできない差額が生まれた感じなんです。

そこで！今回はその実体験だったり、営業マンから聞いた話などを踏まえて、

・車一括査定サイト（カーセンサー）で愛車を高く売るコツやポイント
・車一括査定サイト（カーセンサー）で愛車を安く買い取られない為の注意点

などをまとめてシェアしておこうと思います。

・・題して、車一括査定の闇。（←物騒ｗ）

ただ、結構リアルに「闇」的な要素もあって、初めて車を売却する方や、初めて車一括査定サイトを使う方とかにとっては参考になる部分も多いと思います。

ちなみにこの記事の内容は、以下のYouTube動画の「まとめ」的な感じで投稿しています。

このYouTube動画では、

・各業者との対面での査定時の会話のやりとり
・査定前・査定後の電話のやりとり

なども全て公開しているので、より詳細な情報や内容を知りたい方は、是非動画を見てみてください！（高評価・チャンネル登録もしてくれると泣いて喜びますｗ）

【基礎情報】僕が車一括査定サイト（カーセンサー）で売却した愛車

まず今回僕がカーセンサーを使って売却した車の基本情報はこんな感じです。

・車種：JEEP（ラングラーアンリミテッドスポーツ）
・ディーラー車
・走行距離：約６万km
・オーナー歴：２オーナー（僕含め）
・自己修復歴：なし
・カスタム：タイガーパッケージ

ざっくりですが上記のような車を売却しました。

ちなみに売却日時（撮影日時）は２０１９年の１０月です。（このnote執筆時点から１年半前w・・ですが、今回シェアするポイントや注意点は今も共通してます）

車一括査定サイト（カーセンサー）で見積（査定）を依頼した会社は全「８社」

今回は車一括査定の王道的なサイトであるカーセンサーを使いました。

車一括査定サイトや、引越しの見積もりサイトを使った事がある方ならわかると思いますが、情報を登録してから鬼のように電話がかかってきますw

最終的に全「８社」に見積（査定）を依頼したんですが、８社全て「別々の日時」を指定して見積りしてもらう事にしました。

この「見積もりの日時を全社ずらした理由」は後程解説しますが、業者さん自体は有名どころの大手業者が５社、そうでない業者が３社、といった感じです。

もっと多くの業者に依頼すれば、より高い金額で買い取ってもらえたかもしれませんが、さすがに体力的にキツイので８社にしました。

全８社に見積りを依頼した査定結果一覧

で、結論から言うと以下のような査定結果になりました。

・１社目：１４０万円
・２社目（大手）：金額出さず
・３社目（大手）：１６０万円
・４社目（大手）：２００万円
・５社目（大手）：１７０万円
・６社目（大手）：１８５万円
・７社目：２３３万円
・８社目：２３０万円
（※今回結構暴露要素も多いので社名は伏せてます）

仮に１社目で決めていたら９３万円も「損」していた事になります・・（怖ッ！）

結果、売る事に決めたのは、一番査定金額が高かった７社目の業者さんになります。

全８社それぞれの特徴や一括査定時の模様など

この査定額に差が出た理由や、高額買取してもらう為のポイントなどについては後々解説するとして、まずこの８社の具体的な金額や流れや業者の特徴をお伝えしていきますね。（暴露的な要素が多い為、全社社名は非公開です）

■一括見積り１社目（大手じゃない買取業者）

まず１社目の業者さんですが、この業者さんは大手の業者ではありません。

アメ車専門店的な感じですかね。

ちなみに動画でノリノリに話していたのがこの１社目の業者さんです。

そのノリの良い社長さんが自ら査定に来てくれたんですが、かなり人の良い感じで車の好みも合うし、個人的な印象はめちゃくちゃよかったです。（査定結果は別として・・）

見積の時、「この場で即決してくれたら１５０万円出しまっせえ！」と提示してくれて、正直、人が良いので決めそうになってしまいましたが、さすがに１社目では決めたくなかったので遠慮させて頂きました。

最終的に「うちより高いところはまず出てこないと思うから、全社査定終わったらまた電話ください」って感じでお別れ。

僕としては「そんなものなのかー・・」とちょっと残念な感じでしたが、結局その後連絡を取る事はなく、最終的な査定金額は１４０万円でした。

■一括見積り２社目（大手の買取業者）

２社目は大手の業者さんです。

他の業者さんによると、この２社目の業者さんは仕入れた車をオークションに横流しするのが基本的な業者みたいです。（動画にもありますが「潰し」みたいな感じで、他の業者を落とすような営業マンも普通にいます）

ちなみに他の業者さんの場合、見積に来た時に色々と車のこと聞いてきたりするんですけど、この二社目の営業マンの場合は「逆に今決める気ないんすよね？」って感じで、寡黙というか、不愛想というか・・

そのまま具体的な金額を出さずに帰っていっちゃいました。（※ちなみにその後も連絡がなかったので、最終的な査定金額も出ていないです）

■一括見積り３社目（大手の買取業者）

３社目も大手の業者で、CMとかバンバンやってる買取業者さんです。

ここの最終的な査定金額が１６０万円で、営業マンさん的にも「他に売ってもらった方が良いと思う」的な感じでした。

■一括見積り４社目（大手の買取業者）

ここは僕自身聞いた事なかったんですけど、全国的に展開している業者さんみたいです。

営業マンさんがやけに自身満々で、「ウチがいたら勝てないってみんないいますからねー」みたいな感じでした。

他の営業マンさんはその場で即決を求めがちですが、この営業マンさんはそんな感じでもなく、最終的に出た査定金額が２００万円でした。

この時点で１社目とは６０万の開きがある感じですね。（大手の業者の中では一番でした）

■一括見積り５社目（大手の買取業者）

５社目も大手の買取業者さんで、買取日本一的なキャッチフレーズで知名度の高い業者さんです。

ここの営業マンが謎だった・・(笑)

かなり上から目線で、会話が通じなかったり、謎に説教が始まったり・・

詳しくは動画を見てほしいんですが、ここの最終金額が即日契約・車預かりの条件で１７０万円でした。

正直、この業者が一番高い金額を出してきても別の業者に売っていたと思います。（それくらい信用できない人だった）

■一括見積り６社目（大手の買取業者）

こちらも大手で、業界の知名度でいったら一番なんじゃないかな？って感じの業者さんです。

ここの最終金額が１８５万。

この人、「いい人」がにじみ出てる人で、なんか心痛かった・・ｗ

■一括見積り７社目（大手じゃない買取業者）

・・で、ここからですね。

この７社目の業者さんは大手ではないですけど、アメ車を得意として関東圏にそこそこ展開している業者さんで、査定の段階で２３０万円の金額を置いていきました。

後の８社目の業者さんもそうですが、この手の車種（カスタム系やアメ車）は大手じゃない直販業者さんの方が強いですね。

■一括見積り８社目（大手じゃない買取業者）

８社目もまた、大手ではない会社でアメ車専門店です。

見積もりの段階で２３０万円を提示してくれて、「それ以上は無理」と査定段階で伝えられました。

その上で、この８社目の営業マンさんが、「７社目の業者さんに電話して、８社目が２３０万円を出してくれたとぶつけてみて、少しでも査定額を上げてくれたら、７社目に決めちゃった方が良い」とアドバイスしてくれました。（神なの？）

結果、売る事に決めたのは７社目の買取業者

後日、それぞれの業者さんとの最終的な電話でのやりとりについては、動画の方で公開していますので割愛しますが、結果として８社目の営業マンさんのアドバイス通り、７社目の業者さんに「８社目が２３０万円を出してくれた」とぶつけてみたところ、２３３万円を提示してくれたので、２３３万円で、７社目の業者さんに売る事にしました。

ただ当時はまだあくまでも査定段階だったので、あれこれ言われて最終的な買取金額が変動する可能性はありました。（この辺の注意点も後程詳しく解説します）

なので入金の確認が取れてから、まとめ動画を撮影した感じです。

１社目の業者さんの査定額（１４０万円）と比較すると９３万円の差額が生まれているので、仮に１社目で決めちゃっていたら、単純に札束が一個なくなってしまっていた事になります。

そう考えるとマジで恐ろしいわけですけど・・今回の実体験を通してだったり、いろんな営業マンから色々な情報を聞いて感じたのは、「無料査定の金額が高いから」っていって決めるのも危ないし、「営業マンの口車に乗って即決してしまうのも危ない」という事です。

今回に関しては問題が無かったので良かったんですけど、実際トラブルみたいのも多いみたいなので、ここからは「どうやってこの差額を出したのか」のポイントとか、実際の営業マンから聞いた「闇」的な部分をシェアしてきます。

なぜこんなに査定額に「差」が出たのか

まずこの

「なぜこんなに査定額に“差”が出たのか」

についてなんですけど、この査定額の差については、正直僕の車種が車種だった点もそれなりに関係あったと思います。

っていうのも、そもそも僕が今回査定をお願いしたジープラングラーアンリミテッドは、純正（ノーマル）で乗る方も多いんですけど、カスタムして乗る人も多い車種なんですね。

カスタムしがいのある車っていうか、なんて言うか。。

で、動画にある通り、僕が乗ってたジープラングラーアンリミテッドはタイガーオートという会社のパッケージで、そこそこゴリゴリにカスタムしてました。

だから好きな人は好きだけど、敬遠する方も多いって感じ。

もちろんカスタム好きでも、人それぞれでカスタムに好みもあるので、一概にノーマル車とカスタム車で二分できないってところもあります。

いずれにせよ言えるのは、カスタムしてる時点で「一般受けはしない車」って事ですね。

とくにファミリーカーとして購入する事を考えると、まずノーマルの方が人気だと思いますし、カスタム好きな場合でも、ノーマルで購入してから自分好みに１からカスタムしていく方も多いと思います。

つまり「お客さんの絶対数」としてはノーマル車の方が多い。

＝業者としては「ノーマル車の方が売れずに在庫として抱え込むリスクが減る」と言えると思います。

その上で、業者によってこの価格差が生まれた大きな要因が

直販か、業者オークションへの横流しか、の違い

です。

そもそも、この一括査定サイトで見積りに来る業者さんっていうのは

１、お客さんから買い取って、お店でお客さんに直接販売する「直販」か
２、お客さんから買い取って「業者オークション」に横流しするか

の二択で、いずれかによって利益を発生させていきます。

後者の業者オークションは、文字通り中古車売買を行う「業者」が対象の会員制オークションで、車種や年式、距離やグレード、状態などを照らし合わせると「過去の落札相場」を確認する事ができます。

よって「２」の一括査定で買い取ってから業者オークションに流す場合は、もちろんその業者オークションでの落札相場以下の値段では買い取れません。

買取業者も当然ビジネスですから、利益が出る金額でしか買えないわけですね。

業者オークションへの横流しの薄利多売で儲ける・・みたいな感じみたいです。

一方で「１」の直販の場合は、査定で買い取った価格に利益を上乗せしてそのままお店でお客さんに販売します。

なので、言ってしまえば店頭でお客さんに販売する価格より安く買い取れればいいわけです。

もちろん直販する場合でも、店頭で売れ残った場合は業者オークションに流すので、買取にもある程度の限界ラインはあると思いますが、店頭で売れる見立てがあれば、オークション相場よりも高い金額で買い取る事が可能になってきます。

その上で今回売ったアンリミはカスタム車なので、純正のノーマル車をメインに扱う大手の業者の直販よりも、カスタム系を取り扱っているようなアメ車専門的な業者の直販の方が強いわけです。

逆に今回のアンリミがノーマル車だったら、おそらく大手の方が高く査定できたんじゃないかと思います。

実際に今回査定してもらって高額だったラスト二社はどちらも大手ではなく、アメ車を得意とする業者さんでした。

だから「これでも利益取れる」っていうラインが高かったんだと思います。

三番目に高かった業者は大手ですけど、差額が３３万あるので、やっぱり業者によっての客層の違いや、車種や仕様によっての得意不得意があるのかなと。

・・が！

動画では言い忘れてましたが、一社目の最低額（１４０万円）を提示してくれたノリの良い業者さんも実は、ごりっごりのアメ車専門店なんですよね。

なんなら８社の中でも一番アメ車アメ車してる業者w

そう考えると完全に足元見られてたわけですけど（だから後日一切連絡こなかったのか・・w）この事からも本当、「複数の業者で見積もりをする事」が重要だと思います。

車一括査定サイトで愛車を高く売る為のポイントと注意点

そんなこんなで、僕が売った車が少し特殊だった事もあり、他の車種も同じくらい差が出るという事はできないんですが、おそらくどの車種、どんな仕様でも買取額を上げるポイントや注意点もあるのでシェアします。

それが以下の５つです。

・ポイント１：全ての業者の時間をずらせ
・ポイント２：絶対その場で即決しない
・ポイント３：具体的な金額は言わない
・ポイント４：営業マンが言ってる相場を鵜呑みにしない
・ポイント５：減額しない事を確認する

それぞれ詳しく解説していきますね。

■車一括査定サイトで愛車を高く売る為のポイントと注意点その１：「全ての業者の時間をずらせ！」

まず１つ目のポイントと注意点が

「全ての業者の時間をずらす（別々の日時に呼ぶ）」

という事です。

今回全８社、月曜の１４時からこの会社で、１６時はこの会社で、火曜は・・みたいな感じで、４日間に分けて別々の日時で査定してもらいました。

その理由は、僕自身、昔別の車で一括査定を依頼した時に、全社一気に同じ時間に呼んで痛い目を見ているからです。（確か、その時も８社くらいだったと思います）

その時は初めての一括査定だったんでわからなかったんですけど、まとめてみてもらった方が時間的にも楽だし、「全社まとめて呼べば、その場で競りみたいに引き上がってくんじゃないかな」って安易に考えてました。

これが大間違いで、大失敗したんですね。

っていうのも、そもそも結局査定に来る営業マンは、それぞれ担当の地域があるんで、みんなツウツウなんですよね。

それこそ現地に営業マンが鉢合わせるわけですけど「おお！お疲れー！」みたいな感じで、こちらからすると「・・え？友達？」みたいなノリなんです。

もちろん全社の営業マンがそうではなかったんですけど、半分以上の営業マンがそんな感じで、もう１つのグループみたいなのが出来上がっちゃって、見えないところでヒソヒソ話してたりしてて・・みたいな。

うーん・・。

この感じは動画の方が伝わるので、そっちを見てもらえた方が嬉しいんですけど、とりあえず自分が業者を呼んだのに、逆に超アウェーな雰囲気だったんです。

で、結局かなり安く買い取られちゃった経験があるんですね。

その時、談合とまでは言えないのかもしれないけど、そんなものを感じたわけです。

極論、例えばA社B社C社の３社があって、そのA社は本当は１００万円出せるとするじゃないですか。

でもB社C社は９０万円しか出せない。

そうなると必然的にA社が１００万円で買い取るのが普通ですよね。

でも、ここで３社が結託して、裏で「うちこの金額出すから・・」的な話をしていれば、

B社とC社：「MAX７０万円が限界ですねー」
A社：「ウチは７５万円出せますよ！」

といった感じで、僕に提示してしまえば意図的に査定額を下げることはできるわけです。

そしてその差額分がA社の利益になる。

B社C社としては、真っ当に勝負しても勝てないなら、安くライバルに譲って持ちつ持たれつの関係でいた方が、仲良く同業付き合いできる。

もちろんこれはあくまでもたとえ話ですし、当時その営業マンたちが裏で何を話してるのかは聞き取れなかったので真相はわかりません。

ただ、当時の現場の雰囲気が無茶苦茶悪かったり、最終的な買取金額が低かったり、いろいろ重なって嫌な経験でしかなかったんですね。

そういう要因になる事はできるだけなくしておいた方が良いに決まっているので、「全社別々の日時で呼ぶ」というのは押さえておいた方がいいポイントだと思います。

そして次のポイントを一気に２ついっちゃうと、

■車一括査定サイトで愛車を高く売る為のポイントと注意点その２〜３：「絶対その場で即決しない」「具体的な金額は言わない」

になります。

営業マンも仕事で来てるので、当たり前ですが「できるだけ安く買い取りたい」事は確かです。

ある営業マンさんから聞いた話によると、営業マンも歩合制？出来高制？だから、売買差益が大きければ大きいほど、自分の給料も上がる・・みたいな事も言っていました。（もちろん業者にもよると思いますが）

逆に損してしまうような仕入れをしてしまうと、その分も自分に降りかかる？みたいな事も言っていた気が。。

いずれにせよ、どの営業マンも例外なく「できるだけ利益の出る金額で自分（の業者）が買いたい」わけで、だからこそその場で

「いくらならいいですか？」
「今決めてくれるならいくら出しますよ」

と食い下がって即決を求めてくる傾向にあります。

ただその場で即決してしまうのはNGです。

それこそ僕の事例で言うと先ほどの１社目のような事になりかねないので、即決を求められたり、具体的な金額を聞かれた場合は

「最終的に高かったところにします」
「全部査定が終わってないんでわからないです」

とかわしてください。

実際、最終的にどうなるかなんて、本当にわからないわけですから。

正直、こちらが首を縦に振って決まるまで帰らないんじゃないかってレベルで話が長い営業マンもいます。

また、やっぱり人間ですから、話していて情が湧いてきたり、面倒だから決めちゃいたくなる気持ちもすごくわかります。

・・わかるんですけど、少しでも高く売りたいなら、そこは鉄の心を持って即決せずにぐっと堪えてください。

実際僕も、一社目の営業マンの方とは２時間くらい話して、めっちゃ話も合うしノリもいいので、「後の７社全部キャンセルしてもう決めちゃおうかな」と思ったんですけど、もしそこで決めてしまっていたら９３万円も損していたわけです。

そう考えると本当に怖いですよね。

なので

「絶対その場で即決しない」
「具体的な金額は言わない」

これは徹底した方が良いと思います。

ただこれは、本当に「売る」前提での話ですので、営業マンさんには「必ずどこかに決めます」という点は伝えておいた方がいいと思います。（見積もりだけして売らない依頼主も多いみたいなので）

あと営業マンの営業トークの注意点として

■車一括査定サイトで愛車を高く売る為のポイントと注意点その４：「営業マンが言ってる相場を鵜呑みにしない」

というのも重要なポイントだと思います。

これは８割型の営業マンが使ってたフレーズで

「今この車種、業者オークションでこの相場です」
「相場が絶対だからこの金額より高い金額では買い取れないんですよ」

と言ってきたり、資料などを見せてきます。

中古車の相場に関する知識がないと普通に「ああ、そんなものなのか」と思ってしまうんですけど、その辺はフルシカトでOKです。

っていうのも、その相場も人によってバラバラなんですよね。

中には安く買いたいから、同じ車種でも比較的評価の低い車種の落札相場を見せてくる事もあります。

動画にもありますが、実際一社目の営業マンは、「みてください！１４０が相場なんですよ」って何度も熱弁しながら１４０万円を提示してきていましたが、普通に「１６０〜１７０万が相場」と言っている営業マンもいたり、「このカスタムなら１８０万くらいが相場ですかねー」っていう業社さんがいたりと、相場ひとつをとってみても、かなり開きがありました。

もちろん、今回売ったアンリミがカスタム車なので、若干特殊な面もあるんですけど、これは大なり小なり一般的なノーマル車にも当てはまると思います。

この中古車の相場についてもそうですし、専門的な事言われても、こちらとしては「どうせわからない」わけですから、そういった営業トークをそのまま鵜呑みにするメリットはありません。

こちらとしては高く売れればそれで良いわけですから、あくまでも「最終的に高かったところに決める」というスタンスを貫くだけでOKです。

そう言うと多分、「後出しできるから後の業社の方が有利じゃないですか」と言われると思うんですけど、その場合は「今金額出さなくて問題ありませんし、御社より高い査定額が出たらその価格も伝えるんで、そこからまた判断してくれればと思います」と伝えるだけでOKです。

それと、これもかなり重要なんですけど

■車一括査定サイトで愛車を高く売る為のポイントと注意点その５：「減額しない事を確認する」

これは絶対やってください。

これも営業マンから聞いた話なんですけど、大手の買取業者であろうがなかろうが、査定を終えて業者が車を引き上げた上で、査定額を減額してくるケースが普通にあるみたいです。

で、減額されて「納得できない！」と言うと、買取業者によっては車の陸送費を別途請求されたり、手数料として３万円を請求されたり・・などなど、減額どころか余計な出費が重なってトラブルになるケースもあるとのこと。

もちろん、水没とか修復歴とか、メーター改ざんとか、売る側に非がある事を隠して査定依頼していた場合は減額されて当然です。

ただ、ボディの傷や凹み、内装・外装の汚れやその他の細かいポイントは、全て査定時に営業マンがチェックしているはずなので（というか、その為に営業マンが現地に来て査定額を出しているので）、そういった現地で確認できる（確認したはずの）ポイントで減額するのはおかしいんですが、それでも減額される事は普通にあるとのことでした。（どことは言いませんが、大手の買取業者が結構やるみたいです）

買取業者によっては、減額しない事を約束してくれる業者さんや、車を引き上げる前に現金払いで支払ってくれる業者もありますので、その事前確認は絶対必要です。

また、そうでない業者だとしても、「事前に現地でチェックしたポイントで減額する事はない」という事の約束はとった方がいいですね。

できれば営業マンとのショートメールや録音など、証拠になるものを念のために取っておくと安心だと思います。

一括査定サイトで愛車を高く売るポイントと注意点の「まとめ」

そんな感じで、長くなってしまいましたが、今回のポイントと注意点をまとめると以下の通り。

・ポイント１：全ての業者の時間をずらせ
・ポイント２：絶対その場で即決しない
・ポイント３：具体的な金額は言わない
・ポイント４：営業マンが言ってる相場を鵜呑みにしない
・ポイント５：減額しない事を確認する

この５つを守れば買取額は上がると思います！

動画の方では、今回のnoteよりも詳しく解説しているので、よければ見てみてください！