ratings杯ベスト4まで連れていってくれたネクロマンサー
初めまして、第9回ratings杯ベスト4になりましたRgreyです。
私個人かつbo3においての考えなので意見の違いがあってもあしからず
今回たまたま結果が良かっただけというのも重々自覚しています。
初レート杯で記念かつ記録という意味もあり、書いていたら予定よりかなりの長文になってしまいました。読みたいところだけ読んでください。
レート杯の前評価+予想
アディショナル後、特に9期後半終わったあとは環境にウィッチが台頭してきてR,W,B,Ncの4デッキに大体絞られ、9期後半R-Ncを握っていたこともありR>Nc≧W>Bという評価
Rが一番上なのは総意だと思うので説明を省く、Ncは環境で最も強いRに対し五分以上にやれるという立ち位置の良さを評価していた
デッキの特徴から安定性を高めつつパワーも高いR,B、事故と向き合いながらパワーを求めるNc,Wという評価なので最もRに対し立ち位置が悪く他に対しても有利ではないBは評価を下げている
9期時点ではR-Bが多かったことから、個人的にレート杯出場決定後にした
持ち込み予想はR30~31,B15~16,W7~9,Nc5~7,other2~4だった。
安定性を求めることが多いレート勢はWの可能性を感じてもBを持ってくる人が多いと思っていた(自分のNcのように9期を戦った信頼というのもあるかもしれない)
自分もWも調整していたがプレイングや構築が納得いくものが出来ずWを持っていくことは断念した。試行錯誤しながら調整していたが、そこは一人で調整してる限界だったのかもしれない
持ち込み結果はR32,B13,W11,Nc7,V1、自分も少しだけ検討したロイヤル外しがいなかったこと、思ってた以上にWを詰めてきた人が多かったことがあったが大きく外れてはいなかった
ミッドレンジロイヤル・構築
テンプレなので特に言うことないのですが一応少し
テンプレの中でも少し違いがあるとこの採用理由だけ、プレイングやマリガンは様々な方が残しているのでそちらを参照、他のレート杯出場者に比べ上手い自信は全くない。
ルシウス・1枚
リーシャをとても高く評価しているため1コス兵士なので高評価、エンハンスで進化を使わず1面処理できるのは全てのマッチアップで有効なため採用
白と黒の決闘・2枚
アディショナル後において強くなったため3枚採用が増えたカード、強く使うためには前ターンに盤面を強くすることかハンドに他択がないと強く扱えないカードなので枚数減らして2枚採用
エルネスタ、簒奪の従者・0枚
エルネスタはハンドの入れ替えをどう見るかで評価が分かれるカードだと思うが個人的に評価低め、従者は強いターンが限られていて顔詰め大事な環境で211は評価低いため不採用
ワルツ・1枚
白黒を減らした分の4コスという意味もあるこのカード、リーシャとくっつく兵士であり魔弾を使うことで進化温存も出来る。2枚採用も考えたが322というスタッツは少し弱く他を削るほどではないため1枚のみ採用
ゼタ・0枚
顔詰めが大事な環境で中型を進化要らずで取れるカード、Rミラーにおいてアイテールで使徒をサーチ出来ないことは致命的になるため不採用
ミッドレンジアーカスネクロ・構築
やっと本題
環境終わり、ローテ落ち前に自分に結果をもたらしてくれたデッキ
感謝しかない
テンプレというものがあまりなくレート杯に持ち込まれたネクロは皆違っていたので全部に触れていきたい、自分の構築は今でも後悔してない
グレモリー・2枚
不採用も見られるこのカード、横展開環境において余った1コスで1面増やすことが出来る上に進化カードが盤面に残っていれば1ドローも付与する。
ギルネと比べて盤面が強くなること、手札に同時に出せるカードがあれば盤面処理も可能。3枚採用すら考えたが被ると動きが制限されやすく枠の兼ね合いで2枚採用
ソウルコンバージョン・2枚
3枚採用が基本で9期後半は自分も3枚採用だったが1枚減らしたカード、先行においてマリガンでキープしないのであれば採用する意味がないと思っているため先行マリガンにおいて単キープからする、後手においては序中盤でソルコンを打つテンポロスを許容出来ないパターンが多いことから1枚減らした2枚採用、打たなくて済むならその方が嬉しい。
ルリア・2枚
横展開継続には強いが顔詰める展開に弱い2コスでアーカス起動10ターン以降に盤面空から20点出せる唯一の玉(霊魂は手札が軽くなりすぎ、強く使えることが少ないため不採用)、グレモリー2枚採用のこのデッキは1試合にギルネを複数枚出す必要性が落ちてるため1枚落として2枚採用
レディグレイ・3枚
パワーカードの一つで脳死3枚採用、9ターンにレディグレイグレモリーの処理しつつドレインで延命をすることも出来るので他デッキよりさらに強い
フェリ・3枚
222なのにフィニッシャー、ギルネとの相性がすごい!
二コラ・3枚
アーカス3枚なのに減らす理由がないカード、対R以外に置いては盤面に出すことが出来る無限リソース。禁絶の一撃回収のために中盤に優先して盤面に出すことでカウントを稼ぐことを必要になったりもする
死の夢の少女・3枚
最強!全力マリガンする価値があるカード、しないけども
深淵の夢は割れるまでのターンを考えて置くタイミングが大事になる
悪意の憑依・3枚
確定枠、永遠の誓いを打つ算段がある場合は序盤にガマンすることも大事
ビックソウルハンター・3枚
常に相手にケアさせるカード、Bに対しては少し弱いが3枚確
ビクソ以外の略称はよく分からない
フラン・3枚
呪いと従僕どちらを取るかも今打つかも地味に大事なカードでネクロマンスと先の動きを見据えてチョイスする、もちろん3確
ボーンドローン・3枚
テンポカードでパワーカード、減らしてる人も多くいたがグレモリーギルネと相性がよく対Rでも強いので3枚採用確定枠、後半出しても相手に処理強要させる小さいケルベロス
ケルベロス・3枚
対Rに対してはセレスの方が強いことが多いが弱くはない、1枚で3面展開することが対B,Wに対してとても強いので環境に合わせて3積みした
セレス・2枚
交戦時効果のおかげで除去されにくく回復が偉いカード、終盤に出すことで延命してフェリやギルネに繋げやすくなるのでぜひ採用したいがケルベロスより優先度落ちるため2枚採用
飢餓の絶傑ギルネリーゼ・2枚
バフカードかつフィニッシャー、9期後半では1枚採用の形を回していたが素引きをしても強くギルネ連打による回復で10まで繋ぐ形、テンポムーブしている時の7ターン目バフが大事になることから枚数取って2枚採用
アーカス・3枚
ほぼ敵にいる対Rを考えているのでもちろん3枚採用、被って負けることより減らして引けずに負けることの方がしょうもない。一応ボーンドローンやケルベロスを3枚採用してることからアーカス後もテンポの動き継続も出来る
不採用カード
ゴーストライターを含む222
前評価のところにも明記したがネクロは事故と向き合いながらパワーを求めるデッキなので安定感というのは求める必要がない、2ターンの動きとしては対Rを考えた時でも11枚もある、後攻なら14枚ある。確率を考え、わざわざ入れなくてもいいという判断。
冥河の案内人
入れても良かったが入れなくても良かったカード、アーカス二コラ3積みしてる以上捨てるカードには困らない。枠の余裕がなく他のカードを抜いてまでわざわざ入れる価値は非公開性ではなかった
オルトロス
処理しながら中型という点で中盤優秀なカード、4コスで1面しか出ず体力3というのが環境に合わないため不採用
ファフニール
盤面除去をしながら高スタッツを押し付けるカード、アーカス3積みで十分Rに対してやれるのでこのカードを入れてまで対策するのは過剰で、他に対して特にWに弱くなりやすいので不採用
ネクロマンサー・マリガン
これはレート杯前にしっかり決めて臨んだこと
前提としてさきほどから書いているネクロは事故と向き合いながらパワーを求めるデッキであることを踏まえて読んでほしい
2枚キープ決まった後の3枚目はマナカーブを考えてのキープなので割愛
単キープ ・死の夢の少女
先行時の単キープ ・ボーンドローン、ソルコン、
対B,Wケルベロス、対Ncセレス
セットキープ・ボーンドローンorケルベロスがある時に
二コラ以外の2コス
後攻時の単キープ ・レディグレイ、憑依、フェリ
セットキープ・ボーンドローン+二コラ以外の2コス
ハードマリガンだが、もし序盤にマナを外しても強い動きをすることでカバー出来る。ソフトマリガンをしてもパワーカードを引けずにリソースが枯れることが多く今期のネクロにおいてはハードマリガンの方が勝率が出る
他の人がどうしているのか分からないがマリガンについてはパターンをしっかり計算している(それについて書くとさらに長くなるため割愛)ためマリガンは合ってると思うし結果も出せた
一応説明も少し
先行でのソルコンは先行というテンポをリソースに代えるカードなので単キからする、ppが余った時や動きがないときに打つ、無理して打つカードではない。
後攻では2ターン目に222以外のフォロワーを出すことはテンポロスになりやすいこと、レディグレイのバリュー上げという観点からフェリまで単キ
ボーンドローンを後攻で単キしないのは4ターンでの一番強い動きではなく、レディグレイや222を探す方がゲームに勝ちやすいから
レート杯戦績
先後結果,自分-対戦相手リーダーの順で表記してる
初戦 SRG Lilacさん 先行負け,R-R
後攻負け,R-B 0-2で負け
2戦目 アースさん 後攻勝ち,R-R
後攻負け,Nc-R
後攻勝ち,Nc-B 2-1で勝ち
3戦目 rikkaさん 後攻負け,R-B
後攻勝ち,R-R
後攻勝ち,Nc-R 2-1で勝ち
4戦目 虚無ちんさん 先行勝ち,R-Nc
後攻勝ち,Nc-R 2-0で勝ち
5戦目 ココアさん 先行勝ち,R-Nc
先行勝ち,Nc-Nc 2-0で勝ち
R4-3,Nc4-1でBO3では4-1でスイスドロー6位、決勝トーナメント進出
1回戦 Qwert| jupiさん 後攻負け,R-R
先行勝ち,Nc-W
先行勝ち,R-W 2-1で勝ち
準決勝 SRG| くーげさん 先行勝ち,R-R
後攻負け,Nc-R
先行負け,Nc-W 1-2で負け
最後に感想を少し
今期は後攻というテンポロスをどこで捲るかが常に課題となる環境だった。
練りに練って優勝する意気込みで挑むも、初戦は緊張もあって何も出来ずに負けて0-5を覚悟したがその後立て直せた。最後は割り切っていた事故寄りで大きな分岐もなかったためしょうがなかったと思う。
個人的には3戦目でからくりさんに勝てたことが一番嬉しかった、自分の自信にも繋がった。
次環境でも勝てるように、またレート杯に出れるように、次は優勝出来るように頑張ります。ここまで読んでくれた方ありがとうございます。