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#三原市
石丸伸二が直接対決を恐れる宿敵 第1回 ~同じ背景から同じ日に誕生した「双子の市長」~
石丸伸二は、東京都知事選挙に立候補するために、7月に迎える任期満了を待たずに、1期目途中で安芸高田市長を退任した。
あらゆる選挙への立候補を視野に入れるとも、首長になることしか興味がないとも公言する石丸が心から恐れている人物は、都知事選で相まみえる小池百合子でも蓮舫でもない。それどころか都知事候補者ですらない。石丸と全くといっていいほど同じ背景から同じ日に市長に就任したこの男である。各メディアは
石丸伸二が直接対決を恐れる宿敵 第2回 ~伏線・河井夫妻選挙違反事件~
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傷心の東京都知事選出馬
この記事を執筆している間に、東京都知事選は現職の小池百合子が3回目の当選を決めた。ネットで話題をかっさらい、創業実業家から選挙資金を調達し、大勢のボランティアに支えられた石丸は、当落ラインには程遠い得票に終わった。
しかし、知名度も実績もある蓮舫にこれほどの差をつけて得票2位とは、誰もが予想していなかったに違いない。市井の都民の多くは、選挙前には石丸など全く
石丸伸二が直接対決を恐れる宿敵 第3回 ~同じ日に市長になった岡田吉弘~
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同日に行われた二つの選挙
河井夫妻選挙違反事件で現金を受領した責任を取り、安芸高田市長の児玉浩と三原市長の天満祥典が、同時期に辞職したために、奇しくも両市は市長選挙を同日に告示(2020年8月2日)および投開票(8月9日)することになった。
安芸高田市副市長の竹本峰昭しか立候補を表明していないことを知って、勤めていた三菱UFJ銀行を退職し、急遽立候補を決断したのが石丸伸二である。安
石丸伸二が直接対決を恐れる宿敵 第5回 ~経歴に見る岡田吉弘の優位~
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注)冒頭の画像は、2020年8月10日付 中国新聞(中国新聞デジタル)
並べてみると比較せずにはいられない二人
石丸伸二と岡田吉弘の二人は、河井夫妻から票の取りまとめを依頼され現金を授受した責任を取って、安芸高田市と三原市の両市長が同時期に辞職したことから、同じ日に誕生した青年市長である。
2024年東京都知事選で石丸に投票した選挙民の何割が、三原市長に就任した「双子の市長」の弟
石丸伸二が直接対決を恐れる宿敵 番外編① ~暴言王・泉房穂~
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はじめにこのシリーズでは、石丸伸二の隠れた宿敵を書き連ねているが、石丸の宿敵とは表題にある泉房穂ではなく、安芸高田市と同じ背景から同じ日に、三原市長に就任した岡田吉弘のことである。
当初は、もし石丸が広島県知事を目指しても、岡田が擁立されたら石丸は回避せざるを得ないことだけを書こうと考えていた。しかし、執筆中に兵庫県知事斎藤元彦のパワハラ問題において、ますます深刻な事実が明るみに出
石丸伸二が直接対決を恐れる宿敵 番外編② ~内閣総理大臣岸田文雄と広島県知事湯崎英彦~
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はじめに前安芸高田市長石丸伸二と同じ日に三原市長に就任したのが岡田吉弘である。
二人は広島県で起きた河井夫妻選挙違反事件を受けて、両市の市長が同時期に辞職したことによって誕生した、言わば「双子の市長」であるが、メディアに二人揃って取り上げられることはほとんどなかった。
このシリーズでは、石丸が岡田と比較されることを恐れて、広島県知事選への立候補を回避する見通しを書いている。しかし、現
石丸伸二が直接対決を恐れる宿敵 第9回 ~岡田吉弘との比較で石丸信者の洗脳は解ける~
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石丸現象は何者かによって意図的に作り出されたクラウドワークスという業務委託のマッチングサイトに、このような募集広告が出ていたのをご存じか。
出稿を依頼したのが誰かは知る由もないが、石丸伸二を賞賛する大量の動画は、動画主が単に小遣いを稼ぐために作られているのである。動画の視聴数が伸びれば、投稿者に報酬が振り込まれることは誰でも知っているのに、その意図を見抜けないのは愚かである。そして
石丸伸二が直接対決を恐れる宿敵 第10回 (最終回) ~石丸をめぐる評価と今後の展望~
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東京都知事選後の石丸は、テレビ出演したりネットに動画配信をしたものの、次に出る選挙については具体的な言及を避けていた。
石丸を取り巻く賛否両論石丸の安芸高田市長在任中には、大正大特任教授の片山善博が、その政治手法をバッサリと切り捨てた。
これに対し、石丸は会見にて以下のとおり反論した。
ちなみに、片山は旧自治省出身で鳥取県知事と総務大臣を歴任した、日本有数の地方自治におけるエキ