連絡待ちは身が持たない。
10月1日付で他部署へと異動することになった。同じ職場の気になっている男性ともう会えなくなってしまうので食事に行きたいと思い、勇気を出して誘ってみた。男性を食事に誘ったことがないので口から心臓が飛び出そうなくらい緊張したが、承諾してくれた。
そして当日になり、私は「帰りに連絡先を聞くこと」と「自分の気持ちに素直になること」を誓った。過度の緊張と、そもそも口下手なのもあって、食事中の会話は途切れ途切れだった。プライベートの話がしたかったが仕事の話ばかりになってしまった。
帰り際、名残惜しい気持ちになり、もう少し話したかったが、相手が「異動先でも頑張ってください」と言い残し、駅の改札の中に消えていった。あまりにも別れ方があっさりしていたので「絶対に脈なしだ」とビビってしまい、結局連絡先を聞けないまま帰宅した。
家に着いて、頭の中は「なんで連絡先を聞かなかったんだろう…」という後悔で満たされていた。ビビってしまった自分が情けなかった。
相手が私の連絡先を聞いてこなかったってことは、興味がないってことなんじゃないか。でも興味がなかったらそもそも食事の誘い自体、断るんじゃないか。なんて、頭の中でぐるぐるぐるぐる…答えの出ない問いを繰り返していた。
まだ諦めきれない自分がいることに気づき、勤務最終日、直接会うことはできなかったので連絡先の書いた紙を相手の机に置いた。そして現在、連絡を待っているところである。
恋愛に奥手な私が男性を食事に誘い、連絡先を渡しただけでも大快挙。それだけでも十分なんだけど、やっぱり返事が来なかったら…と思うとショック。でも来なかったら来なかったで諦めがつく。連絡来るかどうか待ってる間がしんどい。そわそわする。身が持たない。
また進捗あったら書きます!