見えないものを見る

コアエッセンス第2回のセミナーの中で、これから行う”電話セッション”では、「見えないところ鍛える」ということを習った。

電話では相手の声しか聞こえない。

表情も仕草もわからない中で、相手が何を考え、何を伝えたいのかを読み取らなくてはならない。

相手の顔を見ながら話すほうが何倍も理解できそうだが、声を頼りに相手の見えない所見るというのは、非常に難しい故、自分にとって良い訓練になりそうだと感じた。

そもそも私は、電話で知らない人と話すことはそんなに好きな方ではない。

むしろ嫌な方だろう。

私の仕事において、電話で知らない人と話すケースは少なくなく、緊張しながら話していることもしばしば。

そして仕事の上でいわゆる”クレーム”を受けることは多々あり、毎回心が疲れ果てて、不安定になってしまうことが何よりも辛かった。

30分以上、攻撃的な言葉を投げかけられることもあった。

だけど、コアエッセンスでべーシックを半年受けたことで、それが少し変わってきたかのように感じる。

自分を、そして相手を信頼できるようになると、これまで見えていた景色は一変し、だいぶ落ち着いて対応できるようになった。

なんなら相手の本心を探る余裕があるぐらいだ。

そして、最初は敵対していた相手が、落ち着いて最後に「ありがとう」と言葉をもらえた時、なんとも言えぬ喜びに変わるのだ。

この時私は、自分から壁を作るのではなく、愛を持って接することで、相手も応えてくれるようになるんだということ実感できた気がする。

これから行われる電話セッションにおいても、気負わず、自分らしく相手と向き合って話せるように、頑張ってみたいと思った。

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