スペインのこと。
私の記事はいつも長い。
2個しか書いたことないけど。
そして今日のもとっても長い。
お話しし始めよ。
プロフィールにも書いてるように
私はラテンを愛してる。
特にスペインには少し住んでいたこともあり
思い入れがかなりある。
私は有難いことに
マドリッドの国立大学に
縁あって
留学をさせてもらってた。
そこでこの話をするとよく聞かれるのが
なんでスペインだったの?
という質問。
本当にそのとおりだと私も思う。
私がスペインに留学をした人に出会ったら
全く同じことを質問する。
だからまずは私がスペインの大学を目指した
きっかけ
について書いてみようかな。
私がラテンに魅了されたのは
メキシコがきっかけ。
そもそも私の通っていた高校では
3年次に第2外国語を選択することができて
当時、というか今も
すごくお世話になって憧れている
先輩がスペイン語を選択していたから
真似しよ
とスペイン語を選択した。
そして大学入学後も
第2外国語を選択しなくてはならなくて、
どうせなら少しでも知ってるのにしよう
そのくらいの気持ちでスペイン語を選択した。
そしてなんとなく終わろうとしてた大学1年。
スペイン語の期末テスト
を受けに行こうとした時
メキシコ研修
という言葉を大学の国際課掲示板で見つけた。
テストに向けて勉強していたからなのか。
理由はいまだにわからないけど。
なぜかとにかく惹かれてしまった。
すぐに応募した。
突然のことで
とにかくピンときました。
そんな内容を志望理由に書いた。
大学はそれを信じてくれたのか
なんとか選考に通り、
大学1年の春休みに
メキシコへ行くことになった。
研修という名がついてるがほぼ
旅
だったと私は思ってる。
だから人に話すときは旅と言っている。
そこで私は人生を変えるラテンに出会った。
これが私の行った街。
Guanajuato.
グアナファトと読む。
町全体が世界遺産で
ディズニーピクサーの映画
リメンバーミー
のモデルになったところ。
とにかくカラフルキラキラ。
たった2枚の写真で
日本とは文化が大きく違うこと、
伝わると思う。
人と違うことは楽しいこと。
家族の時間を何よりも大事にすること。
食事は必ず一家で食べること。これ何より大事。
木曜の夜から週末を楽しみに呑み踊りながら街をみんなで回ること。
言葉が通じないことは楽しいこと。
楽しいからの理由だけで街をカラフルにしちゃうこと。
...
何もかもが初めて出会った価値観だった。
ありきたりな表現をすると
全身に電流が走った
まさにこれだった。
日本で疑問に思ってたこと
もっとこうしたら良くなるのにと思ってたこと
嫌だだと思ってたこと
その全てがないのがこの国だった。
ここで私らしく本気で人生楽しみたい。
それしか考えられなくなった。
何がそんなに私を惹きつけたのか
言葉でなんて表せない。
とにかく刺激的だった。
死を覚悟したようなお腹の壊し方もした。
バスの扉は閉まらないけど爆走するから
落ちて死にかけた。
トイレットペーパーは流せない。
スラム街に1人で迷い込んじゃった。
きっと苦手な人はとことんイヤな環境。
けど私は
これだ。
ここ以外ない。
そんなことを感じた。
ホームステイをさせてもらってたし、
そのホストファミリーが
本当に素敵な家族だったこともあると思うけど
とにかく私はメキシコに魅了された。
だから研修に行った大学の教授をつかまえて
ほぼ全く話せない
(当時過去形を知らなかったレベル)
スペイン語で
ラテン文化についてとにかく質問した。
その中で
メキシコの文化の原型はスペインにある
と知った。
そうなれば、スペインも気になっちゃう。
だからそのスペインにも行くしかない
と思った。
たいして賢くもない大学生が
スペインに住むにはどうしたらいいか。
留学しかないと思った。
だから帰国後
信じられないほどスペイン語を猛勉強した。
その後なんとかスペインの大学に合格して
無事留学をすることになった。
こんな感じの
「人生オモロ」
な出会いでメキシコやスペインを知り
私の心の全てを奪われた。
人生何がきっかけになるかわからない。
だからとにかくなんでも拾ってみる。
出会いもチャンスも
とにかく拾うことにしてる。
とっても長くなっちゃったから
スペインのことはまた別で書こうと思う。
ここまで長い文章を読んでくれた人の中には
気がついちゃった人もいるかもしれないけど
タイトル嘘になっちゃった。
正しくは
メキシコのこと。
だった。
さらに言うと国のことじゃなくて
私がどう感じたか
をたくさん話しちゃったから
結局これも自己紹介
なっちゃったのかな。
いいか。
本当にこれでおしまい。
Hasta luego! Chao!
(スペイン語でまたね!)